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2008年4月24日 (木)

高金利御三家動向と来週からの視点

4/24「高金利御三家動向と来週からの視点」        
2008年4月24日(木)―2007年4月25日(金)

総括「高金利御三家動向と来週からの視点」
需給「ゴールデンウィークにはドル買いが起きるか?」
テクニカル「昨夏以前の動きへ戻る兆しも」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
当局orうたかた無常「地デジ面倒」
ID為替「短期41 市場参加者の横顔⑱ヘッジファンドその③」
横浜湘南便り「ヨコハマシャンソン」

 ドル円102-105 ユーロ円 162.50-165.50  

P1000048 P1000045 P1000046
     
 FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2000年=100)4月23日東京引け 前回 4月18日からの変化 円90.4弱し、ドル80.6同、ユーロ142.6強し(2007年1月4日 円82.3(87.9)ドル89.7(91.5)ユ-ロ125.5(120.0)括弧内は2006年1月4日)4月23日ドルインデックス IN NYBOT 71.842強し、CRB421.89強し、CRUDEOIL117.91強し、DOW12763日経平均ドルベース4月23日東京引け131.71 IMM円投機筋 4月15日 円47972(前週比+4905)ユーロ20093(-9342)
 
1、予定 

(今週の予定)

21(月)豪PPI、日 第三次産業活動指数 
22(火)米 リッチモンド連銀製造業指数、中古住宅販売
23(水)豪CPI、日 貿易統計、南アCPI
24(木)NZ中銀政策金利、日 全産業活動指数、企業向けサービス価格指数、ユーロ圏経常収支、独IFO景況指数米 雇用保険、耐久財受注、新築住宅販売
25(金)日 CPI

(来週の予定)

28(月)日 小売統計 
29(火)NZ 貿易収支、 米 消費者信頼感指数
30(水)NZ 住宅建設許可、日 雇用統計、全世帯家計調査、鉱工業生産、日銀会合、独 雇用統計、ユーロ圏 失業率、消費者信頼感指数、米 ADP雇用者数、1QGDP速報、個人消費、シカゴ購買部協会景気指数、FOMC
1(木)米 建設支出、ISM製造業指数、レイオフ調査
2(金)日 マネタリーベース、独 小売売上、米 雇用統計、製造業受注

2、総括「高金利御三家動向と来週からの視点」

 G-7直後の先週はドル円は上げを予想し、今週からは月末月初の米国の重要経済指標を織込みつつドル円の下げを予想したが、今週はドル円はユーロドルの上昇を見ながら下げたが動きは小さい

他の通貨も日中の動きは大きいが週単位では動きは小さい。高金利御三家はやや強い。豪、南アはCPI強く、NZドルもその動き連れ上昇したが今朝発表された政策金利は8.25%で据置。景気減速(住宅投資、小売)とインフレ懸念のジレンマ。発表直後NZドルは対ドルで50ポイント低下しまだ荒れている。ボラード総裁は「インフレ懸念とNZ高懸念、景気減速リスク」を取上げた

 G-7で問題解決の糸口が見えたサブプライム問題で少々の損失や破綻の報道があっても「あらま、ひどい」と何度も反応するのも白々しい。グーグル、ヤフー、ボーイングなど好決算の企業もある。

さて今後の焦点は以下の通り。

 (G-7声明が効いて市場の落ち着きは見られる中で)

 4月30日 米国1QGDP、日銀政策決定会合、FOMC
 5月2日  米国雇用統計

日本では福田内閣支持率続落の中、過去の民意(小泉内閣での郵政解散での民意と最近の民意を勝ち取った民主党とのせめぎあい)で現内閣延命を計っている。このまま「衆院優位による再可決法方式」で政策決定に時間がかかりすぎればそれも円安の背景となろう。

4月27日 山口補選
4月30日 ガソリン税再可決 
5月6日 胡中国主席来日     

(官製不況、不安=建築基準法、年金、後期高齢者医療制度、防衛庁賄賂、あたご事件など官的不安多い) 
 
3.需給「ゴールデンウィークにはドル買いが起きるか?」

 時々需給の話でクビを傾げざるを得ないことがある。一昨日のユーロ債券償還の話や、米国証券投資の話もその例だ。大型買収案件などの例もある。要は為替取引がまったく起きないのに大きな金額だけあげて円売りだの円買いと報道される時がある。それについては以前も触れている。さて今回はゴールデンウィークや夏休み前になるとよく出てくる海外旅行でのドル(外貨買い)の話だ。

