2008年8月 4日 (月)

金利週間、GDP前哨戦

8月4日(月)「金利週間、GDP前哨戦」

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日本の内閣改造もあったが財政再建内閣でありながら、物価高を抑制する総合経済対策を示唆し中小企業も支援するという。財政再建かバラ撒きか方向性が明確ではないようだ。人気のある麻生議員が幹事長に就任したことで支持率が少し上昇しているが、2QGDPがマイナス予想となっていることもあり舵取りは非常に難しい。

 今週から各国の金融政策決定会合が始まる。今週はRBA(豪中銀)、FOMC、BOE、ECB、来週は南ア、再来週は日銀の政策決定会合がある。

どこの国もインフレーションとリセッションとの狭間で悩むところだ。FOMCではメンバーの中に利上げを急ぐものもいるが雇用が弱いことから今回は据え置きとなろう。今後の利上げにどれだけ含みのある発言が出るかどうか。またNZのようにインフレターゲットを超えていても成長促進の為に利下げへの方向性を打ち出してくる国があるだろう。RBAも金融機関の決算悪化などもあり、以前からの先行き需要鈍化また利下げを示唆した発言も出てこよう。ただ欧州などはやはりインフレ抑制第一なのであまりハト派的コメントを期待しないようにしたい。今朝のUKテレグラフもまさかの利上げには注意をとの記事を掲載している。一方タイムズ紙ではRBS(ロイヤル バンク オブ スコットランド)が英国銀行史上最大の損失を計上するとしている。 また米国ではフロリダの銀行は今年8行目の破綻と報道している。

 どこの国も様々な不安を抱えているので次々と報道される悪材料も寿命が短い。悪材料は材料でなくなっている。サイクル的に年初大きく売られてきたドルと南アランドが買われている。日本の円も悪材料が多いがID為替でも述べた8月特有の円買い需要で小康状態となっている。

 今日はまもなく豪は2Qの住宅価格指数、ユーロ圏は6月PPI、米国は個人所得支出、製造業受注などがある。月初はまだ外貨投信の払い込みなどがあるのでドル円は底堅いだろう。8月の円買い需要は月後半から。

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新ブログ

おはようございます

新ブログは8月4日午前10時から稼動予定です

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2008年7月31日 (木)

明日、8月1日(金)はお休みです

「明日、8月1日(金)はお休みです」

明日8月1日(金)はブログのリニューアルで休稿となります。南十字星(NZドル)はアップ致します。伊豆に行ってきます。

ではTGIT&F。P1000018 P1000022_2

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景気後退も下駄の雪の精神

7月31日(木)「景気後退宣言も米国に先んじてはいけない」本日は衛星TV211マネーウオッチに出演致します

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月末だが明日も営業日というやや興ざめの日。

確かに108円以上は輸出のドル売りがあるようだが買いも引かない。ドル売り圧力を示す上ヒゲも出ていない。米国投機筋の買いというが投機筋は臆病ですぐに撤退するので買いは投機筋ばかりではないだろう。やはり通常7月に出る日本の個人の外貨投資の円売りと、貿易黒字の減少によるドル売りの減少によるものだろう。

 今日は米国サブプライム問題発覚以前から減少を続ける日本の6月住宅着工の発表がある。現在11ヶ月連続減少中。改正建築基準法の影響は薄れつつも原油高、資材価格の高騰、住宅ローン金利上昇で着工数が伸び悩んでいる。不動産業の倒産も増加している。政府は8月の月例経済報告で景気判断を2か月ぶりに下方修正するようだ(読売新聞)。企業の生産活動が勢いを失っているほか、雇用や輸出など、最近公表されたほとんどの経済指標が悪化しているためだ。面白いのは、政府内には「世界経済の変調のきっかけを作った米国よりも先に、日本が『景気後退』を認定するのはおかしい」との声もあるそうだ。何でも米国の下駄の雪(踏まれても踏まれてもついていきます下駄の雪=都都逸=季節外れ)にならないと気がすまないらしい。

 ただ日本だけが悪化しているのではなく、ユーロ圏、英国、豪、NZも弱い。減速は大きな材料にならない。その中で昨年から早めに売り込まれたドルと南アランドがやや回復している。為替相場は行ったり来たり。超短期のデイトレが為替相場にはよく似合う。その時間がない人は半永久的な金利差狙いがいいだろう。中期ポジションはそれらより効率が悪い。

 その他今日は注目の米国2QGDPがあり、豪は小売売上、貿易収支、米国は昨日はADP雇用者数が改善したが今日は失業保険で明日の雇用統計を占う。奮闘するポールソン財務長官の講演もある。

(写真=ぶらっと赤レンガ倉庫の裏へ)

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2008年7月30日 (水)

おっと危ないよ

7月30日(水)「おっと危ないよ」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマをアップ致しますP1000012 P1000011 P1000015 P1000016

おはようございます。昨日は盛りだくさんのニュースで嬉しい限り。

*「当局は流れを作る」

デイトレーダーにはアップダウンを多くして収益チャンスを与えるが流れは6月の大阪サミットやサウジでの原油サミットで合意したドル安抑制、原油高抑制を変えない。ドル、原油ともに当局の思惑通りになっている。当局と戦うのは損だ。彼らは最終的には何でも出来る武器(制度変更、市場閉鎖、介入、金利操作、税率変更、逮捕ETC)を持っている。既に空売り規制や詐欺取引者の起訴などの実行をしている。

どこの国も金融機関中心に悪い決算が続いているが、洗いざらい出しているのもG-7の方針通り。その後に、増資、リストラ、引当金積み立てなどの対策がついている。危機は放置しない。メリルにはテマセック(シンガポールSWF)がついている。経営者も馬鹿ではないのだから悪い結果には対策を考えている。悪くなれば誰でも頑張るし助けてくれる(SWFの出資)。問題はいい時に如何に頑張る(注意)するかだろう。=当局の動向を考えるに役立つ本は明日ID為替で紹介したい

*「ショートは短めに」(7月21日本ブログ)

 どこの国も悪いので大きく報道される米国の弱さでドルを売っても他国も悪いのですぐ戻される。いや戻される以上になる。

*「ゴトビ、外債、外貨投信」今日はゴトビだが、明日も月末なので仲値ドル需要は分散されるだろう。外債発行は昨日のランドに続きフィンランド金融公社トルコリラ、スウェーデンの公社がランド、CBAが豪ドル、トヨタはユーロ、日経で宣伝していた大和證券の南米投信など外貨投信も多いだろう。

*「他の予定」は日 鉱工業生産、豪 住宅建設許可、南アCPI、米 ADP雇用者数

*「移動平均線」ドル円スポット相場は既に移動平均線200日線を抜いているが21日線も昨年8月以来200日線を上抜ける可能性が強い。

*「南アランドか阪神か」昨日はドル全面高と思いきやドル南アランドは下落。ランド円は3ヶ月の鍋底から這い上がった。ドルランドは6月13日のカブセ線以来下げが25日、上げが8日とドル下げが7割5分の確率。阪神以上。見事な陰線オンパレード。

*「8月か阪神か」確率と言えばドル円の8月が気になる。過去10年で9回ドル下げ1回ドル上げ。ただ7月陽線とすれば4ヶ月連続陽線でありこのような流れで8月に入ったことは過去ないので基調に変化あるか。

*「同月同日同曜日などもチェック」さらに確率といえば、正確には確率ではないが、昨年の7月30日はドル上げ、31日はドル下げだ。昔もっとデイトレに集中している時は4,5年分の過去の同月同日の1日の流れもチェックしていた。為替は日々の商慣習で動くからだ。

*「NZの変動でバタバタするのは日本人だけ。NZ人やスワップ派はゆったり」や意外な利下げをしたNZは昨日、ファンド(ガーディアンモーゲージ)の支払い停止のニュースがあったが、金額があまりにも小さい(200億円の資産)ので逆に驚いた。情報が少ないので何でも取り上げられるのだろう。カレン財務相の財政赤字悪化の発言のほうが利いたのだろうが、日本と比べれば優良、格付けはAAA。10月には減税11月は選挙。変動が気になる人は売りっぱなすか、NZドルドルでヘッジ売りもいい。私は3年以上保有しているので景気悪化が半年続くとして拾っていくし、金利狙いのポジションは解消しない。低レバで長年持つとデイトレは別にして売る気はしなくなる。

*「指標前は順張り」2週間前からの米国2QGDPを見据えてドルは上昇している。重要指標発表前は順バリで指標前に利食ってもいいだろう指標前の順バリは難易度が低い。指標後はサプライズの数字のお祭りに乗るか、逆張りするかは勘だが、確率は逆張りの勝率が高い。

*その他WTO決裂(米国とインド中国で対立、日本は関税引き下げの難を逃れる)など

(写真=おっと危ないよ、為替相場も時々注意。猛暑なのでランドマークプラザにも飛び込み台)

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2008年7月29日 (火)

こんどはカバードボンドがやってきた

7月29日(火)「こんどはカバードボンドがやってきた」本日は南十字星(豪ドル)アップ致しますP1000009

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 ドルはやや下落、クロス円は小動き。南アランドは小高いのは政局、電力、ジンバブエ問題が改善しているから。今日はフィンランド金融公社が南アランド債を発行する(ランドについては月曜の喜望峰リポートを参照願度)。

 先週金曜は米国耐久財受注、新築住宅販売良好でドルや米株が上げ昨日は週末の米地銀2行破綻、IMFの悲観的な見通し、ミネアポリス連銀総裁がタカ派のコメントをやや後退させたことでドルや米株が下げた。日替わりだがNY為替市場はTVゲームのようなものなので出てくるアイテムをどんどん打ち落として戦っていくしかない。逆に利用されて打ち落とされないようにしたい。

 サブプライム問題ではCDO、モノライン、モーゲージ、投資銀行、格付け会社、証券化、SPC、SIV、ABCP、ファニーメイ、フレディマック、引当金、SWF、自己資本比率、オフバランス、債務保証、中銀協調資金供給、そして先週から出始めたカバードボンドとおそらく聞きなれない用語が次から次へと飛び交っている。

先週八重洲ブックセンターに行ったときはサブプライム関連の書籍は既に10冊以上になっていた。なかには、まったく何を言っているのかよくわからない高額書籍もあった。普段はめまぐるしいニュースで刹那的に動く相場変動で追いまくられる為替取引だが夏期休暇なので猛暑で緑陰も乏しいが読書をしてサブプライムの基礎知識も充実したい。そうすればニュースに的確に反応出来るのではないだろうか。カバードボンドもおそらく批判が出るだろうが改善策の一つであることは間違いない。サブプライムローンの転売をした証券会社は投資家に保証をしてくれないが、銀行に保証をさせ連銀も貸出担保と認めて支援する。欧州では既にカバードボンドの市場がある。

 NZ6月住宅建設許可は-20.1%で悪いが、予想より良し。日本は月末の雇用、家計、小売指標がある。

(写真=花火の前と後、片付けてくれる人もいる)

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2008年7月28日 (月)

ハッキリする前には順張りで稼ぐ

7月28日(月)「ハッキリする前には順張りで稼ぐ」本日は喜望峰リポート(南アランド)アップ致します

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 NZ6月貿易収支は予想の3.5億NZドルの赤字より縮小した2.2億NZドルの赤字となった。NZドルは小幅高で0.7430近辺。利下げの影響はそれほどNZドル下落に繋がっていないのは他国も減速していること、また7%まで利下げしてもまだ高金利であり、かつそのうち利下げや減税のよい影響も出てくるからだろう。WTOの関税引き下げもNZにはメリットがある。NZは貿易赤字国だが日本に対しては黒字だ。ただ人口400万人の市場なのでそこへ世界中が高金利を求めて参入してくるとその巻き戻しも含めて一時的な変動幅は大きくなってしまう。明日は大きく振れやすい指標のNZ6月住宅建設許可がある。

 さてドル円は6月半ばから11営業日連続して抜けなかった108円に迫っている。6月16日と6月25日の高値を結んだゆるやかなドル円の下降ラインにもあたっている。インターバンク的(小投機筋)には108円は重いから売ってみようということになるが、相場を動かすのは実需であり、108円を超えるとなれば仲値の輸入か月末から月初に続く、外債の発行や外貨投信の設定が原動力となる。午前10時や午後2時頃は注意したい。トヨタも豪ドル債を発行するようだ。金曜のローソク足の下ヒゲは長く106.60から107.30のヒゲ部分はドル売りには注意したい。

 先週から米国GDP、GDPと繰り返してきたがドル円も上昇してきた。やはり相場はハッキリとした数字が出た後より、出る前が勝負しやすい。1ヶ月前では早すぎるが2週間前くらいから織り込み、ポジションメークすることがいいだろう。サブプライム問題でもハッキリした数字が出始めた3月からドルが戻し始めている。数字が出せるということは解決の第一歩だ。

 さてNZにメリットもあるWTO関税引き下げ交渉が行われている。米(コメ)に関税が500%以上かけられているのは知っていたが、最も高い関税はコンニャクイモで現在1706%、新しい関税ルールが決まれば500%台に下げられるらしい。下がって500%かということで驚いた。農業保護で関税をかけるのは納得できるが、関税をかけて農家を保護するなら国内の値段も世界水準にすべきだろう。かけた関税が農家まで届いていないのではないだろうか。

