世界に冠たる日本の個人
4/2(月)「世界に冠たる日本の個人」
2007年4月2日(月)―2007年4月4日(木)
総括 「CPI低下の後の短観は、オーストラリアは利上げ予想、個人円売り継続」
需給「世界に冠たる日本の個人」
テクニカル「ボリンジャー、雲、遅行、ローソク足をこまめに」
リスク「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
当局orうたかた無常「中国のこと1=紙、ブラジャーなど」
ID為替&質疑応答「中国のこと2=中国は米国の世界4位の輸出先」
横浜湘南便り「ハンカチ王子はインターネットTVで、http://www.big6.gr.jp/」
ドル円 116-119 ユーロ円 156-159
FX湘南IG(FSIG代表 野村雅道(事務所 田園、山下、伊豆稲取)専修大学、中京大学講師 日経インデックス2000年=100) 3月30日東京引け 前回 3月28日からの変化 円83.0同、ドル89.3同、ユーロ126.5若干弱し(2007年1月4日 円82.3(87.9)ドル89.7(91.5)ユーロ125.5(120.0)括弧内は2006年1月4日)3月30日ドルインデックス IN NYBOT82.92弱し、CRB316.88強し、CRUDE OIL65.87強し、日経平均ドルベース 3月30日東京引け146.9、IMM円投機筋 3月20日 円-47480(前週比+2473)ユーロ+93741(+5785)
1、予定
(今週の予定)
2(月)日銀短観、豪 小売売上、住宅建設許可、米 ISM製造業景況指数
3(火)日 マネタリーベース、豪 貿易収支、ユーロ圏PPI、
4(水)武藤日銀副総裁講演、RBA キャッシュターゲット、ユーロ圏 小売売上、独 製造業受注、米 ADP雇用指数、製造業受注、ISM非製造業景況指数
5(木)BOE政策金利、米 失業保険
6(金)日 景気動向指数、外貨準備、米 雇用統計
(来週の予定)
9(月)日銀会合、景気ウォッチャー調査、
10(火)日銀会合、日銀月報、独 国際収支、
11(水)日 機械受注、マネーサプライ、国際収支、独 CPI確報
12(木)日 企業物価指数、豪 雇用統計、ユーロ圏 4QGDP改定値、鉱工業生産、ECB理事会、米 失業保険、
13(金)NZ 小売売上、米 貿易収支、PPI、ミシガン大消費者信頼感指数
2、総括「CPI低下の後の短観は、オーストラリアは利上げ予想、個人は円売り継続」
さて桜咲き、新入生のフレッシュな躍動感あふれる新年度となった。輸出、輸入、生保、年金、投信、個人とそれぞれ思うところの運用計画を立てる時期だろう。今年も3ヶ月が過ぎ去ったが相場はあまり動いていない。2月G-7で円安がけん制された後はドル円で5円ほど円高になった。米国にとっては満足な動き。ただクロス円はほぼ2月G-7当時と変わらず。クロス円での声明は出しにくいだけあってこのままだと4月G-7でも円は槍玉に挙げられないだろう。米自動車幹部はポールソン長官にまたもや円安是正を要求したが、是正するのは相場ではなく、日本向人に合う車だろう。
さて若干予想が弱い短観の前にCPIも低下したが、これは事前に日銀総裁も予想していたこともあって、次は5月のGDPへ焦点が向かう。それまでは利上げの話も出ないだろうから円売り安心感も出てくる。資源高でオーストラリアも利上げ予想もありまた高金利買いが進もう。政治はでは統一地方選。外交は温家宝首相の訪日、安倍首相訪米に中東訪問が加わった。中東訪問はイラン、イラクという核心を除いたく国へ経団連を連れてのものだ。日本の地位低下の中でそれでいいのかと思う。イランイラク訪問だけでもいいのではないだろうか。
3.需給「世界に冠たる日本の個人」
前回、家計の外貨投資の増加ぶりを取上げたが、早速日経新聞もその増加ぶりを取上げ、民間生保の残高より個人の外貨投資が増えているとした。無限に増加が続くものではないが、まだ家計資産の3%程度、さらに団塊退職金が参入することもあり、新規投資は衰えないだろう。家計に抜かれた民間生保の残高は39兆円だが、新年度の運用計画も朝日生命のものを見る限り積極的ではない。他社も横並びで大体同じような運用計画になるだろう。一社くらい全力で外貨投資するという個性があってもいいのだろうが、会社となるとそういううことは通らないか。
ちなみに外国為替市場で話題になる、郵貯は3.2兆円、簡保は、2.1兆円、年金(年金積立金管理運用独立行政法人)は21.1兆円だ。の残高だ。その郵貯などの資金も原典は個人だ。金額やはり個人一人一人は小さいが併せれば既に世界に冠たる大機関投資家であり、大投機筋だ。景気が良ければ個人も余剰資金が増えて外貨投資に回せるが、問題は景気悪化で株も安くなった時に、換金売りの円買いが出ること。円買いは景気悪化の時に起きる。
4.テクニカル「ボリンジャー、雲、遅行、ローソク足をこまめに」
ドル円は17営業日連続で117円に絡んでいる。ボリンジャーバンドも狭まってきて115円50銭から119円30銭あたり。厚い一目の雲は118円30銭を4週間以上抜けなかったが漸く雲が薄くなってきた。遅行線が26日前のスポット相場を越えれるか。相場が膠着しているので上昇トレンドもなだらかなものばかり。3月5日の115円15銭を起点にしても、下抜けは116円50銭あたりになるのだろう。移動平均線も5,21、200日が117円台に集結している。90日、200日はほぼ横ばい推移。ブレークするとすれば今日の短観か、あるいは一連の外交(中国、米国、中東)から異変が起きるのだろうか。月末のG-7だろうか。取りあえずはP&F、ローソク足のヒゲ、移動平均線の向きなどでチェック継続が必要だろう。
