いつ為替が発生するの?
4/10「いつ為替が起きるのか」本日は衛星デジタル11マネーウオッチに出演します
2008年4月10日(木)―2007年4月11日(金)
総括「恐怖好みの市場を安心させられるかG-7」
需給「いつ為替取引が起きるかの質問」
テクニカル「続いつ為替取引が起きるかの質問=債券、投信など」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
当局orうたかた無常「続々いつ為替取引が起きるかの質問=サムライ債」
ID為替「短期39参加者の横顔=ヘッジファンドその①」
横浜湘南便り「伊豆稲取はスポーツの町」
ドル円100-103 ユーロ円 159.50-162.50
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2000年=100)4月7日東京引け 前回 4月4日からの変化 円91.1弱し、ドル81.1強し、ユーロ141.1強し(2007年1月4日 円82.3(87.9)ドル89.7(91.5)ユ-ロ125.5(120.0)括弧内は2006年1月4日)4月7日ドルインデックス IN NYBOT71.845弱し、CRB408.50強し、CRUDEOIL109.72強し、DOW12527日経平均ドルベース4月7日東京引け127.98 IMM円投機筋 4月1日 円+52298(前週比-13622)ユーロ+29072(-13699)
1、予定 (今週の予定)
7(月)豪 貿易収支、住宅建設許可、日 景気動向指数、独 鉱工業生産、
8(火)日 景気ウォッチャー調査、FOMC議事録
9(水)日銀政策金利、独 国際収支、
10(木)豪 雇用統計、日 機械受注、マネーサプライ、国際収支、BOE、ECB政策金利、南ア政策金利、米 貿易収支、失業保険
11(金)G-7、日 企業物価指数、米 ミシガン大消費者信頼感指数
12,13日 IMF世銀総会
(来週の予定)
14(月)NZ小売売上、ユーロ圏鉱工業生産、米 小売売上、企業在庫
15(火)NZ4QCPI、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 PPI、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、
16(水)ユーロ圏CPI、米 CPI、住宅着工、建設許可、鉱工業生産、設備稼働率、ベージュブック
17(木)ECB月例報告、ユーロ圏貿易収支、米 失業保険、景気先行指数、フイラデルフィア連銀景況指数
18(金)日 消費者態度指数、独PPI、ユーロ圏建設支出
2、総括「恐怖好みの市場を安心させられるかG-7」
今週はこれまで円は対ユーロ、スイス、豪ドル、NZドルなどに対し円安、対ポンド、カナダなどに対し円高推移した。米国が次から次へと対策をとってG-7も民間金融機関まで招致して議論するという報道でサブプライム問題が落ち着きを見せるとドル安円安となる。一方、それでは飽き足らない報道が出るとドル安円高となる。ユーロやスイスはどちらの場合でも強い。三度(みたび)ユーロはマルク時代も含めての歴史的高値の1.59に近づいてきた。本日のECB理事会は据置が予想されているが、タカ派のコメントが出るとも噂されている。BOEはハト派的な据置が予想されている。南ア中銀はインフレが大きくターゲットを超えているが、景気は減速しており、利上げ派と据置派が半々だろう。
さてG-7では前回述べたように米国FRBが打ち出した銀行、証券、ヘッジファンドへの監督強化をG-7でも一致協力できるか、協調資金介入の継続などが中心議題となろう。さらにG-7には異例だがシティーバンクなどの民間銀行も昨今の信用不安問題で招致されることになりより具体的な対策を議論することになる。
市場が納得する信用不安解消策が取られればドル安円安、そうでなければドル安円高となろう。ただサマーズ元財務長官がいうように「金融市場の恐怖は強すぎる」感はあるだろう。
新日銀総裁の最初の発言は伝統の「足元減速、先行き回復」であまり代わり映えはしなかった。やや利上げ派と見られているが三重野、速水、福井総裁と利上げ後は株価が急落した事実がある。日本は世界で一番ディスインフレな国なので慌てることはないだろう。利上げでは結果は出ずに失敗に終わっている。ただ今回は財務省筋のいない日銀政策委員会なので政策の失敗があれば「財務省がいなければやはり無理か」との印象も与えることとなるのでかなり運営には緊張を強いられるだろう。
3、需給「いつ為替取引が起きるかの質問」
「楽天ファン」様よりのご質問「素敵な情報ありがとうございます。私は、FXを始めたばかりの初心者です。 先日、ニュースで、ドル円が100円を割ったときに、個人が大量に外貨預金をやり始めたと報道があったと思いますが、銀行とかで、外貨預金をした時に、すぐに円をドルに換えるのですか(翌日の10時とか)それとも、翌月とかですか? あと、併せて、外国債券とか外国投信とかも、投資し始めていつから換金がされるかも、教えていただければ嬉しいのですが」
個人の方は外貨預金、外貨債券、外株、外貨投信などの商品を通じて外貨投資を行う。
銀行は10時の仲値のレートを基準に手数料を加えた公表相場が作成する。そのレートを基に外貨預金の作成、解約、外国への送金、外貨国からの送金の受取などの為替取引が銀行の全国の支店で行われる。私の時代ではそれらの取引の合計が30分置きとか1時間置きに本店の為替ディーラーへ伝えられてディーラーのポジションに組み入れられていたが、現在ではIT化されてディラーはその増減が即座に分かりポジションのカバーや調整を行っているだろう。証券会社の外貨MMF、債券、株、投信なども同じだろう。 大口になれば個別に連絡するシステムにもなっているはずだ。少し時間差はあるがほぼ即座にディーラーのポジションに反映(カバーされている)といっていいだろう。