(写真=JTB主催の「旅、資産運用」のイベントのパネリストで参加したが、各ブースを回っていると興味のあるものが多く主催者の打ち合わせにも行かずにブラブラしてしまった①旅行、リゾート、海外不動産、海外資産運用などのブース②カナダカルガリーの不動産屋さん、カルガリーは旅行したことがあるがカナディアンロッキーの北の玄関だ。石油を産出するので消費税ゼロとかと聞いたことがある③開催場所の品川プリンスに近くにあったシンガポール風のレストラン④関係ないがフラダンス@みなとみらい)

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2008年7月25日 (金)

そうだ、海へ行こう

7月25日(金)「全通貨売りは出来ない、嫌でも何か買わないといけない=でもそれは円ではないだろう」本日は南十字星(NZドル)アップ致します

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おはようございます。ゴトキン。TGIF。球児たちの熱い夏も終盤へ、南神奈川大会決勝は明日、横浜VS横浜創学館。北神奈川は東海相模、慶応、桐光、唯一残った県立の綾瀬で準決勝が今日横浜スタジアムで行われる。その他今日の予定は日本のCPI、米国の耐久財受注、新築住宅販売など。

 「米国失業保険、中古住宅販売悪化でドルが売られた」との報道だがそれはドル円だけで他の通貨ではほぼどれもドルが買われた日。したがってドルインデックスは昨日上昇。ドルは強い。
米国のみならずどこも景気減速なので、ドルばかりを売っていられない。日替わりというか数時間替わりで売られる通貨が代わる。株は世界中の全国の株を全部売ったり、全部買ったり出来るが為替は全通貨を売ったり買ったり出来ない買いたくなくても何かを買わないといけないのが為替(でもそれは円ではないだろう)。そのあたりが為替は順張りだけでは儲けられないところだ。

 米国指標も悪かったがドイツIFO、ユーロ圏、フランスPMIも悪い。英国も小売が悪かった。NZはご存知の通りハノーバーファイナンスのデフォルトと利下げ(ただNYではNZドルは米ドルに対しては小動き)。いいものを探すのは難しい。しいて言えば鉄鉱石、鶏肉、アルミ、大豆、コーヒー、パルプ、オレンジジュース、原油もエタノールも小型飛行機もあり景気過熱で一昨日13%に利上げしたブラジルか。でもブラジルには少し債券はあるが全財産をつぎ込むほど相場の癖がわからない。外為どっとコムにも上場されていない。

 日本も2QGDPはマイナス成長のようだし、貿易黒字も減少傾向。ただ生活費の高さは世界2位。一人当たりGDPは18位、幸福度調査は43位。2008年GDPは1.3%に下方修正したが名目は0.3%というのは寂しい。まだデフレということだが、今朝のCPIは上昇しよう。マイナスのGDPデフレーターと違和感あり。夏のボーナスは上がらず。

 いろいろあるが、ドル相場にしろ、原油相場にしろ6月の財務相サミット、原油サミットが功を奏しドル高、原油安となっている。原油はよくわからないが、為替は最後は当局がコントロールする。最後の手段は介入、金利操作、市場閉鎖(欧州はユーロという固定相場にしてしまった)まであるが、何も使わず6月から調整させたのはエライ。

 来週は米国2QGDPを始め各国指標が多いので瞬間的デイトレのチャンスもある。ではTGIF、水分は多めに。
写真=そうだ、海へ行こう

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2008年7月24日 (木)

貿易黒字半減=今年前半

7月24日(木)「貿易黒字半減=今年前半」本日は衛星TV211マネーウォッチに出演致します。P1000013

 おはようございます。やや遅れ申し訳ありません。
やはり取引前に考えをまとめておかないと落ちつかない。

NZ利下げについてはID為替でも述べたが9月の利下げ予想が多かった中でのフォワードルッキングでの利下げとなった。ただ為替レートには配慮している文言があるのでNZランドドル急落には至っていない。私は拙著のごとく3年以上(15年以上も)持っているNZのポジションが多いのでおそらくポジションはほぼ維持する予定。いろいろ想定しての上での低レバ2,3倍だから。今朝対ドルでは0.75から0.74へ対円では81円から80円は下落した。
 短期の変動狙いではNZドル・米ドル取引が効率的だろう。NZ円ロングを維持するならそのヘッジという意味でNZドル・米ドルを売っても良いだろうが技術がいる

今日のもう一つの焦点であった日本の6月貿易統計は予想の黒字5000億円を大きく下回る1386億円となった。これで1-6月の通関ベースの貿易黒字は2.7兆円となった。昨年同期は5.1兆円であったので47%減少だ。年間でも5,6兆円の黒字で終われば、通常10兆円以上の黒字をたたき出していた貿易大国日本に陰りが出るだろう。これは原油価格の上昇によるものだ。日本の年間原油輸入量は15億バーレルで1ドルの原油価格の変動で15億ドル支払い金額が上下する。昨年は1バレル70ドルであったとすれば現在126ドルで56ドルの上昇、円に直せば約9兆円の支払いが増えてしまう。もちろん値上がり分は我々が支払うので給与が上がらなければ可処分所得が減ってしまう。

 それでも物価上昇で利上げをする意見が日銀の一部にはある。NZの考え方とはまったく異なる。去年2月にも日銀は利上げしサブプライム前に株価の下落を生じさせている。NZは利下げと減税で対応、日本は利上げと増税か。やはり私はNZが好きだ。

 次の焦点は来週の米国2QGDP。作戦を練ろう。

(写真=目標の体型。今月はここまで84キロ走り、11キロ泳いでいる。筋トレもやっているが体重は減らない。底堅い、鍋底からでジャンプアップしないことを望みたい)

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2008年7月23日 (水)

カーネギーさんも為替の師匠

7月23日(水)「カーネギーさんも為替の師匠」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマアップ致します。

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P1000001_2 P1000005 P1000007 おはようございます

デールカーネギー氏の言葉に問題が生じた時は
①起こりうる最悪の事態を考える
②最悪の事態を受け入れる覚悟をする

③それから落ち着いて最悪状態を好転させるよう努力することがある

 米国サブプライム問題をこれに当てはめると③段階にいるような気がする。決算などの悲惨な数字が最悪の事態、またGSEの債券が500兆円あることも最悪の事態だろう。3月のベアースターンズ買収から③段階だった。日本の不良債権問題では外資の邦銀買収などが行われた時だろう。

またカーネギーは「今日、1日の区切りで生きよ」などの言葉もある。デイトレを含む為替取引にも生かせると言えばカーネギーさんにぶっとばされそうだが、役に立っている。

 3月からはドルも調整が入っても余り下落しない。介入も使わずに当局の思惑通りにドルも原油も動いてきている。為替相場は普段は自由にさせているが有事の際は市場閉鎖、介入、固定相場化、金利操作、取引制限などいくらでも行政指導が出来るのだが、それを使わず安定化させている。また損な役回りといえどもバ議長、ポ長官が懸命にやっているのは生演説をTVで見ると感じてくる。

 前置きは長くなったが、ドル上昇で東京に戻ってきてもSHYな東京はいつものように様子見か輸出のドル売りが先行しよう。米国がこのまま上手くいくかはGSE救済法案が議会を順調に通過するか、また米国2QGDPが堅調となるかどうかだろう。ただ1Q、2Qの悪い数字は覚悟しなければならない。覚悟しているだけに最近もそうだがちょっと予想よりいい数字が出ただけでドルは伸びる。

 テクニカルでは移動平均200日線もお人が悪い。108円台ではかなりドル上昇に圧力をかけたが、徐々に下がってきて107円近辺で上抜けさせた。90日線が一人頑張って上昇し続けてきたことも背景にある。

 昨日は全面ドル高ではなくドルランドは下落(ランド上昇)となった。政局、経済情勢改善もあるが、ランドは株価上昇、資源価格上昇の時は下落し、現在のように株価下落、資源価格下落の時は上昇する。資源相場がドル建てということもあるが、それでは豪ドルとの整合性がとれない。さらに要研究の通貨だ。

(写真=ミヤンマーから青年実業家来訪。高校はニュージャージー州で大学はボストン。留学生は帰国しない人も多いが、彼は帰国し親の仕事をやりながら、次は規制緩和を見込んで金融業を立ち上げたいという。いろいろ最近の情勢など答えにくいことも聞いたが率直に答えてくれた。ミヤンマーは資源国かつ農業国でもある。何かのきっかけで急伸する可能性を感じた。青年に大志あり。意外だったのは軍事政権だが徴兵制はないこと。在留邦人600人程度。シェダゴンパゴタを訪れてみたいものだ。中華街、元町、山手観光の後にロイヤルパークホテルの四季亭で日本料理を食す。山手や山下町のような街並みはヤンゴンにもあるそうだ。英国領だったからだ。写真は四季亭よりの眺め、外は炎天猛暑)

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2008年7月22日 (火)

ヤマ場、土壇場、修羅場

7月22日(火)「ヤマ場、土壇場、修羅場」本日は南十字星(豪ドル)アップデート致します

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 おはようございます。

 シティーの目標株価引き下げ、アメックス、アップル(今期見通し)の市場予想より悪化した決算、メキシコ湾でのハリケーン発生(原油高)で引け際からドルは下落した。そのドル安センチメント連休明けの仲値へのドル需要が先ずは攻防の焦点。木曜日の高値107円10銭あたりを金曜、月曜は上抜けすることが出来なかった。木曜の上ヒゲと木金で作った行き詰まり線(酒田五法は風林火山P.75)が効いている。一目均衡表の雲の中に再度突入するかは仲値後のポイントだろう。

 今日の指標は日本の全産業活動指数、スーパー、コンビニ売上米国の住宅価格指数など。孤軍奮闘のポールソン長官の講演も(GSE支援の法制化、出身元のゴールドマンサックス幹部が政策に助言開始の報道もあり?)。

 クロス円は24日に政策金利決定会合のあるNZがやや弱く、小刻みに良いニュース(喜望峰参照願度)と小刻みに連続ローソク足陰線で下落するドルランドの南アランド円が強い。超インフレの隣国ジンバブエの独裁ムガベ大統領は漸く野党との会談を再開する兆候。NZは今週がヤマ場。いや通貨取引はいつもヤマ場、土壇場、修羅場の覚悟で臨みたい。ただ疲れたらポジション閉じてすっかり忘れてどーんと休みたい。

引き続き7月31日の米国2QGDPを頭に入れながら、NZ政策金利、日本の6月貿易統計も注目したい。P1000016 P1000017

(写真=「横浜開港記念みなと祭=国際花火大会」を前に屋台が賑わう。残念ながら食べ物に当たったのか大桟橋付近で花火を見ていた観客から腹痛などの症状を訴える通報などが相次いだそうだ。写真と本文は関係がありません。写真は山下町付近。8月1日はみなとみらい新港埠頭で花火大会、山下公園の6000発より多い8000発打ち上げる予定。花火好き、お祭り好きの横浜市、観光で盛り上げられるかが市の生命線)

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2008年7月21日 (月)

ショートは短く

7月21日(月)「ショートは短く、各通貨の売りも素早く手仕舞い」本日は喜望峰リポートアップ致します。

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 おはようございます。

7月31日の米国2QGDPを頭に入れながら、今週はNZ政策金利、日本の6月貿易統計も注目したい。

ポールソン財務長官は昨日「金融システムは困難な状態にあるが対応可能」と発言した。既に金融機関の決算状況を把握した上での発言だろう。要は増資など資金注入が上手くいくかの問題だ。

 NZ政策金利は秋に利下げ見通しが強いが住宅価格の下落、雇用の悪化で早期利下げを望む声はある。ボラード総裁がそれをどう配慮するか。NZ減税は10月実施。今月据え置きになれば次は9月。日銀は常に「足元減速先行き楽観だがオセアニア両国中銀「足元インフレ懸念先行き減速」に先月から景気判断を下方修正している。短期的には豪ドルやNZドル売りになりかねないが長期的にはそれなりの金利差はあることと、両国は景気減速に対し減税利下げで対応可能かつ健全財政、資源国ということで買いである。

 イランEU協議も微妙だが、協議に米国も参加していること、イランと米国でピンポン外交ならぬバスケット外交が行われていることは明るい材料。

 米国は今週から一部空売り(ショートセリング)禁止だが実効は?投機筋はオプションを利用するとの話もあるが。

 各国それぞれ悪い材料があるが、それで特定の通貨を売っても次から次へ悪い材料が出る国があるので最初に売った通貨を買い戻さなければならなくなる。売りもそこそこにショート(短く)手仕舞いで。

(写真=花火を愛する人々)

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2008年7月18日 (金)

♪♪どんと鳴った花火だ、きれいだな♪♪

7月18日(金)「♪♪どんと鳴った花火だ、きれいだな♪♪」本日は喜望峰リポートアップ致します。TGIF。ENJOY海の日P1000004 P1000005 P1000007 P1000008 P1000009

 おはようございます。ゴトキン(ゴトビの金曜=ただドル買いは今日より連休明けの22日(火)がより盛り上がるだろう)、官公庁、一部民間給与日で若干ドル決済あり。昨日は大陽線でそれなりに上ヒゲ付き昨日ほどのドル上昇力なし。日銀白川総裁講演あり。

 月曜の上ヒゲで下げ、火、水曜の下ヒゲが木曜の大陽線の原動力、ただ木曜は72銭分の上ヒゲを残し売り圧力を示している。引け際の107円から106前半のドル円の下げはメリルとグーグルの決算の悪化。今週はデイトレ派にとっては充実の週となった。上ヒゲ、下ヒゲが目立った。

