高く評価していいG-7、まずはシステム安定へ
4/14「高く評価していいG-7、まずはシステム安定へ」今回はG-7特集(エクセルファイル付き)
2008年4月14日(月)―2007年4月16日(水)
総括「高く評価していいG-7、まずはシステム安定へ」
需給「次は大阪でっせ」
テクニカル「今回」のG-7と前回との比較」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
当局orうたかた無常「為替の営業大変」
横浜湘南便り「イタリア山」
ドル円100-103 ユーロ円 158-161
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス(2000年=100)4月11日東京引け 前回 4月9日からの変化 円91.5強し、ドル80.8弱し、ユーロ141.2強し(2007年1月4日 円82.3(87.9)ドル89.7(91.5)ユ-ロ125.5(120.0)括弧内は2006年1月4日)4月11日ドルインデックス IN NYBOT71.902強し、CRB407.45弱し、CRUDEOIL109.71弱し、DOW12325日経平均ドルベース4月11日東京引け130.56 IMM円投機筋 4月8日 円+-27287(前週比-79585)ユーロ-57304(-86376)
1、予定
(今週の予定)
14(月)NZ小売売上、ユーロ圏鉱工業生産、米 小売売上、企業在庫
15(火)NZ4QCPI、独&ユーロ圏 ZEW景況感調査、米 PPI、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、
16(水)ユーロ圏CPI、米 CPI、住宅着工、建設許可、鉱工業生産、設備稼働率、ベージュブック
17(木)ECB月例報告、ユーロ圏貿易収支、米 失業保険、景気先行指数、フイラデルフィア連銀景況指数
18(金)日 消費者態度指数、独PPI、ユーロ圏建設支出
(来週の予定)
21(月)豪PPI、日 第三次産業活動指数
22(火)米 リッチモンド連銀製造業指数、中古住宅販売
23(水)豪CPI、日 貿易統計、南アCPI
24(木)NZ中銀政策金利、日 全産業活動指数、企業向けサービス価格指数、ユーロ圏経常収支、独IFO景況指数、米 雇用保険、耐久財受注、新築住宅販売
25(金)日 CPI
2、総括「高く評価していいG-7、まずはシステム安定へ」=G-7の詳細と前回の比較は添付ファイルで。
「不況の唯一の要因は好況だ」は経済学者ジュグラーの言葉である。景気は循環するがその振れ幅を小さくしようとするのが政策当局の役目である。
今回のG-7は金融システムG-7であり、金融システムが安定すれば為替も安定するということであり、為替ではやや文言が変わりドル安が懸念されることとなったが、さらにもう一度2月から4月のドル安ほどの動きが出れば介入もということだろう。ただインフレ懸念があるので実際に自国通貨売り介入をすると金融政策にゆがみが出る。欧州などはそれを一番嫌うだろう。
さて常々G-7の形骸化を批判してきたが今回のG-7は高く評価していいと思う。G-7は1985年のプラザ合意で米国の貿易赤字や日本の財政赤字の改善を求めてが結局23年経っても改悪ばかりであったが、今回は金融システムの改善で100日以内、また2008年末までと期限を限定した。
日本の年金問題のように「お一人まですべて調べます」」いいながら「そんなのあったかな」「誤解を与えたかもしれません」で済まそうとはしないと思う。
今回のG-7声明の半分以上が「金融システムの健全化」についてであった。90年代はBIS規制でバランスシートの改善を図ったが今回はオフバランスシートや子会社まで言及している。 為替相場への言及は前回と変わって2月から4月までの動きを急激とした。しかし為替の段落において「国際金融システムの安定が共通の利益」が含まれていることから、為替の安定も何よりも金融システムの安定があってこそという意味が伺える。
一つ気をつけなければならないのは為替のディーラーは即結果を望んで今回はドル買いかと思い即座にドルを買っても上がらなければ「何だ、G-7はダメだ」と不満を持つかもしれないが、為替ディーラーとG-7では行動の時間軸が違うのであまり早急な結果を求めてはいけない。ただ今回はそれでも100日以内とか年末までとプラザ合意と違って自ら縛っているのは評価したい。
G-7は今後への対応目標であるので米国の景気指標はまだバーナンキ議長自ら証言しているように、悪化するだろうが、やや長い目のポジションを持とうとする人は拾い場所だろう。為替だけではなく、株、不動産なども拾ってみたい。
今回はほぼ予想したとおり、金融システムG-7であった。システムの安定なくして為替の安定なし。
3.「次は大阪でっせ」
次回の金融システム改善フォローアップ会合はなんと6月の大阪となる。やや元気のない私のふるさと大阪だが盛り上げてもらいたい。でもパレードをするほどの性格の会合でもない。でも大阪の御堂筋で「サブプライム解決」「株高円安が世界平和」とかプラカードを持ってデモしてもらいたい。
4、テクニカル「今回」のG-7と前回との比較」
「g-7.xls」をダウンロード
添付エクセル参照お願い申し上げます
5、リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、朝鮮半島統一、イラン、地震、日本物格下げ、米国物格下げ、米軍イラク撤退、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り、日本の総選挙、北京オリンピックボイコット
6、当局orうたかた無常「為替の営業大変」
1990年頃はBISより自己資本比率の上昇が求められ顧客への信用供与が厳しくなった。日本の景気悪化、銀行の収益悪化の一因となった。今回G-7でもさらに金融機関の資本増強、自己資本比率の上昇が求められた。顧客に破綻があれば自己資本比率を著しく低下させるので銀行は融資や顧客との為替取引に慎重になる。為替の営業にとっては再び苦難の時代となる。信用供与型の為替から証拠金型の為替取引が増加するだろう。
7、横浜湘南便り「イタリア山」
ちょっと散歩となるとここにきてしまう。山手のイタリア山。
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