4、テクニカル「続いつ為替取引が起きるかの質問=債券、投信など」
証券会社の外貨債券では既発行のものは、顧客の購入や売却の度にポジションをもつディーラーに報告されるが、新発の場合は発行条件(表面金利や債券の価格)が決まった日に為替取引が一度に行われることもあるだろう。その場合も大口取引があれば個別に即座にディーラーに伝えられ、支店が為替リスクをとることはないだろう。小口の場合はある程度金額がまとまった段階で一定の時間ごとに連絡することになる。債券の新規発行は月末に行われることが多いが、完売しない場合はその外貨買いが翌月初まで続くので月初の仲値は案外外貨需要が強くなる(今月もその一例)。
5、リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット
6、当局orうたかた無常「続々いつ為替取引が起きるかの質問=サムライ債」
非居住者が日本で発行する円建債をサムライ債という。サムライ債を発行して受け取った円を自国に送金し円売りドル買い、あるいは円売り外貨買い(発行者の自国通貨買い)が出ると思われがちだが必ずしもそうではない。発行する時の報道の記事や目論見書などでその資金使途を確認すべきだろう。
調達した資金をそのまま発行体の日本での事業活動で使う時も多い。その時は為替取引は起きない。また途上国が日本からの円建て輸入代金の為の資金にあてる時も為替取引は起きない。もちろん円を自国通貨やドルに換えて使う時もある。
先進国の銀行や事業法人がサムライ債を発行する時は日本で円のまま使うことが多いのではないだろうか。自国で使う時は自国で借りればいい。資金繰りがそれほど容易でない途上国は日本でややプレミアム金利をつけて発行することもある。
7、ID為替「短期39参加者の横顔=ヘッジファンドその①」
ヘッジファンドが相場を動かしているというが、本当にそうなのだろうか。私は一時名だたる殆どのヘッジファンドを取引先とする銀行でディーラーをしていたことがある。ただ彼らがいつもデイトレーダーのように頻繁に為替相場を動かしていることはない。多くは、株式、債券、土地などの長期保有にかかわる為替であり、頻繁には売買しない。デイトレーダーのようなことをする部門もあったが、リスク管理は厳しく、1%程度損をすれば損切っていたようなスタイルだ。金額は例えば円では5ヤードから10ヤード単位。1ヤードは10億円なので50億円から100億円。多いのは12.5ヤード。これはシカゴIMMの円の取引が1枚1250万円なので、その1000倍。
多くのヘッジファンドがあるが、彼らも横並びで同じ方向で取引することが多かった。情報を交換しているのではなく、彼らと取引している銀行のカスタマーディーラーから同じ情報を得て取引しているようだった。10社もあれば、一気に100ヤード(1000億円)程度にもなり油断していると、その玉を受けたディーラーが大損することもあった。但しそんなことは2、3ヶ月に一度くらい。それでも市場では誰が売っている買っているかわからなければヘッジファンドの仕業としていることが多かった。正体がわからぬ人にしてしまったほうが都合が良かったのだろう。
また為替市場の取引量は貿易取引を大きく上回り、その主体がヘッジファンドであり、貿易取引で為替を考えても意味がないということをいう人も多い。しかし私は邦銀にも外銀にもいたがヘッジファンドが特に目立って取引をしていることはなかった。為替取引の出来高の計算方法に誤解があるからだ。何十兆ドルとも言われる為替取引の半分はスワップ取引だ。また計上の仕方でも輸出が100本ドルを売ると100本で計算され、さらにそのカバーで銀行が100本売ると取引量は200本となる。ここでまず貿易の為替は市場の2分の1ということになってしまう。実際は貿易取引の100本だけなのだが、さらにそれをスワップを使い先物に延長すると、さらに100本増える。他の取引でも2重以上の計上があるので、ことさら市場に占める貿易為替が小さいわけでもない。その市場出来高と貿易為替のギャップをヘッジファンドの仕業とするのは、居もしない参加者を作り上げているようなものだ。
内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-円安- 「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8、横浜湘南便り「伊豆稲取はスポーツの町」
伊豆稲取は素朴な温泉の町だが、結構様々なスポーツも楽しめる。山の上から順番にパラグライダー、乗馬、ゴルフ、クロスカントリー、町営体育館、テニス、スキューバダイビングなど。私もいろいろ挑戦したいがパラグライダーは体重の重さで落ちそうだし、乗馬は重さで馬がかわいそうで、スキューバダイビングは沈みそうだ。のんびりと散歩的ゴルフをするか、サーファーの邪魔にならぬように素泳ぎでもしたい。
(写真=①稲取スポーツ施設②パラグライダー③テニス)
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コメント
前略 野村様
質問に対する回答、有難うございました。
FXを始めたおかげで、経済を楽しめるようになりました。
P.S 負けた時の野村監督のばやきは、つらい
まるで、東京市場の逆張りみたいだ。
がんばれ!楽天!
がんばれ、一場、阪神の今岡みたいにならないように!
投稿 楽天ファン | 2008年4月10日 (木) 20時40分