ニュースに反応するディールではバーナンキ議長が介入にふれたことでドル上げ、昨日のFT記事(SWFがドル資産圧縮)でドル下げがあった。本当に米国が介入するかどうか、あるいはSWFがドル資産を圧縮するかはどうでもいい。ただせっかくのニュースはおいしく頂く。議論好きの人が真偽を語り始めるときにはとっととポジションを閉めてそのニュースは忘れて次のサプライズ的ニュースに備えたい。デイトレーダーは議論はしない。黙って即反応、黙って立ち去る。議論には付き合わない。

 今週は疲れました。相場も毎日が花火大会だった。円花火あり、ドル花火あり。深夜のバ議長、ポ長官、ブ大統領の議会証言や記者会見につきあってしまったからだ。変動狙いはこまめに、しがみついて、すべて見落とさない(無理だが)のが収益の対価。スワップ狙いは寝ること(時間が経つこと)が対価。スワップ狙いはBUY&HOLDというよりBUY&SLEEP、熟SLEEP出来るくらいの低リスク(低レバレッジ)で臨みたい。低レバでもここ3年では資産が倍程度にはなっている。

 暑いし年初からの緊張感からでも疲れているので是非バケーションをとって気分転換して頂きたい。動く相場はいつでもある。私は7月取りそこなったので混雑を避けて9月にのんびりしようと思う。ではTGIF。ENJOY海の日。

(写真=花火前の山下公園♪♪どんと鳴った花火だ、きれいだな、空いっぱいにひろがった、しだれ柳がひろがった♪♪あさって20日(日)は山下公園で50万人が8000発あがる花火大会を楽しむ。いつも花火幹事、花火奉行をやっていた人が転勤したので私がゴザ敷き、買出しをしなければならない、8月1日(金)はみなとみらいでも花火大会

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2008年7月17日 (木)

ヒゲダンス

7月17日(木)「ヒゲダンス」本日は衛星デジタル211「マネーウオッチ」に出演致します=今日は前々回に続きローソク足のヒゲについてお話ししたいと思います。

おはようございます。いくつか頂いたご質問についてID為替リポートに私の意見を書かせて頂いておりますのでご覧ください。

 ID為替リポとともに題名がヒゲとなってしまった。バーナンキ議長の白いヒゲも下ヒゲ陽線に見えた(人間のヒゲに上ヒゲはないか)。P1000003_2 P1000002_3 P1000003_3 P1000019

昨年の相場のリズムと似ているが、違うのはサブプライム問題が分けのわからぬものであったことから、実態がほぼ見えているということに変わっていること(サブプライム問題の本も5冊書店に置かれていた)。また当局が具体策をどんどん取っていること、空売り規制となれば強烈だ。当局の政策は即効果をあげるわけではないがジワジワと効いてくる。インフレ、原油、ドルなどに対して。

また景気減速は米国だけでなくどこの国も負けてはいない状態でドルだけ売るわけにはいかない。株は世界中の株をすべて売ることが出来るが通貨は全部は売れない。何か買わなければならない。だからそれぞれ行ったり来たりしてしまう。

世界景気減速の中で今日から中国の2QGDPなどの経済指標が発表される。それぞれまた二桁の伸びが示されるのだろうか。

 7月14日はドル円は上ヒゲを出し翌日の下げに繋がったが、昨日一昨日の104.50以下の下ヒゲで今朝は戻し始めているようだ。ヒゲに従って我々は踊らされているようだ。ヒゲダンス。デイトレは加藤ちゃんと志村ケンのような軽快なヒゲダンスのリズムでやりたいものだが、音域の狭い(動きの鈍い)東京市場より全員が投機筋(実需なし)で絶叫しながら乱高下するNY市場でやるほうが快感、充実感があるだろう。ただ海外メディアを利用してニュースは即座に入ってくるようにしたい。昨日のバ議長の介入発言など素直に儲けられるニュースも多い。質問者がドルについて聞いてくれたのも良かった。 (P.S.昨日の戻しで私はちょっと油断して脇が甘くなっているかもしれない。自重しよう)

(写真=来年の湘南マラソンが大幅前倒しされ今年の11月に開催されるのでやや気合を入れて練習している。外為どっとコム社から2人FXクリエイト社から3人、銀行の後輩が1人参加する。マラソンに備え月70キロのランニングと1万メートルの水泳を目標にしているが今月は既に月半ばで63キロと8600メートルなので体調はいい。①②③ジム④ジムを終えた後の夜景)

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2008年7月16日 (水)

傲慢→油断→切り抜け→建て直し

7月16日(水)「傲慢→油断→失敗→切り抜け→建て直し」本日は外為TVマーケットビュー及びチファンラマ?アップ致します。

おはようございます。P1000003 P1000004 P1000002

昨夜は続々と米要人がTVに登場した。

 バーナンキ議長「重大な試練、インフレ見通しは不確実、2008年成長は1.0%から1.6%」
 ポールソン長官「GSE2社は強力な監督必要、本当に必要でなければGSE株購入せず」
 ブッシュ大統領「銀行システム健全、民間企業は救済しない、景気拡大」

 GM「リストラと無配」(かつての日産を思い出す)

 ムーディーズ「GSE2社格下げ」 

ただ米国経済指標はそれほど悪化せず、NY連銀製造業指数は予想の-7.8より強い-4.9、小売売上は予想+0.4%より弱い+0.1%となった。PPIは予想より強し

1.6をつけたユーロもZEW景況感指数大幅悪化で長い上ヒゲを残しほぼ寄り引き同時から若干の陰線となった(豪ドルは25年来の高値0.97をさらに更新中。ドルカナダ、ドルスイスは再び1割れ近し)

 一方日本は楽観的な日銀も「さらに景気減速」と見通しを下方修正2008年度の成長率予想を1.2%とした(米国と変わらない)。フラット化する世界なので米国減速ならどこも減速となる。

 昨日の本ブログでは自信なさげに「ドル円の上ヒゲが気になる」としたが、ドル円は下落4月半ば以来の雲の中に入った。ボリンジャーバンドも下限突き抜ける。自信なさげとしたのはやはりここ4ヶ月近くドル高というか、ドル安円安が思い通りに進んでいた傲慢さによるものだ。傲慢さは時々打ち破られる。そうでなければ次の進歩がない。傲慢さが打ち破られると取引は小出しにして様子見して再び軌道にのせようとする。

 ただ昨夏のサブプラショック円高と比べれば迫力がない。昨夏8月17日に終わる週でドル円は7円、ユーロ円は13円、豪ドル円は14円、NZ円も14円、ポンド円は20円、カナダ円は9円、ランド円は2円の円高になっていたので今回たいしたことはないとまた傲慢になるかもしれない。ただまだ7月か。

 傲慢→油断→失敗→切り抜け→建て直しの循環であり、失敗のところを如何に短く切りぬけるかである。その為にはチャートを客観的に感情をいれずに見たい。ドル円のローソク足は昨年7月と同じリズムで一目の雲入りとなってきたこと。6月30日から7月9日までの三角持合を下に切っていたことなどだ。 今日もバーナンキ議長の証言があるようだ。昨夜はブルームバーグTVではバーナンキ議長、ブッシュ大統領がLIVEで発言を聞けた。結構便利な世の中になっている。

(写真=昨夜は多摩大大学院での講義で35年ぶりに代々木へ。代々木駅周辺はいくつもの代々木ゼミナールと山野美容院のビルが目立つ。多摩大院もヤマノビルにあった。やはり儲かるのはサービス産業か。予備校生と美を求める女性で雑踏の中に勢いが感じる街であった①代ゼミ②山野さんの銅像③ホテルのような代ゼミタワーがあるそうだ) 

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2008年7月15日 (火)

昨夏との違い、失った10年との違い

7月15日(火)「昨夏との違い、失った10年との違い」本日は南十字星(豪ドル)アップ致します。

 おはようございます。
この場をお借りしまして。昨日午後(1時から4時頃)着信のメールを幾つか削除してしまいました。心当たりのある方はご面倒ですが再送お願い申し上げます。 P1000008 P1000016 P1000018 P1000025

 まもなくNZの2QCPI。秋に利下げ予想があるがその手がかりとなるか(結果は予想+3.8%よりやや強い前年比+4.0%、ターゲット上限は3%)。さて米国も景気指標が悪いが、昨日のユーロ圏鉱工業生産も悪い。日本も同じくいろいろ悪い。ガソリン、食料品高で夏のボーナス減少。結局昨日はユーロ、スイスはドル高で一日を終えた。NY(BOT)のドルインデックスは上昇した。資源国通貨は高い。

 本日は日銀会合米国小売、NY連銀製造業指数、PPIなど。バーナンキ議長の米上院銀行委員会(ドッド委員長)での証言にはポールソン財務長官やコックス証券取引委員会(SEC)委員長も証言する(市場は性急な結果を求めるが、GSEへの連銀貸し出しも議会の賛意を得てからと長官も言う)。その前にはユーロ圏&独のZEW景況感調査の発表がある。

 常々デイトレは引き摺らず、東京市場とNY市場は野球とベースボールのような似て非なるもので別商品のようなものといっているがドルは東京で上げてNYで下げた。同じニュースが1日中持続するほど為替市場には一貫性はない。東京とNYはよほどのことがない限り別のゲームだとして戦いたい。今朝もゴトビなので昨夜のNYのドル下げセンチメントを引き摺らず。ドル円の上ヒゲは気になるが。

デイトレの刹那ごとに変わるセンチメントに比べると、中期的センチメントはまだ米国弱し。ただセンチメントと事実は違って3月からドルはそれほど弱くなっていない。米国景気は悪化し底を模索している。私としては底は売るより買いだ。と思っていたらアブダビがクライスーラービルを買ってしまった。

 (昨夏との違い)昨夏のサブプライムショックと違うのは、円買いが殺到しないこと、高金利資源国通貨が売られないこと。豪ドルは83年来の高値更新で0.97台へ。市場も冷静でパニックにならない。

(日本の失われた10年との違い)

 日米どちらも破綻すべきは破綻させ、残すべきは残す資本注入は外国資金、公的資金を使う。ただ日本は失われた10年が91年からだとするとリップルウッドの長銀をたった10億円での瑕疵担保付買収は98年と7年後であったのにくらべると米国はまだ1年しか経っていないのに同じような処理を行っている。日本の株価を見るとまだ失われた10年は終わっていない。もうすぐ失われた20年になる。

写真炎天、見ているだけで熱い、椅子が熱い、選手はもっと熱い。甲子園への路、北神奈川予選をハマスタで見る。鶴見工3-5旭高校。鶴見工は高三の夏に敗れたチーム。旭高校は米倉涼子さん、須藤理彩沙さんなど女優を輩出し陸上、サッカーなどスポーツも強い高校。なんでオジさんがそんなことを知っているかというと若者と話す機会も多いから。わが母校もコールド勝ちで初戦突破。今日はご存知横浜高校と中日山本昌投手の母校の日大藤沢戦@保土ヶ谷球場などのビッグゲームもある。①旭高応援団②ASAHIのTシャツ、ビールと思った③選手たち④熱かったハマスタ)

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2008年7月14日 (月)

クロス円復活度=昨夏のサブプライムショック以来

7月14日「クロス円復活度=昨夏のサブプライムショック以来」本日は喜望峰リポートアップ致します。

P1000002 P1000016

 おはようございます。

昨夜のID為替臨時リポートでお伝えした、「米財務省、GSE(フレディマック、ファニメイ)に150億ドル支援」は反応なしというか、知られていないのか小動き。今夜のフレディマックの30億ドル資金調達待ちかインディマックバンコープ破綻、GSEに連銀貸出案、GSEに150億ドル支援、米金融機関決算、中東情勢といろいろあるが、どれもいまいちサプライズ感はない。(GSE=GOVERNMENT SPONSERED ENTERPRISE)。 

 昨夏のサブプライムショックと違って円が特に買われないのは市場が冷静ということか。ユーロ円は昨夏の円高より20円上昇している豪円も16円、スイス円12円、NZ円もなんとか6円、カナダ円2円、ランド円は-1円、ポンド円は-8円。落ち着けば円安か。パニックで円を買う理由もわからないが、ヘッジをするなら円よりも良いものが世の中にはあるだろう。

 ただもちろん先の話だが円は来月8月には季節的な円買い需要があるので気をつけたい。センチメントより需給を大切にしたい。

今日は休み明けのドル需要が少々。また月例報告に、日銀会合(明日まで)あり。いつものように株下げ、景気下方修正も米国のせいで対策は無し?「足元減速先行楽観」は便利な言葉というか恐ろしい言葉。日本株のベイスターズ化、いやベイスターズの日本株化。仏は休み。パリ祭?バスチーユ監獄襲撃の日。NZは小売売上、明日は2QCPI。

 先週は資源大国サウジアラビアやオーストラリアの方々と会食ありやや多忙。結構勉強になったので後日面白い話を。今週は先ずは今日の午後ハマスタで高校野球観戦。NHKのオリンピック風に言えば「往甲子園的路」。明日は多摩大学大学院で「通貨危機、サブプライム問題と為替」などについてお話しするがMBAの方だけに突っこまれそう。

(写真=①TV出演した豪ファンド、キャスターの間中さん、ストックボイスTV社長の倉澤さん、東証にて②今日から日銀の会合、何か行動を!)