5.リスク 想定済みにしてビックリしてはいけない) 「長引くイラク、イラン、パレスチナ、北朝鮮」
北朝鮮暴発(北朝鮮開国?)、イラン、地震、日本物格上げ、米国物格下げ、貿易戦争(FTA)、米軍イラク撤退、領土教科書靖国問題、アジアでのテロ、イラク混迷、英国ポンドのユーロ入り
6、当局&うたかた無常 「中国のこと1=紙、ブラジャーなど」
中国は米国の「紙製品に相殺関税を課す仮決定」に「強烈な不満」を表す報道官談話を発表した。この種の話は2003年にもあった。当時は「中国製のブラジャー、ニット生地、バスローブ」の3品目についてセーフガード(緊急輸入制限)、また製鉄パイプ、カラーテレビに反ダンピング税を課する仮裁定を下した。当時UFJ銀行、現みずほコーポレート銀行に在籍の呂氏は次のように整理してくれていた。
「アメリカではそもそもブラジャーは作られていない。カラーテレビも部品を日本や米国から輸入して加工したもの。ブッシュ政権が政治得点を稼ぐもの」。また当時もこの種の摩擦激化で中国が米国債を売るという憶測も出ていた。今回の中国が外貨準備運用会社を設立するというのも、相殺関税の話に繋がっているのだろうか。米中貿易戦争の話まで拡大しそうだが、データを見ると米国の中国向け輸出は拡大している(以下はID為替の項へ)
7.ID為替&質疑応答 「中国のこと2=中国は米国の世界4位の輸出先」
米国の対中国貿易赤字は2006年末で2325億ドルとなり米国の貿易赤字8361億ドルの約30%を占めている。内訳は輸出552億ドル、輸入2878億ドル。輸出額は1985年38億ドル、2000年に162億ドル、前回の摩擦当時の2003年は283億ドルと増加し、米国の輸出業者も潤っていたのである。また輸入といっても日本や米国の輸出企業の肩代わりもあるだろう。
2006年末の輸出入合計の貿易額ではカナダについで中国は2位の11.9%だ。ちなみに日本は4位の7.2%。米国の中国向け輸出は4位、輸入は2位。米国は殆どすべての国に対して貿易赤字なのだから、中国一国だけに規制をして済む話ではない。米国の貿易パートナー15傑で米国が黒字なのは11位のオランダと15位のシンガポールの2国だけだ。
中国との個別交渉はあまり米国景気に利益はもたらさないだろう。中国に規制した商品は米国で生産するのではなく、また別の国から輸入されるのであろう。それが中国発、第三国経由の輸出品になっているだけだ。現在の中国の輸出もオリジナルは日本企業の輸出なのだろう。今回の米国の相殺関税は前向きな話とは思えない。民主党へのご機嫌伺いか。
内需拡大-規制緩和-市場開放-小政府-財政均衡-自己責任-公明正大 50―超円高-100―円高-150-普通円-200―円安-250-超円安-
「世界一のデフレと物価高の共存が日本の弱点」「国を選ぶ時代」
FX湘南社是 「面白く正しく」FSIG FX湘南投資グループ 代表 野村雅道 専修大学、中京大学講師(事務所 横浜田園、山下公園、伊豆稲取)
8.横浜湘南便り「ハンカチ王子はインターネットTVで、http://www.big6.gr.jp/」
野球が始まった。中村ノリの活躍には涙が出てしまった。土曜日の午後ヤムチャッカイ(油条)を買いに中華街を散策していると、スタジアムから大歓声が聞こえる。「42、クルーーーン」の場内アナウンス。「成せばなる=MOVE ON」が今年のキャッチフレーズのベイスターも第二戦目で土肥ークルーンの完封リレーで巨人に人初勝利、成せばなった。仁志選手も古巣相手にタイムリー。仁志選手は球界のエリートだが、管理野球より自由野球の横浜が似合っている。常総、早稲田、日生、巨人の主流より横浜向きではないだろうか。
甲子園も熱い。室戸高校の活躍でたった12人で「24の瞳」野球で準優勝した山沖投手の中村高校を思い出した。豪打帝京。怪物中田選手を擁する大阪桐蔭では、91年夏の決勝の大阪桐蔭ー沖縄水産で沖縄水産の大野倫投手(後に巨人で野手)が疲労骨折しながらも投げきったのを思い出した。その試合の審判は大学野球部の先輩がつとめたが、60歳の自分でも打てるような遅さだったと述懐している。ただ大野投手のことがきっかけでその後高校野球でも投手のメディカルチェックが行われるようになった。ただまだ昨年のハンカチ王子のように連投する投手がまだ多い。メジャーは肩は消耗品として投球練習もコーチが制限する。日本式練習がしみ込んでいる松坂、井川はそれで投げ込みが出来ず苦労しているようだ。
注目の中田選手はやや窮屈な打ち方のような気がした。元巨人の石井浩朗選手に似ている。投手の大役も兼ねているので打に集中できなかったところもある気がした。熊工はクイーンの「ロックユー」やヤクルトの応援歌を使っていて楽しい。ベスト4になったのでまだ聞ける。6大学野球もまもなく開幕。昔はTV神奈川で全試合生中継であったが、その後は人気低迷でNHKでの早慶戦くらいしか放映されなかった。ハンカチ王子入学で民放が放映してくれるようだが、実は全試合インターネットでも見られるようになっている(http://www.big6.gr.jp/)。
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