 海外旅行は国際収支では旅行収支に分類される。年間2兆円程度の赤字でドル買い要因だ。日本へ訪れる外人より、日本から海外旅行へ行く人が多いの赤字(円売り要因となる)。ただ連休前とか夏休みに赤字がそれほど大きくなる傾向はないのでとくにある月にドル円の上昇要因となるわけではない。

ちなみに平成19年の旅行収支の赤字は1月1744(億円)、2月1646、3月1903、4月1429、5月1512、6月1665、7月1508、8月2011、9月1867、10月1630、11月1691、12月1593であった。夏休みの8月は大きいと言えばちょっと大きい。

4、テクニカル「昨夏以前の動きへ戻る兆しも」

ドルは概ね下がりつつ、クロス円は高金利御三家(豪、NZ、南アランド)中心に上げている今週だ(NZドルは今朝は弱い)。G-7声明以来、少しずつだが昨夏以前のドル安円安に戻りつつある。ドル円は雲の上に出つつも一気に上昇せず雲の上限に絡んでいる。ポンドドルは大陽線、大陰線を繰り返す相変わらずポンドらしい動き。豪ドル円、NZ円は雲の上へ、南アランド円も雲中で上昇中。ドルランドも昨日は陽線だが雲の下へ落ちてきた(ランド高)。サブプライム問題で揺れる米国の隣国のカナダは伸びがない。

5、リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」

北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット、夢=ドルのユーロ加盟(円おいてきぼり)

6、当局orうたかた無常「地デジ面倒」

テレビが8台ある。山下公園と伊豆オフィスを含めると10台。ディーリングルームにはブルームバーグ用(時にメジャー用)、NHK用、民放用とつけっぱなしにしている。なにやら地デジというものに代えなくてはいけないようだ。とにかく面倒だ。別に何も困っていないのに買い替えて、さらに一杯粗大ゴミが出る。地デジ需要が一気にくれば電機業界にテレビ好況が来るのだろうか?昨年から「建築基準法改正不況」「年金問題」「後期高齢者医療制度」など政府がらみで評判の悪い政策は多い。これで盛り返すのだろうか。あるいはそれを知らずにテレビが急に映らなくなった人も出てまた評判を落すのだろうか。とにかく面倒な地デジというか、面倒なことを強いる、考えるのが好きな政府だ。小さな簡素な政府は出来ないだろうか。

7、ID為替「短期41 市場参加者の横顔⑱ヘッジファンドその③」

  「参加者の横顔=ヘッジファンドその④」

 ヘッジファンドその①、②で述べたように、為替市場での短期的投機は報道されているほど、のべつまくなしに取引をしているわけでもないし、また短期為替取引でのリスク管理も厳しく行われている。ヘッジファンドが為替そのものを投機するよりも、世界中の金利、株、商品先物、不動産などに中期から長期に投資する付随取引として為替取引が行われているのが中心なのだろう。

 ヘッジファンドリサーチ社では投資戦略タイプ別に以下のように分類しているようだ。
マクロ、株式投資、エマージング、コンバティブルアビトラージ、債券総合投資、イベントドリブン、マーケットタイミング、ショート、バリュー投資、破産証券投資、ハイイールド債券投資、リスクアビトラージ、ファンド オブ ファンドなどである。為替だけを短期に取引している分類はない。ヘッジファンドとは高い借入金比率で運用額を実際の預かり金の何倍にも拡大して運用する投資家、投機家と言われている。ただレバレッジが大きくて7倍程度、4倍以下のところが殆どだろう。

 内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大   50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取) 

8、横浜湘南便り「ヨコハマシャンソン」

 元町のお寺の壁にあった横浜シャンソンの歌詞。元町でも海寄りなのでフランス領事館に近かったからだろう。人形の家からフランス山に登れば中腹にフランス領事館跡がある。そこをさらに登れば港の見える丘公園、大仏次郎記念館、近代文学館へと続くちょっときつい散歩道。

(写真=①ヨコハマシャンソン歌詞②フランス領事館③フランス領事館跡のフランス山)

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コメント

 彼らにとっては、投資の玄関としての為替取引より、世界中の金利、株、商品先物、不動産などの方が儲けやすいんですね。

 ”為替相場の歴史”・・・面白い年表を見つけました。
http://www3.ocn.ne.jp/~hiro2589/exchangerate.html

 驚いたことは、80年代の世論調査で、国民の90%が中流意識を持っていることです。
 近未来、こうならなければ、いいのですが・・・FXが浸透≒経済格差の拡大⇒犯罪の増加。
 時々、開店前のパチンコ屋に行列を見かけます。どんな賭け事も、勝ち続けることより、射幸性を追求する人が比較にならないほど多いのではないか・・・昨今このように思えます。

投稿 win | 2008年4月24日 (木) 17時34分

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