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2008年7月11日 (金)

三越ライオンは弱いドルの象徴

7月11日(金)「三越のライオンは弱いドルの象徴」本日は南十字星(NZドル)アップ致します。TGIF。P1000012 P1000011 P1000014 P1000015

おはようございます。

金曜日なので実需のドル買いやや強し。ただ週末で帰りを急ぐ参加者が一抜け二抜けで薄商いとなる。相手がいなくなってからの一人相撲は避けたい。欧州勢、NY勢が「HAVE A NICE WEEKEND」と去って行くのに東京のディーリングルームで一人相場を追っていることがあった。「NICEではないす」の土日となったこともあった。

 ドル円は極めて順調に3月からゆっくりじっくり上昇している。昨年の7月10日は2円50銭ドル円が下落し一目均衡表の雲抜けの前哨になっていたので昨日はちょっと値動きを気にしていた。ただ材料的にはサブプライム問題がまだ何か見えていない不安の時であった昨年の今月今夜とほぼサブプライムの全容が明らかになっている今日この頃では市場のポジションが違うだろう。ドルロングが大きくあった昨年と比べれば現在はまだドルショートが多いかもしれない。相場というものは損切りの時に大きく動くものだ。

 昨年7月11日の本ブログではスワップ好きの私もNZ円のポジションを減らすことを推奨していた。ただやはり金利の威力は凄まじくそこでポジション調整の円買いをしなくとも、それほど大事には至らなかった。特にスワップ狙いの豪ドル円、ユーロ円などは現在まで保有し続けていても何の問題もなく収益が上がっている。金利差狙いは保有し続けるのが原則ということを実証してくれる。元本を解消すれば金利が入ってこない

 変動部分を取りたければ別勘定(感情)で売買すればいい。いわゆるヘッジ取引。

「三越のライオンは弱いドルの象徴」

ポールソン長官は昨日も「強いドル」発言を行った。世界の当局は「強いドル、弱い原油」を目指しているが実需はその逆方向の流れであることが心配の種。

思い起こせば1985年のプラザ合意では「弱いドル」を目指したがそれは実需の流れと同じ方向であったので効果を発揮したのだろう。さらに日本の投資家は資本取引の自由化や1984年の実需原則廃止でさかんに海外投資を行いドルロングで前述の「損切りエネルギー」も溜まっていたのでドルはドル売り介入、実需の売り、投資家の損切りで240円から120円に3年で下落してしまった。ただドル下げの目標は貿易不均衡改善であったが、何の効果もなかった。この壮大かつ無駄なドル下げの実験を反省して最近の当局は極めて狭い相場レンジに誘導しているのだろう。

(写真=「弱いドル」は日本橋三越のライオンから始まった。=「日銀の為替課員は三越開店前に買い物客には似つかわしくないダークスーツの男たちにメモを渡した。メモはG-5の声明文だ。「宜しくお願い申し上げます」と課員は男たちに伝えた。「何を宜しく」というのはもちろんドルを売ってくださいということであった。秘密介入ならぬ公開(後悔)介入。1985年9月23日、秋分の日。ダークスーツの男たちは銀行のディーラー達。参考図書=1000日の譲歩=円はドルに勝ったのか、新潮社、塩田潮著。

三越は日銀の隣にある。日銀に呼び出さずに三越ライオン前に集合させた?ドルが下落して欲しいときは三越のライオンを撫でればいい。噛み付かれないように。TGIF。

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2008年7月10日 (木)

今夜、豪ヘッジファンド登場

7月10日(木)「今夜、豪ヘッジファンド登場」 

昨日のセミナーには遠路神戸からもご参加頂き誠に有難く思いかつ恐縮しております。またご依頼頂きました大学の講義に使用する外国為替論の本の紹介は後日、本ブログあるいはID為替リポートでご紹介させて頂きます。

 今夜は衛星デジタル211マネーウォッチにて豪ヘッジファンドを招き「オーストラリアは住みよい国か」のテーマでインタビュー致します。熱く豪を語って頂きます。

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 ドル円は107.60近辺の200日線かつ三角持合を上抜きできず下落、逆に持合の下限の106.50(6月30日と7月1日の上昇トレンドライン)に近くなった。

ゴトビ日本はESPフォーキャスト。日本株は下落必至だが温家首相の口先介入で上昇の兆しを見せている中国株はどうだろうか豪は雇用統計夜はバーナンキ議長、ポールソン長官の議会証言。

トリシェ総裁はユーロ誕生10周年で講演。1999年1月のユーロ発足時のレベルはユーロドルが1.17、ユーロ円が135円,その後ユーロドルは0.82 ユーロ円は88円まで下落し協調介入を経て反転今に至る。ユーロは対ドル、対円で倍近く上昇した。他の通貨も円に対しては2000年からは倍近く上昇している。

その他ニュースはイランミサイル試射、メリル格下げ検討、ファニーメイ資本不足などのネガティブなものがあった。BOAのCEOは2009年後半からの米国経済回復を予想、またBOAの追加資本調達や減配の予定はなしとした。カンザスシティ連銀総裁は早急な利上げを示唆、エタノール関税減税報道で原油小安い。不振のGMは欧州では記録的な売り上げ。

 ドルランドが一目均衡表の雲の下に出そうな(ランド高)南アフリカはダーバンでムベキ大統領辞任せよのデモ(電力不足、物価上昇への不満から)があったが、一方南ア財務省高官は今後の力強い成長を示唆(1QのGDP減速+2.1%←+5.1%=1年前)、1Q減速は電力不足によるものだが電力会社には設備投資が行われ回復に向かうと発言。

(写真=①夏の中華コース@関帝廟通りの東園②ジャズが聴ける汐汲坂の蕎麦まつむら③ジャズを聴きながら鴨せいろ)

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2008年7月 9日 (水)

米国介入は玉は小さいが効果抜群

7月9日(水)「米国介入は玉は小さいが効果抜群」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマのアップデート、夜はデイトレセミナーを行います

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 ドル円およびクロス円の最近の執拗な下ヒゲにはやや驚きを感じる。下がれば買いが出てくる。驚いてばかりではいられないので調べるとやはりその原動力は貿易黒字の減少であり、月曜のID為替リポートでふれた6月初旬の貿易統計が赤字となったことに続き、昨日発表された6月上中旬も2304億円の赤字となった。また昨日申し上げた三角持合の下限の106円20銭ではドル円は持ちこたえた。今度は上限の108あたりをトライしてもらいたい。

 さてドル円が再び200日線と絡んできた。6月に11日間108円での攻防を繰り返し団子天井を形成したが、当時108円にあった200日線もドル下げを支援した。現在200日線は107円60銭あたりにある。今朝は輸出がどれだけ下押しするか明日のゴトビとバーナンキ議長、ポールソン長官の議会証言まで107円前半で持ちこたえれば200日線を抜くことも考えられよう。既に90日線は上向いてドル円を後押ししている。

 3月より着実に米国を中心に世界はサブプライム問題処理からインフレ克服へ進んでいる。議論するより3月の95円から108円へ進んできた事実がそれを物語っている。

 米国とG-8さらに現実になりそうなG-13が筋道を立ててドル安とインフレの抑制に動いている(ただG-13にはオセアニア代表が含まれていないのが不満だ。ユーロ圏代表も数に入れたG-15がキリがいい)。

 ポールソン長官、バーナンキ議長はめぐり合わせが良いのか悪いのかわからないが難題にぶつかり結構涙ぐましい努力をしている。ただその行動力は力強い。彼らのやることは遅々だが堅実だ。デイトレーダーは介入や利上げ、原油価格下落を過度に期待せず彼らのペースに合わせていきたい。勝手に頼まれもしないドルロングや金利上昇用のポジションを持って、当局がすぐに行動しないことで勝手に失望して損切りをしないようにしたい。

 昔もドル円を先に買って、「日銀介入しろ」と叫んでいたディーラーもいたが、当局や日銀はこちらの思うタイミングでは出てくれないものだ。米国は滅多に介入を行わないが最近では2000年のユーロ買いドル売り介入(1ユーロ=0.8レベル)、1995年のドル買い円売り介入(1ドル80円)など一旦出てくるとその後の戻しは大きい。もちろん米国は介入せずに反転することを望んでいる、またその介入金額は日銀と比べるととるにたらないほど小さいがその効果は比べようのないほど大きい。口先だけでも既にドルを押し上げている。

(付録)

 3月以降のバ議長、ポ長官の苦闘史(この間減税も。日本も何かやって欲しいが聞こえるのは増税の話)

3月 ベアスターン買収、
4月 G-7 サブプライム問題一色となり信用不安解決の具体策をFSFに100日以内年内で作成指示
4月 FOMC FOMC景気下振れリスクの文言外す(後復活)、インフレ懸念強まる
5月 相次ぐドル高発言=バーナンンキ、ポールソン、ブッシュ、マケイン
6月 G-8サミット財務相会議 サブプライムよりインフレ懸念が焦点となった
6月 原油サミット(消費国と米投資銀行参加が画期的)
7月 洞爺湖サミット ドル安懸念を共有(中東、中国も共有)=声明にのるかどうかは重要ではない
昨日 バーナンキ議長 投資銀行への貸し出し延長発言

(写真=山手ウォーミングアップ散歩最終①②弊社への最後のアプローチのホテルニューグランドパティオ③暑いので先ずは2キロ泳ぐ)

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2008年7月 8日 (火)

駆け巡る減速

7月8日(火)「駆け巡る減速」本日は南十字星(豪ドル)アップ致します

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 駆け巡る減速(ビューティーペア?)というか、♪♪回る回るよ減速は回る♪♪。日本では日銀地域経済報告での8地域での下方修正独は鉱工業生産悪化米国は金融機関損失拡大の報道でそれぞれの通貨が売られた。終わってみれば先週末より昨日は円は上ヒゲは出しながらも対ドル、対ユーロで円安となった。これが今の円の実力。

 ドル円は6月16日と6月25日の高値を結んだ下降トレンドラインと6月30日と7月1日の上昇トレンドラインで形成された三角地帯で推移している。今日で言えば106.20と108.20のレンジが出来ていて今後そのレンジが狭くなって煮詰まってくる。

 オセアニアも減速合戦に参加。NZ財務省がリセッションを示唆し今朝の2QNZIER(NZ経済研究所)景況感指数も-64と1Qと同様の弱い数字であった。NZも総じて弱い数字の中、今朝のNZヘラルド紙では労働生産性だけが強いということを取り上げていた。また原油、金などは昨日は下げたが、他の鉱産物のパラジウムやプラチナが先週より弱いことが豪ドルの弱さを加速させている。
 
 昨日は中国株の急騰で13連敗を阻止した日経平均も出だしは下げて(円買い?)中国市場オープン待ちとなる。円相場も日本株、中国株を注視しながらの展開となろう。昨日の中国株は温家宝首相などの口先介入が効いたということ。
 
サミット声明は今まで為替相場に大きく影響を与えたものがないと記憶するが、市場では「ドル安是正」発言を期待している人もいるので何も記載されなかった時は失望する人も出てくる。先の米国利上げ期待など市場は勝手に舞い上がって予想をして勝手に失望してしまう時がある。デイトレではそれにのり、長期ポジションでは冷ややかに見物したい。米国の金融政策がサブプラモードからインフレモードに変わっていることは間違いない。

 米国のFEDとSECは金融機関の情報交換をさらに密にするということで同意した(WSTJ)。信用不安問題を再び起こさないように、今月末のFSFのG-7指導に基づくリスク管理体制の発表とともに前向きな行動は起こされている。現状は悪い数字が出るが米国のフォワードルッキングはグーである。日銀の「フォワードルッキングー」はなかなか当たらない。「足元減速先行楽観」は数年前から続く日銀の常套句だが「先行き」が来たことはなく永遠に「楽観」は「先行き」だ。一度「お先真っ暗」とでも言って抜本的対策をとってはどうだろうか。いつも米国ウォッチングでは情けない。

(写真=山手ウォーミングアップ散歩その8=漸く出発点の山下公園へ戻る)

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2008年7月 7日 (月)

為替は毎日がオリンピック、ワールドカップ、ウィンブルドン、U.S.オープン、ワールドシリーズ

7月7日(月)「為替は毎日がオリンピック、ワールドカップ、ウィンブルドン、U.S.オープン、ワールドシリーズ」 本日は喜望峰リポート(南アランド)アップ致します

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朝起きてベッドのTVをつけると時々興奮の渦に巻き込まれる。今朝はウィンブルドン決勝でスペインのナダル選手がスイスのフェデラー選手の6連覇を阻んだ。メジャーリーグは頻繁に放送してくれる。ラグビーのワールドカップやゴルフのUSオープンの時も感動してなかなかベッドから抜け出せなかった。どのスポーツも最高峰の戦いは素晴らしい。相撲や柔道ももっと外人に開放してレベルアップすれば興奮する。

 為替は始めたばかりの人もいきなりメジャーと同じ土俵に立つことが出来る。ただ誰がメジャーで誰が強いのかは同じ環境でやっているのではないのでわかりにくい。

 さて今日は七夕。ゴトビ。仲値でドルが下がりにくいのは貿易黒字の減少でネットのドル買いが増えているからだ。最近目立つ外貨投信の動きは気になるが先週よりはペースは落ちるだろう。サブプライム問題での株安円高でも日本の個人の外貨投資残高は増えている。個人の外貨投資もメジャープレーヤーの地位を目指している。ただまだ外貨投資は1500兆円の個人金融資産の3.5%。せめて10%程度にはしたい。

 P.S.宣伝特集

(川合さんセミナー)

7月16日に外為どっとコム社で川合美智子さんがテクニカル分析のセミナーを行います。川合さんは私の在籍した今はなき外為専門銀行の東京銀行の大先輩でスポットディーラー、先物ディーラー、カスタマー、オプション、それにもっとも難しい決算などをこなすオールラウンウドプレーヤー。その後米銀や米投資銀行でも活躍する。外為どっとコムでは説明不要の若林栄四さんや証券投資やP&Fの大家の松本鉄郎さんも時々講師を勤められるが両氏も教えを受けた頭の上がらない大先輩で松本さんには野球まで教えて頂いている。

(豪ヘッジファンド来日)

 これまた東京銀行時代の先輩でシドニー在住15年のヘッジファンド運営の津田穣さんが来日する。衛星デジタル211「マネーウオッチ」で資源景気に潤う豪経済や人々の暮らしぶりなどについて語って頂く予定。

(マネージン)

 毎月投稿しているマネージンの今月の題名は「FX業者の選び方」です。どうぞご覧ください。(http://moneyzine.jp/

(写真=山手ウオーミングアップ散歩その7、だんだん体が温まってくる。山手と山下町の間にあるフランス山の領事館跡。生麦事件以降欧米人は東神奈川から山手へ避難してきた)

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2008年7月 4日 (金)

 ♪♪O say can you see♪♪

7月4日(金)「♪♪O say can you see♪♪ By the dawn's early light♪♪」本日は南十字星(NZ)リポートアップ致します。TGIF。P1000012 P1000013

 NY祝日(仲値=当日物の決済なし)なので昨日のようなドル上げの原動力になるゴトビ要因はない。今日は景気動向指数と先日外為取引税にふれた黒田ADB総裁の講演がある。財務省は外貨準備資金管理室を設置した。今までの運用方法を変えないというが、世の空気が「SWF」なので何らかの準備ということだろう。

 ECB利上げと米国雇用統計前にはドルがユーロ中心に下げて、両指標の発表後はドルは上昇した。BUY(SELL)ON THE RUMOUR、SELL(BUY) ON THE FACTということだが、実際に自分が冷静に淡々とそれをやるとなると難しい。また相場は逆張りという格言も古今東西無数にあるが、それも実行は難しい。有名な市場の格言を実際実行するのは腹に力が入る。ファンダメンタルズが支配するの世の流れ、空気に逆らうことになるからだ。イジメに勝つ気力が必要だ。

 「織り込み期間は順張り、事実確認後は逆張り」 3月から世間に逆らいサブプライムは終わったと叫んでいるが、それも為替的には3月で織り込みは終わったと思っているからだ。今後、どこの大手が破綻しようとそれは事後処理だと思う。GMの破綻の噂を想定してもそれは日産のような処理=回復が行われるのだろう。

 来週はバーナンキ議長の講演会や議長と涙ぐましい努力で産油国、欧州、中国を駆け巡っているポールソン長官の議会証言が焦点だ。日銀支店長会議もあるが。
他に気がついたニュースは幸福度調査世界最下位(97位、日本は43位)のジンバブエ国民が米国大使館へ亡命していること。昨年先物市場を騒がせ破綻した世界最大の先物会社のレフコのCEOに禁固刑が下ったことなど。

 では、今日は閑散となりがちだがポジション持つ限り油断せずにENJOY!TGIF。米国は独立記念日なのでドルが好きな人は「星条旗」を歌いましょう。嫌いな人は「君が代」「ラ・マルセイエーズ」でも歌いましょう。豪ドル好きの人は第二国歌の「ワルティング マチルダ」がいい。P1000002

(写真=①いつも衛星デジタルTV「マネーウオッチ」でお世話になっているキャスターの間中さん②間中さんとともにスタジオの花は綺麗だが株価ボードは幻滅のダウンランプが点灯、11日連続日経平均下落は54年ぶり=私が生まれた頃で日経平均は300円台であった)

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2008年7月 3日 (木)

ARE YOU HAPPY?=43位

7月3日(木)「ARE YOU HAPPY?=43位」今夜は衛星デジタルTV211「マネーウオッチ」に出演致しますP1000015 P1000014 P1000013 P1000012

ADP雇用者数、チャレンジャー社人員削減数悪化、GM破綻の噂などでドルが下落した素直なNY市場から、実需の東京市場へ。
ゴトビ(明日はNY休日で決済できないため)。ECB理事会や米雇用統計とは関係なく東京の輸出入や外貨投信は為替取引を行う。

6月30日、7月1日の長い下ヒゲで昨日は106.76まで戻すが終わってみれば今度は長い上ヒゲを残してクロ-ズ。108の団子天井がまだ効いているのだろうか。陰引けの日が多く、なかなか気持ちのいい陽線はでない。0.5%利上げの噂も出たECB理事会や雇用指標の悪化と各社人員削減の報道もドル下げに効いている。ただ円はそれなりに弱い。

格付けは一段階上昇したが、全米科学財団の世界97国・地域の幸福度ランキングをでは日本は43位だそうだ。世界で最も幸せな国はデンマーク、最下位はジンバブエだ。幸福度が高かった上位10カ国はデンマーク、プエルトリコ、コロンビア、アイスランド、北アイルランド、アイルランド、スイス、オランダ、カナダ、オーストリアの順。米国は16位。 調査はアンケート方式で行われたそうだ。「ARE YOU HAPPY?」とでも聞かれたのだろうか。YES、WE ARE よんじゅうサーン!!位的幸福

(写真=①②外人墓地を過ぎると港の見える丘公園②ここから弊社への第一アプローチであるフランス山へ

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2008年7月 2日 (水)

超短期>超長期>中期

7月2日(水)「超短期>超長期>中期」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマ(人民元&香港ドル)リポートアップ致します

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 昨日のRBA(豪準備銀行)が政策金利を7.25%に据え置いた後の声明文で「これまでの引き締め政策が需要抑制に効果を発揮、短期的にはインフレは高止まりするがいずれ低下へ」としたことで豪ドルは対ドルで0.95後半から0.95前半へ豪ドル円は101円後半から一時100円台前半へ下落した。本日は午前10時半の豪の5月住宅建設許可や小売売上でその需要鈍化動向をチェックしたい。予想は前月比で住宅の中間値が-3.4%、小売が+0.1%。 

 奔走する米国ポールソン財務長官。彼がやろうとすることはドル安是正、原油高是正だが苦労している。いつかは陽の目を見るだろう。最後は為替相場は人為的にコントロールされる。G-7、産油国、新興国も彼に反対しているわけでもない。ただ投機ならいざ知らず実需でつくり上げられた相場の方向を変えるのは難しい。

 ただ米国の指標は強くはないがGDP、個人消費、昨日のISM製造業など、それなりに他国と同じくらいの程度の動き。米国金融機関の決算は悪いがそれはG-7に後押しされたFSF(金融安定化フォーラム26カ国が参加)の指導に基づいて必死に洗いざらいさらけだそうとしているのだろう。

P.S. 「超短期>超長期>中期」について

ドル円は3日連続で朝のこの時間は106円絡みのところにいる。ただ日々結構上下している。為替相場の典型的な動きであろう高値と安値の幅は総じて大きくないが同じところを行ったり来たりする。変動狙いはこの性質を利用してこまめに出来れば思い込まずに売買を頻繁に繰り返すのがいいだろう。ただし集中力が必要だ。

 その対極として長期の持ちっぱなしのポジションがあるが、これは金利差の問題があるので高金利を売り持ちし続けることは難しい。高金利買いはスワップ金利差がとれるので多くの方に人気があるが、持つなら極端に言えば半永久的に持っていただきたい。私はFXを含めて外債などの高金利商品を保有しているが、5年、10年と保有していると為替差損益など金利差益から見ればたいしたことはないということがわかる

変動狙いは出来るだけ短期で頻繁に売買し、金利差狙いは半永久的に持つというのが私のやり方だ。もちろん2,3ヶ月の中期ポジションも儲けることが出来るが、自分の経験や他のディーラーを見ていても超短期変動の積み重ねや超長期スワップの手法と比べれば効率的でないように思う。

超短期>超長期>中期が収益効率の順だと思うが超短期は集中力体力、超長期は時間が対価である。中期は思い込み過ぎないことが重要で利食いのチャンスを見逃さないことだろう。損小利大などという言葉でつられてポジションを引き摺りすぎないことだろう。 もちろん変動狙いとスワップ狙いは区別したい。またポジションを持つ前に運用期間、収益目標、損切りポイントは決めて置いて淡々と実行したい
(写真=山手ウォームアップ散歩その5、さらに海へ向かう①元町公園前②外人墓地③ゲーテ座)

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2008年7月 1日 (火)

短観&ウォンバット金利

7月1日(火)「今日は短観とウォンバット金利」本日は南十字星(豪ドル)アップ致しますP1000026 P1000024 P1000019

 個人の方にはあまり関係ないが法人の方は今日から後半戦。年間の目標収益ペース通りになってるかどうかチェックしつつ年末までの取引ペースを上げたり下げたりする(ベイスターズのように消化試合ではいけない)。

夏のバカンスの計画も立て始める。豪財務相高官は保護しているウォンバットの世話で5週間休暇をとる。従って今日の豪中銀政策決定会合を欠席することとなる。豪の新聞では「経済の世話が大事か、ウォンバットの世話が大事か=WHO WILL TAKE CARE ECONOMY ?(NOT WOMBAT?)」と批判されている。外国人が連続5週間休暇をとったり家族の為に重要職務があっても休むことは珍しくないがウォンバットの為に政策決定会合に出席せず休むのは初めてだったのだろう。ただ報道もそれほど怒っているのではなく笑っているという感じだ。日本なら大問題となる。

豪中銀は金利据え置きと見られているが6月のTDMIインフレ率は年率4.8%となりインフレターゲット上限の3%を大きく上回っている

 今日は昨日のような仲値までの月末のドル需要、仲値後の輸出は出ないが、外貨投信の払い込みの円売りは出る。日本は日銀短観(予想=大企業製造業が+3、大企業非製造業が+8など)。

 団子天井、昨日の長い下ヒゲなどローソク足の教科書のパターンが出ている。ただやはり戦後のドル円相場の伝統であるコツコツ(上げて)ドスーン(と下げる)勢いは最近ない。原油高によるドル買い金額増加の影響だろう。

 ECB理事会を前に欧州を駆け回るポールソン長官サウジ石油相に再び原油増産発言、中国温家宝首相にはドル高発言をしてもらう。原油高、ドル安は殆どの国が望まないもの、かといって実需による動きなので抑制し難い。ただコンセンサスは出来ているのでじっくり対策をとってくるだろう。当局に早急な期待をしてはいけない昔は自分でドルを買ってから日銀介入しろという人もいた=私??)

 日本の国債格上げは上から5位から4位に上がったが5位のオリックスが4位なったようなもの。5段階格下げされた時は市場の反応は鈍かったが日本政府は当時から不満を述べていた。要は日本国債は日本国内で90%以上消化されているので問題ないということ。すなわち政府は国民のサイフを政府のものとしていること。政府は国民と一心同体と考えているが国民はポケットに手を突っ込まれるのは気持ちが悪い。公務員のボーナスを引き上げて無駄使いをして消費税増税をするのはまさに政府の一心同体政策。国民は相手を選べない悲劇。

 格付けといえば南アフリカもアウトルックがポジティブに引き上げられた。貿易赤字の縮小もあって昨日南アランドは上昇した。格上げは嬉しいが、格付け会社もサブプライム問題での汚名をヨイショで挽回しているのだろうか。格付けのバランス感覚。

(写真=山手ウォームアップ散歩その4、①エリスマン邸②山手234番館③山手資料館)

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2008年6月30日 (月)

約束=ポールソン&サウジ王家

6月30日(月)「約束=ポールソン&サウジ王家」本日は喜望峰リポート(南アランド)アップ致します

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ポールソン長官が6月29日から7月3日まで訪欧する。ECBの利上げの可能性も大きい中それをきっかけに1987年10月19日のブラックマンデーの再燃を防ぐ意味があろう。UKサンデータイムズでは5月のポールソン長官の中東訪問でサウジアラビアのロイヤルファミリーと会談した際に米国債の大口保有者のサウジより原油が欲しいならドルの価値を上げるように要求されたという。

 その後米国のドルのトークアップ(ブッシュ大統領、バーナンキ議長、マケイン大統領候補など)があったり大阪G-8サミットでもサブプライムのことは忘れられインフレ問題に集中し、声明外でドル安是正が議論された。その後サウジでの原油サミットと続いた。
ただ一部FED関係者からは利上げは金融システムを不安定にし、ドルを上げると海外からの増資がスムーズにいかないとの意見もある。

 為替相場はこのように世界の当局で人為的に動かされる。ただ危うい均衡という気もする。このUKTIMESの記事を読むと今回のポールソン長官の訪欧は重要な気がする。またポールソン長官は米債のセールスマンに例えられているようだ。

 今日はゴトビ休み明け月末。ただ月末は午後にかけて輸出も散発するので気をつけたい。私の三井住友のドル建て劣後債も満期となる。

今日は米国住宅関連指標より弱い数字が続いていた日本の5月住宅着工大手建設受注の発表がある。NZはまもなく住宅建設許可の発表前月が+82.1%と驚異的な伸びだったので反動も気をつけたい。今週は明日の短観、豪の政策金利や3日(木)はECB理事会と米雇用統計のダブルイベントがある。
 ジンバブエは力づくで84歳のムガベ大統領が地すべり的勝利(と自分で言う)。アフリカ同盟や欧米は不正選挙を判。南アへの難民増加するか。

(写真=山手ウォームアップ散歩その3、①人通りが少ない山手の平日の午後②ベーリックホール③えの木亭)

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2008年6月27日 (金)

外為取引税、トービン税ではなかった

6月27日(金)「外為取引税、トービン税ではなかった」本日は南十字星(NZ)アップ致します。TGIF。P1000033 P1000030 P1000028

 今年4月以降は日々の動きで殆どで大きな円高がなかっただけに昨日の1円58銭(高値と安値の差)の円高は新鮮であった。ただ今年も3月17日の3円29銭の円高を始め1月7日の2円93銭3月14日の2円22銭3月19日の2円80銭の円高はあった。ドル円は「コツコツドスーン」というコツコツドルが上がりドスーンと下がる習性があることは何度も取り上げているが98年10月の1日で12円、2日間で24円の円高という最大級もあった。これも日本の貿易黒字が背景にあり、投機筋の損切りのドル売りと重なると発生する。

 今年春以降このドスーンが少なくなったのは貿易黒字の大幅減少であった

 さて米国はG-7での金融機関情報開示(FSF主導)の指導に基づき、損失を洗いざらい出そうとしているので昨日のような損失拡大の噂から株下げの状況となっていくのだろう。その他ゴールドマンサックスのGMへの投資判断引き下げやクライスラー破綻の噂も広がった。ゴールドマンサックス自身もワコ-ビアによって投資判断を引き下げられている。

その他原油はOPEC議長が170ドルもありうるとしたので原油サミットの努力のかいなく上昇した。原油はオランダのチューリップ事件と異なり投機ではなく実需による上昇なので抑制が難しい。NY筋は順張りなのでドル下落、原油上昇となった。長い目で見れば人員削減、損失開示、関係者逮捕などは前向きな話だが。米国のGDPや中古住宅販売は小幅改善。

 今朝の1QNZGDPは前期比-0.3%、 NZ5月貿易収支は-1.96億NZとなった。予想された数字なのでNZドルは小動き。

今日は日本の月末指標パッケージがある。金融政策に影響する米国のコアCPIに当たる日本コアコアCPIは変わらずの予想。
ムガベ大統領と軍部の孤立&圧政のジンバブエは大統領選挙だが対抗馬は既に殺害などの圧力を恐れて撤退。

 気になったのはFX取引増税の報道。出先で聞いたので一瞬「トービン税」(増税して投機を抑える)かと思ったが、それほど誰も過激な投機など行っていない。環境税的な増税の話のようだ。FXもたばこと同じように嫌っている人がいるみたいだ。取りやすいところからとって無駄に使う点はまったく是正されないようだ。TGIF。

(写真=山手ウォームアップ散歩その3=山手カトリック教会を過ぎるとフェリスジーザスクライスト教会横浜雙葉学園、サンモールINTL SCHOOLと続く)

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2008年6月26日 (木)

足元減速先行き楽観は黄金の言葉

6月26日(木)「足元減速先行き楽観は黄金の言葉」今夜は衛星デジタル211マネーウオッチに出演致します

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 10日連続108円絡みだが108円に定着せず、かつ107円後半でへばりつく。

朝方NZの1Q経常収支が予想の17億NZドルの赤字より拡大の21.6億の赤字となったことでNZドルは0.7590から0.7562まで下落。資源国は自然に恵まれ鉱産物、農産物を産出し輸出するが、それより手間のかかる、かつ付加価値がつく製造業は発達しないので経常、貿易収支は赤字となる。わかりきったことだがそれでも指標が出るとご丁寧に売る。それはそれで大事だが、また他国も悪い数字が出るので長っ尻せず適当に立ち去りたい。銀座の高級クラブもさっと行ってさっと去ってハシゴするのが通(と接待文化華やかし頃に教えられた)。為替デイトレも同様。明日はNZは注目の1QGDPと貿易収支の発表がある。最大の貿易相手国の対豪ドルでは3月の1.13台から1.26台へNZが10%下落している。景気減速のNZにとって通貨下落もインフレ要因となってくる。

 昨日申し上げたように外貨投信はブラジル、豪を中心に多数販売されているが、今日は外債ではハンガリーフォリント、南アランド、米ドルなどの起債がある。98年の外為自由化から活発になった個人の外貨投資はまだ金融資産の3.5%程度なので私のような非国民的=よく言えば国際人=な60%超にはしなくとも10%程度まで増加させてもいいだろう。

 バークレー銀行に出資する三井住友銀行のポンド送金は為替が出るのだろうか、出るとしたらいつ出るのだろうか。あんまり詮索するのは下品だが。三井住友銀行は2000年前後に発行した(私も購入した)外貨建て劣後債券も今月末に返済するようだ。お金は返すし、出資はすると元気になってきた。

 来週は日銀短観。既にこれでもかこれでもかとロイター、QUCIK、財務省、朝日新聞調査で景況感は悪化している報道あり。日銀短観だけ「良い」と答える経営者はいないだろうが、「悪い」「悪い」と何度も同じ質問表に答えるのもウンザリするだろう。さて福井前総裁から呪文のごとく繰り返されてきた「景気の足元減速先行き強い」はどうなったのだろう。 声明としては便利な言葉であったが、先行きが来る前に福井総裁は行ってしまった。先行きっていつのことなのだろう。日本もインフレターゲット導入など日銀の曖昧さをなくす政策に変えて欲しいものだ。そうすれば昨年2月のようにデフレ化での利上げは行わず株価下落もミニマイズできただろう。

(写真=山手ウォームアップ散歩その2=イタリア山の外交官の家を過ぎて山手本通りへ、右へ曲がれば中華義荘(中国人のお墓)、根岸外人墓地根岸競馬場跡などへ行けるが左折する。中央大学の付属となる山手女子高を過ぎると山手カトリック教会。ここを右に曲がれば静寂なヒマラヤ杉の森の中にある日本初の洋式公園、天皇家もテニスをなさる山手公園がある。写真はカトリック教会)

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2008年6月25日 (水)

ドゥドゥビ ドゥビドゥビ ドゥビドゥバー

6月25日(水)「ドゥドゥビ ドゥビドゥビ ドゥビドゥバー」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマリポートアップ致します。FOMC比較ファイル付き

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 ゴトビ5月貿易統計(200億円から400億円程度の黒字予想)。年間10兆円超の貿易黒字大国に陰り。黒字の縮小がドル円が底堅い要因の一つ。昨日はUBSグロ-バルアセット「ブラジルレアル債券」、「三菱UFJ投信の国際機関債券F豪ドル&NZドル」、「HSBC投信ブラジル株式ファンド」などと日本の個人の夏のボーナス資金を狙った商品の広告が目立った。私も日経平均連動豪ドル建て債券の購入(既述)を4月以来再び薦められる。4月は金利13%で92円で買ったので為替でも10円以上利益が出ている。資源インフレ下の豪ドル上昇の勢いは強い。

 FOMCがある。最近の声明を添付したので今回出るものと比較して頂きたい。「fomc.xls」をダウンロード 前回は「景気下振れリスクがある」が消え利下げ打ち止め感を示唆した。また最後の「持続可能な経済成長や物価安定を促進するため必要に応じて行動する」は決まりきった挨拶程度の文言なので気にしないで頂きたい。

 他に耐久財受注、新築住宅販売、トリシェ総裁講演南アCPI、南ア隣国で混乱のジンバブエだがプラチナプラントで投資するアングロアメリカン社 のような逆張り会社もある=私はこのような底で投資するスタイルが大好きだ。

 昨日は典型的なドル安円安。2000年から9年も続いていることで普通の出来事。NZドルも小幅上昇だが、マイナスGDPの発表を控え対豪ドルで安く1.26台へ(3月は1.13台であった)。

(写真=伊勢佐木町の横浜松坂屋が閉店する。近くは栄光の架け橋のゆず発祥の地、伊勢佐木町ブルース,横浜高校松坂投手 で有名。古くは明治開国の日本景気を支えた生糸商茂木惣兵衛が横浜松坂屋の元になる呉服店野澤屋を弁天通りに開業した。茂木は為替会社や銀行も設立。横浜開港150年を直前にその歴史を終える。♪♪伊勢佐木あたりに灯りがともる 恋と情けのドゥドゥビ ドゥビドゥビ ドゥビドゥバー灯がともる ♪♪①伊勢佐木町の横浜松坂屋②③④伊勢佐木町ブルース歌碑、青江三奈さん)

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2008年6月24日 (火)

三つの抑制が基調=インフレ、ドル安、原油高の抑制

6月24日(火)「三つの抑制が基調=インフレ、ドル安、原油高の抑制」本日は南十字星(豪ドル編)アップデート致します。

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 景気減速合戦(参照6月20日の本ブログ=すべてが減速なら減速は材料でなくなってくる)継続。米国サブプライム関連の事後処理的な悪材料の報道は目立つが日本も(法人景気予測調査悪化)、独も(IFO指数悪化)減速では負けていない。またNZは1Qはマイナス成長予想。減速での取引はその場限りにしたい。

 基調は米国がインフレを抑制し、ドルを安定化し、原油を下げたいという方向である(昨日下落したのはメタル相場であったが)。即効はなくとも(特に原油は難しい)当局は基調は変えずしつこい。FOMCが今回利上げしようがしまいが基調は変わらない。

 日本では明日の5月貿易統計を注目している。予想は215億円の黒字(前年同月は3955円の黒字)で大幅減少となる。ドル円のコツコツドスーンのドスーンと下がる源はこの貿易黒字にあるのだからここが変わるとドスーンはなくなる。もちろん原因は原油高。

  豪はリオティント社が中国向け鉄鉱石の価格を90%程度引き上げる。産油国同様、インフレ、景気減速に強い国だ。ただ資源国のひとつ南アはまだパッとしない。再び1ドル8台へ上昇。世界の主要紙の一面にどこも報じられているジンバブエ大統領選挙で野党党首があまりのムガベ大統領の圧政、暴力に耐えかね撤退、オランダ大使館へ逃げ込んだからだ。仲介役は南アのムベキ大統領がつとめる。

今日はケースシラー住宅指数の発表があるが、そんなの=ドル相場には=関係ねえ(サブプライム問題は終わっている)といったところだろう。いくら関係あると言ったところで、ドル相場は3ヶ月戻しているのが事実だ。米金融機関の損失開示、増資、人員解雇などは明るい前向きなニュース。ベアスターンズのヘッジファンド責任者が最近逮捕されたが、今朝の日経朝刊では日本の2001年の不良債権問題(北陸地方の銀行経営陣がゴルフ場に違法融資)の解決が報じられていた。7年かかる日本と違い米国の対応は素早い。

(写真=11月の湘南国際マラソンを前にそろそろ練習強化。大会には今のところ3時間以内で走る銀行時代の後輩、私と同じレベルで走る外為どっとコムより2人、他社より3人が出馬を表明した。練習場所のジムへ行く前にウオームアップをかねての山手散歩=その1=①石川町より帰宅途上のフェリス、山手女子、雙葉の女学生と出会いながらイタリア山の外交官の家へ上る②外交官の家へのアプローチ③外交官の家)

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2008年6月23日 (月)

G-8に不作為なし、為替相場は人為的なもの

6月23日(月)「G-8に不作為なし、為替相場は人為的なもの」本日は喜望峰リポートアップ致します。P1000005 P1000003 P1000002

今週はID為替に述べた通り、毎日が垂涎の材料でデイトレーダーにとっては息つく暇がないだろう。原油問題、FOMCと米国住宅関連指標、日本の貿易統計、短観前哨戦、と月末景気指標パッケージ、南アは物価指数とグリーンスパン氏講演とジンバブエの大統領選挙、NZではマイナス成長予想の1QGDPの発表がある。 

 今朝はロイター短観、QUICK調査、朝日新聞ですでに景況感悪化を伝えられた後の法人企業景気予測調査がある。企業の担当者は何度も同じアンケートを受けてウンザリだろう。他に独IFO、EUとOPECエネルギー対話など。

先週末のNY株下落、ドル下落も今朝のシドニーは通常の突っ込み売り(ドル売り)を行わない。やっても東京オープン後に実需で持ち上げられる学習効果が出てきたのだろうか。ただ6月9日(米国失業率悪化明け)ほどのドルの実需買い(輸入と外貨投信)はないだろう。

 市場やマスメディアが勝手に作り上げた早期米国利上げ期待とドル買い介入期待」を勝手に自ら後退感をつくりだしているのが現状である。当局は市場がG-8サミット声明を忘れた頃、再びドルを売り出した時にカウンターパンチ的にドル買いを出してくるだろう。やらなければG-8は不作為となるが、海外では日本と違って不作為は厳しく非難されるだろう。

また為替は最後は人為的に操作される。固定相場のユーロ統合はその最たるもの。

 念の為、原油サミットの速報は以下の通り

「原油サミット速報」
 
主催国サウジは、7月中に原油を20万バレル増産し日量970万バレルに拡大すると改めて表明。また、生産能力を拡大して09年中に1250万バレルとし、需要が広がれば、1500万バレルへの拡大も検討する意向を明らかにした。サウジはOPECと協力し原油などの購入資金として途上国に5億ドルの低利融資をすると表明した。

 「産油国と消費国の閣僚会合の声明骨子」

*参加国は原油価格の高騰に懸念
*原油高騰は世界経済、とくに最貧国の経済に有害
*原油の供給余力が存在することは原油市場の安定に大事
*原油生産と精製への投資の増加が不可欠
*データの整備を通じ金融市場の透明性や規制が改善されるべき

 原油サミット声明はシドニー市場では消化しきれないようで小動き。NY先物市場待ちか。サウジの増産への見返りはドル相場の安定だろう。イラン、ベネズエラの反米勢力をどう抑えるか。また原油先物市場の規制強化なども追っていきたい。

(写真=東証界隈はレトロな建築が多く保護保存されている①ストックボイス社のある平和不動産ビル②ヒロセ証券③山二証券)

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2008年6月20日 (金)

平時に弱く、どさくさに強い円

6月20日(金)「平時に弱く、どさくさに強い円」本日は南十字星(NZドル)アップ致します。TGIF。

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 ゴトキン(五十日の金曜)、原油会議直前など。3月から続くドル安円安トレンドは長いが持続中。平時に弱い円、どさくさ(サブプラ)で間違って買われる円。

世界中減速ですべての通貨に売りが入る。すべてが減速なら減速は材料でなくなってくる。それ以外のいい面を見つけて取引したい。それはやはりインフレに強い国、インフレでも賃金の上昇が見込める国だろう。

 来週に視点を移したい。ただ来週軽やかに始動するには金曜の夜のポジションを引き摺ってはいけない。ロイター短観は悪化したが、来週はさらに法人企業統計7月1日の日銀短観への前哨戦がある。日本の為替需給に大きく影響する5月貿易統計もある。米国はFOMC。利下げ打ち止め感は出したが、誰も利上げするとは言っていないのに、言ってもいないことを否定して利上げはないというおかしな内容を報道したワシントンポストなどの新聞も今週あった。利上げ、介入を最近米国は示唆しているが、彼らはデイトレーダーではないから今すぐやるのではない。当局とデイトレーダーは時間軸がまったく違う。最近の新聞は大局観のないデイトレ的報道があるので注意したい。

P.S.来週資料

 *「南ア」27日の大統領選挙(南アは中止を提言)を前にジンバブエのムガベ大統領は野党関係者を拘束したり殺害したり相変わらずメチャメチャなことを行っている。ただドル南アランドは5連続陰線でランド堅調。  

 *「NZ」景気減速を示唆されたNZは逆に堅調であったが来週は前期比-0.3%予想の1QGDPが発表される。

*「中国」世銀は中国成長見通しを地震の影響が軽微として上方修正(チーファンラマリポートでは既に地震の影響はないと既述)した。今週発表された中国の一連指標はいずれも前年比でPPI+8.2%、 CPI+7.7%、 小売売上+21.6%、固定資産投資+25.6%、鉱工業生産+16%と相変わらず強烈な高度成長ぶりだった。今後も金融引き締めは続くだろう。

*「英国、出資為替」 三井住友銀行がバークレー銀行に1000億円(4.7億ポンド)出資。バブル時代に私も生保の仏銀出資で1100億円(6.8億ユーロ当時はマルク)、地銀の英銀出資で720億円(3.4億ポンド)の為替取引を行った覚えがある。ただバブル崩壊時には日本での資本増強の為に売り放った。いわゆる日本景気悪化の円買いであった。三井住友も為替でポンド調達の可能性はあるだろう。昨日のポンド上昇は22年振りに高い伸びを示した5月小売売上の影響もあった。

 *「原油」原油安い。中国の石油製品値上げで中国の需要が落ち込むとの見込みからだ。実は昨日の中国株式市場ではそれが否定されて原油関連株は下落していたのであったのでややサプライズ。米国議員が機関投資家に原油取引き禁止を提案する動きもあった。近所のガソリンスタンドは顧客にプリペイドカードを利用した擬似先物取引を開始した。様々な動きが世界中である。22日は産油国、消費国(日本も参加)さらに異例にも米投資銀行が参加してサウジで会議。国CFTC(先物取引委員会)も値動きの監視強化を図る。これも大阪G-8サミット財務相会議から繋がっている。最近のG-7やサミットはよく働いている。

 長々と、なったが来週の作戦会議にでもご利用ください。TGIF。

(写真=ゴールデンキーウィは日本で1個70-100円、NZでは5円から20円。日本では5%の消費税を欧米並みの二桁に上げようとしている。でも海外では20円のキーウィに20%かけても24円、日本は100円のキウィーに5%で105円。それに欧米の消費税20%は年金、雇用保険込み、いや健康保険まで入っている国もある。私が住んでいた当時の米国のNJ州は衣服食料は消費税ゼロではなかっただろうか。日本の物価はおかしい。国民負担は既に大きいがいったい何にお金が使われているのだろう)

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2008年6月19日 (木)

フラッシュバック=戦前の円へ

6月19日(木)「フラッシュバック=戦前の円へ」今夜は衛星TV211「マネーウオッチ」に出演致します。おじさんの為替生活の本のご紹介(「勝ち残りのFX08、大波乱相場で儲ける」日本実業出版社が本日発売されます。普通のおじさんの私的為替生活が写真入り6ページで暴露されています。ただそれ以外の部分は経済学者の見通しや為替名人の手法が書かれているので充実しています

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今日は19日で実需的には目立ったものがなく南アランド債の払い込みがあるくらいスイスは政策金利を決定する。日本は自民党SWF検討プロジェクト、全国信用金庫大会で福田首相、白川日銀総裁らが挨拶、財務次官会見、米は景気先行指数、フィラデルフィア連銀景況指数などがある。

「2QGDPマイナス、企業決算悪化」、「ZEW景況指数、鉱工業生産悪化」、「2QGDPマイナス、インフレでも賃金上がらず」、「中銀スティーブンス総裁が需要鈍化示唆」、NZ「カレン蔵相が家計の弱さ指摘」、南ア「1QGDP減速、電力不足、政情不安、ジンバブエ問題」いやいやどこも「うちも悪いでっせ、負けてまへん」という感じだが全通貨を売るわけにはいかない。

 ただ事実は日経通貨インデックスで見るとドル円が95円をつけた3月17日は円102.7、ドル86.8、ユーロ113.5であったが現在は92.9、88.0、113.5と円だけ10ポイント弱い。その理由はID為替でも述べた(個人の外貨投資と貿易黒字減)。ローソク足的(団子天井)にはもう少しドル円が下がってもいいと思うが、最近はドル下げもコツコツとなっている

 ふと頭をよぎったのだが日本が貿易赤字、資源不足となれば戦前のようだ。貿易黒字のドル売りがあってこそ、投機筋の円キャリーの巻き戻しの時にドル安円高を加速させドスーンと急降下させるのだが、なければただの普通の通貨相場となる。円も歳をとってきたのだろう。新たにまだ為替では若年の中国、BRICs、VISTA、NEXT11が出てきている。貿易黒字の時は円安を望み貿易赤字の時は円高を望むが事実は望みと逆になる。

(写真=横浜の初夏と言えば「横浜フランス月間」。6月1日から30日までフランスにちなんだイベントが行われる。横浜とフランスとの間のつながりはフランス軍の駐屯地「フランス山」に始まる。また過去に14回も横浜で開催されている「フランス映画祭」もある。フランス料理などの西洋料理が最初に入ってきた場所も横浜だ。フランス月間がスタートした2005年の6月には横浜美術館にてルーヴル美術館展も開催されていた。http://www.welcome.city.yokohama.jp/france/ 写真はフランス月間で海岸通りのイチョウの木もボンジュール、床屋さんではありません。)

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2008年6月18日 (水)

決戦の夜

6月18日(水)「決戦の夜」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマリポートアップ致します。P1000050 P1000032 P1000038

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18日、役所や一部企業の給料日。やや仲値のドル買い多い日もある。外債発行は国際協力銀行15億ドル、欧州鉄道公社10億ドルと巨額のものがあるがおそらく為替起きないだろう。出たら大変な金額。正確なところはわからない。月中盤の中だるみであったが108円ではローソク足の陽線も2日連続で短くなり昨日は陰引けとなった。

 米国住宅着工&鉱工業生産悪化、ユーロ圏&独ZEW指数悪化、豪中銀需要鈍化の議事録など世界のどこでも日々景気減速のニュースまたどこの国の新聞でも強いインフレ懸念の報道がある。それを一つ一つ国別にニュースが出るたびにこまめに「右からきたものを左に受け流すムーディ勝山的に」反応するのがデイトレだろう。米国利上げ後退の報道があったが、誰も早期の利上げを期待などしていなかっただろう平凡なニュース。コアCPIがFFレートと並んだので利下げ打ち止め感が出ただけだ。でも丁寧に反応したい。1Q、2Qは米国中心にどこも減速。減速合戦で驚くのはデイトレの瞬間だけにしたい。

 日本は政府の無駄使い是正されぬまま消費税引き上げの話。他の国の消費税は高いといってもそこには年金、雇用保険が含まれている。自動車税も安い。価格もまだ日本より安いものが多いだろう。

 原油は連日の気持ち下げ。原油会議にゴールドマンやモルガンスタンレーが参加するのが気になる。米CFTC=商品先物取引委員会は先物ポジション制限を欧米市場で行うとか人員増強で監視強化する。ちょこちょこと具体策をとっている。近所のガススタンドは300リットルまでは現状価格マイナス5円で先物契約(プリペイドカード購入)出来るシステムとなった。

(写真=いざ決戦。セパ最下位決戦の横浜ーロッテ。ただロッテは首位と9.5ゲーム差、横浜は首位と24.5差、5位と11.5差、。横浜も来シーズンを見据えて若手も使っている。大学の後輩の松家投手も2軍で0.77の防御率なのでぜひ1軍へ引き上げて欲しい。彼は本日2軍の西武戦先発。①ジムでトライアスロンを終えスタジアムに到着した時はすでに11-0=4回②外野のロッテファンは黒服で一糸乱れぬ応援、ちょっとうるさい③14点も入るので何度も立ち上がるロッテサポーター④帰りのスコア、1点は吉村選手のホームラン125メートル、横浜と円は似ている)

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2008年6月16日 (月)

やるじゃないかG-7、4月も6月も

6月16日(月)「やるじゃないかG-7、4月も6月も」本日は希望峰リポートアップ致します

*今一番注目しているのは6月22日(大安)の産油国消費国米系証券会議@サウジアラビアである。原油価格について結果はともあれ消費国と会談が持たれるのは画期的。

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 *南アフリカの新聞でも東北の地震が発生と同時に写真が一面で掲載されていた。どんなニュースも一瞬に駆けめぐる時代だ。ただ南アフリカや中国の小さなニュースも先進国同様に共有して相場が反応するのは行き過ぎかと思う。成長過程にある国はいろいろ問題があるものでそれは長い目で寛容にみたい。まもなく小さな国のNZの1Q製造業売上(結果+3.7%)が発表される。一喜一憂はデイトレだけに留めたい。

 *ゴトビ。久々の108円台なので輸出が出て輸入は躊躇すると思うがその度合いが低いのが最近の傾向でドルが上昇しても案外底堅い。やはり貿易黒字が減少しているのだろうか。阪G-8財務相会議を評価(サブプラからインフレへドル高のギアチェンジ)すれば株価も上昇し、リスク選好度が高まり円売り他通貨買いも出るだろう。ボーナス資金も活用される。

 *常々G-7の形骸化を主張していたが、4月G-7や今回の財務相会議は目的がはっきりしてわかりやすい(ID為替参照願度し)4月はサブプライム改善、今回はインフレ抑制に全力を尽くした感じだ。3月からの遅々だが堅実に上昇するドル相場は継続するだろう。サブプライム関連の決算悪化、買収、責任者辞任、増資などは明るい前向きに材料としてとらえたい。AIG幹部辞任やバークレー増資などのニュースが今朝出ている。

 アイルランドのリスボン条約否決はあまり影響がないだろう。ドルが上昇するのはあくまで米国の政策チェンジだ。ユーロというものは戦後まもなくから50年、様々なテーマを賛成反対、離合集散しながらまとまっていくものである。

 今日の予定は多く、ASEM財務相会議、中国鉱工業生産、日本の資金循環統計と月例経済報告、バーナンキ議長講演など。台湾船が尖閣諸島に侵入。

(写真=ID為替の三大為替銀行に続き横浜山下町の三大麺ホフブローのピザスパ日本初のナポリタン@ホテルニューグランドこの麺一つでで6軒の店舗拡大をした梅蘭焼きそば@中華街、他に大盛りがサプライズの味奈庵の日本そばもある。どのミナトの料理も大盛りなのは外国船員や港湾労働者を満足させる為。おかげでこちらはメタボ)

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2008年6月13日 (金)

担ぎ手募集中

6月13日(金)「担ぎ手募集中」本日は南十字星(NZ)アップ致します。TGIF。

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 早速NZの4月小売売上の発表があった。予想の+0.5%より強い+1.0%であったがコア指数が-0.5%となり予想の+0.2%より低下したのでNZドルは小動き。昨日は同じオセアニアの豪雇用統計が悪化して豪ドルが下落した。オセアニア両国の指標は予想からたいした誤差がなくとも大きく上下する(お祭り好き)のが特徴で1日程度ならデイトレには効率的。対ドルでの取引が効率的がベター。

 さらに本日は豪中銀スティーブンス総裁が講演する。資源国でインフレでもメリットがある国だが慎重に他国とインフレ懸念を共有するか。

 ドル円は3月17日のベアスターンズ買収から3ヶ月ゆっくりと上昇している。いつものドスーンという下げがなく、下がりそうな局面で案外下がり難い感触がある。感触があればデータを調べたくなって取上げたのが昨日のID為替の日本貿易黒字の減少であった。引き続き追っていきたい。昨夏よりのサブプライム騒ぎの中で実需動向は大きく変化していた。

 本日の大阪G-8サミットではサブプライム問題はすっかり忘れ去られ、資源高について議論される。NYタイムズではワシントンの政治家も高騰の因が投機筋にあるとして監視強化をかかげる政治家も出てきたとしている。魔女狩り? もちろん投機筋(銀行のインターバンクや我々のような子鬼も含めて)が不在なら市場の流動性を欠くことになる理解はあるようだ。

 日本の6月月例報告は下方修正される。日本にインフレがあったと(ないが)しても金利引き上げは意味がない。高騰は海外要因であるし、元々日本の物価は高関税で高く設定されている。減税、利下げ、国民負担を低下させればインフレに対応出来る。海外とは異なりインフレでも賃金上昇のない日本は減税など国民負担を低下させる方法で可処分所得を増やすしかないのだろう。上がってもいない日本株の現況で利上げをすれば1万円割れとなるだろう。

 中国は5月小売売上(予想+21.8%で前月は+22.0%)の発表。PPI、CPIは強くさらなる引き締め懸念拭えず。米国はCPIとミシガン。首脳全員が懸念したインフレはどうなるだろうか。TGIF

(写真=担ぎ手募集中=八重洲、京橋、日本橋、兜町を歩いて東証へ向かう。今日からいくつかの神社で夏祭りが始まりその準備に忙しい。金融TVストックボイス社のあるレトロな平和不動産ビルにも日枝神社の御神燈が飾られていたが株価はせっかくの円安にもワッショイワッショイとならない。担ぎ手がいないようだ。日本橋は外資も多いので外人もディーリングルームを出て祭りに参加すればいい。風土を知らないとその国の通貨はわからない。みこしを担げば為替がわかる)

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2008年6月12日 (木)

埋蔵金男の金融政策

6月12日(木)「埋蔵金男の金融政策」今夜は衛星TV211マネーウォッチに出演致しますP1000041_2

 昨日同様仲値でのドル需要は強くないだろう長期的には90日線の反転上昇があるが短期的には昨日のカブセ線(売りサイン)が気になるところ。

今日の行事は日豪首脳会談がある。豪ラッド首相はマンダリンも駆使する中国寄りと言われている。世界三大資源大手の一つ豪BHPは同じく大手のリオティントを買収しようとしている。成功すれば鉄鉱石などの価格が独占的に決められる。そのリオティントには中国も出資している。日本の資源外交は?もう一つの資源大手アングロアメリカンのある南アフリカは今日は政策金利決定があり、0.5%から1%の利上げが予想されている。

 今月は中銀政策決定会合が続いているが既に豪、NZ、BOE、ECB、カナダと金利を据え置いている。会議後の声明はそれぞれ温度差があり先行きの利上げを示唆するECBや利下げを示唆するNZなどがある。豪は本日雇用統計の発表もあり。

 準備率を17.5%に引き上げた中国は本日はCPIの発表がある。ECBは月報。米国は減税小切手の影響を伺う小売売上の発表とバーナンキ議長の発言がある。また投信概況の発表がある。外貨投信は2000年には2,3兆円の残高であったが、2007年には約38兆円まで伸び円安の原動力となってきた。昨夏のサブプライム以降は評価損もあって残高は減少していたが3月から4月は伸びていた。1ドル100円割れの時は個人が外貨預金に殺到しただけでなく、FXや投信を通じて外貨投資を行っていたようだ。

 日本もCPIの上昇で利上げ期待もあるが私は従来より利下げ派である竹中元大臣もそうであったが、その懐刀とも「埋蔵金男」とも言われた高橋洋一(元財務省)さんの「お国の経済」(文春新書=700円)を読んだがでもデフレかどうかを決めるのはCPI、賃金、GDPデフレーターの三つであるとしている。このうち二つがマイナス、CPIも?ということで利上げはもっての他としていた。福井総裁の利上げは大チョンボとしている。利上げしてからは株は下がり、物価見通しは下方修正ばかりでこれは失策としか言えないといいたいことを書いてくれていた。デフレ時にマネー収縮するのは世界でも日銀くらいとしている。高校生の教科書にもデフレにはマネーを出し、インフレにはマネーを引っ込めると書いてあるとしている。

(写真=中華街の最寄り駅のひとつの石川町駅にあったカシアス内藤さんのジム。カシアス内藤さんは東洋のクレイと呼ばれた元東洋ミドル級チャンピオン、元世界ミドル級1位の方だが現在がんと戦いながらジムを経営中)

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2008年6月11日 (水)

忘却とは忘れ去る事なり&仲値異変

6月11日(水)「忘却とは忘れ去る事なり&仲値異変」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマアップ致します

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 休み明けの月曜、ゴトビの火曜と続いたドル買いの起爆剤は今日は少しお休みか。ただ仲値異変は続いている。もちろんそれは日本の貿易黒字が激変していることがある。原油輸入が輸入金額を押し上げていることにあるのだが詳しくは明日のID為替で。

 今日は日本は1QGDP二次速報、国際収支、米地区連銀報告、準備率を引き上げた中国はPPI、品川のスーパーでオージビーフを直売している豪ラッド首相の会見がある。

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忘却とは忘れ去ることなり」はNHKラジオドラマ「君の名は」の冒頭のナレーションだが、為替市場も先週末の米国失業率5.5%への大幅悪化をすっかり「君の名は」して=忘却して=せっせとドルを買っている。為替のデイトレーダーはこうでなくてはいけない。引き摺り我慢すると徹夜をして憂鬱な朝を迎えることとなる。

 さてさて語りだせば一日が過ぎてしまうほど盛りだくさんのニュースが出ている。ただトレーダーは試合が始まれば売買しなければならない。時々語り尽くすのが好きで朝から夕方まで「ああの、こうの」と議論を重ね、夕刻に「やっぱり買いでっせ」と私に言ってきたディーラーがいたがその時既にドル円相場は1円上昇していた。儲かって帰り支度しているディーラーもいた。見切り発車しなければ試合が終わってしまう。即断即決。

今日気がついたニュース

(米国)ドル高発言はマケイン氏までも(バーナンキ、ポールソン、ブッシュに続き)、貿易赤字拡大
(日本)首相問責初の可決、大田大臣景気後退の可能性(2QGDPマイナスか)、政府系ファンド提言、イカ釣り業原油高で休止、英投資会社日本投資51億ドル閉鎖=資金集まらず、対日投資促進非課税案
(欧州)アイルランドEU新条約批准12日
(豪)ラッド首相が品川で牛肉販売
(アジア)
韓国内閣米国産牛肉輸入問題で辞任、中国準備率引き上げと先週のNY株下げ受け昨日=休み開け下落
(OEPC22日に生産者消費者会議
(金利)カナダ中銀まで据置、今のところ5中銀据置、今週残りは南アと日本
(G-8)大阪財務相サミット
(投資)グロソブ朝日新聞に一面広告、ボーナス資金吸収か 
(テクニカルドル円90日線横ばいへ、昨年8月以来

(写真=最近足取り軽ろやかなのはこのサンダルのお陰。スピードの水着を買いたいが毎日ジャグジー中心なので持て余す?サンダルではちょっと汚いのでお花を添えて=みなとみらいでブリザードフラワー展開催中)

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2008年6月10日 (火)

貿易赤字が仲値のドル買い呼ぶ??

6月10日(火)「貿易赤字が仲値のドル買い呼ぶ??」本日は南十字星リポートアップ致します

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 ゴトビ。昨日の休み明けに続きドル買い需要あるが、位置的には少し上がったので昨日ほどの輸入の動意はなく、輸出の動意が少々見られよう。日本の実需はカウンターパンチ的に取引を採算を考慮しながら行う。東京は実需、NYはニュースで動く。NYは金曜の失業率の悪化を簡単に住宅販売保留とポールソン長官、ブッシュ大統領のドル強し発言でひっくり返す。毎日が違う日、引き摺らない。軽薄といえば軽薄、ダイナミックといえばダイナミック=デイトレのメッカ。

 最近少し感じるのは仲値がその時点での高値で決まることが多い。ドル買いの実需をインターバンクの空売りで賄いきれないことが原因だろうが、データ的には3月貿易黒字30減、4月46%減、5月は上中旬で赤字となったことからくる貿易為替の変化によるものかもしれない。

このまま資源価格、穀物価格の上昇が続き、日本の輸出を中国、東南アジアが肩代わりして黒字減少トレンドになれば大きな転換となる。日本が貿易赤字国とは想定外であるが戦前は貿易赤字国であった。

 今日は日本の機械受注、米国貿易収支、カナダ中銀政策金利、バーナンキ議長講演がある。

3月から米国の金融政策がサブプライム解決からインフレ重視へシフトしているとしてきたが、先週のバーナンキ議長のドル安懸念(インフレ懸念の為)、昨日のポールソン長官の介入示唆、同日のブッシュ大統領の強いドル発言でさらにシナリオが進んでいく。

もう一度整理すると3月17日ベアスターンズ買収、4月12日G-7声明、4月30日FOMC6月2日バーナンキ議長ドル安懸念発言、6月9日ポールソン長官介入示唆、ブッシュ大統領強いドル、リーマンブラザーズ増資である。今週末はそれが大阪へと繋がってくる(G-8財務相会議@おおさか)。

(写真=①ベイスターズのキャッチフレーズは「成せばなる」だが、5月早々に自力優勝が消滅してしまった②しかし夏はハマスタのオールスター頑張ろう、ベイスタースの選手は選ばれるのだろうか、首位打者内川か③青いシートがブルーシートでゆったりしているが6500円)

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2008年6月 9日 (月)

デイトレは引き摺らず、次に来る球を打つだけ

6月9日(月)「デイトレは引き摺らず、次に来る球を打つだけ」本日は希望峰(南アランド)リポートアップ致します。

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先週金曜日に取上げた106円以上の上ヒゲは金曜日も同じ上ヒゲを残し下落した。今度は6月2日、3日に2日連続した104.50以下の下ヒゲにトライするのだろうが先ずは休み明けのドル需要があるので気をつけたい。注目点は日経平均の下げでドル円の下げが出るかどうか。その後は欧州株が下がり出す夕刻だろう。NYはまた先週のことはすぐ忘れるアッケララカンとした市場なので真っ白(吉兆ではない真っ白)で臨みたい。デイトレはいつまでも米国失業率の悪化を引き摺らず。デイトレは何も引き摺ってはいけない。NYの投機筋は常に日々大きく動くので1日で満足し引き摺らない。

東京とNY為替市場では参加者の質がまったく違う。NYは素直な投機筋中心なのでニュースに素直に反応して皆同じ方向へ動くので大きく動く。東京はごくわずかかの小さな投機者がいるが相場は輸出入業者や時々資本が主に動かす。輸出入業者や資本はセンチメントより採算ベースで動くのでNYのような素直さはなく、投機筋から見れば逆張りに見えるような動きをする

 朝のニュースはUBSに続きリーマンの増資報道中国がまたもや預金準備率を引き上げて17.5%へ(ちなみに日本の預金準備率は0.1%から1.3%程度)。沖縄県議選で与党過半数割れなど。

今日の予定は日本は企業倒産、景気動向指数、景気ウォッチャー調査、津田財務次官会見、トリシェ総裁、バーナンキ議長の講演あり。豪、中、香港はお休み。NZ株式市場はオープン後1.4%の下げで始まった。

(写真=横浜の自宅から車で15分の横浜カントリークラブで金融界の諸先輩方々とゴルフ。こんなに近いならもっと行ってもいいかもしれない。自宅のある都筑区から緑区、保土ヶ谷区などはまだまだ緑が多くゴルフ場もポツポツ)

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2008年6月 6日 (金)

6番大阪サミット君&メタボ検診

6月6日(金)「6番大阪サミット君&メタボ検診」本日は南十字星(NZ編)アップ致します。TGIF。

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 ドル円はコツコツとまじめに上昇している。ドル下げでは1日10円以上(98年10月)の変動もあるがドル上げは1日円3以上上昇する派手さもめったにない。それはやはり貿易黒字によるドル売りがスピードを抑えるからだ。サブプライム相場も終り世界経済減速&インフレ選手権となっている。昨夏7月以前の相場つきにもどりつつある。今夜の米国雇用統計が良かろうが悪かろうがクロス円で円安が進めばさらにそれが確認できる。

 今日は金曜で昨日ほどではないがドル需要が少しある。夏のボーナスも出始める。もちろんただちに外貨投資をするほどまだ国民がFXオタクでもないがさらなる上昇には証券会社が如何に個人に外債投資を薦めるかどうかだろう。

 106円以上は昨日上ヒゲとして残っているのですんなり抜けるわけにはいかない。ドル上げはゆっくりじっくり、でも3月半ばから結構辛抱強く頑張っている。

 もう少しミクロにいうと短期取引で既述しているが、仲値前は9時20分ごろに一度下押しがある。9時40-50分頃に上に伸びなければ仲値決定後も伸びない。仲値が昨日のようにその日のシドニーからの高値で決まれば暫く続伸する(高尾の法則という)。シャイな日本人は106円を買いにくい。2月28日以来久々のドル円106円台、ユーロ円165円台では輸出が出るだろう。もちろん輸入はまだ106円に目が慣れていないので買わない。さらなる円安は個人の外貨投資しかない。ただ金曜日夜の薄商いの一方向への荒い展開(外人の損切りなど)は10%ほど想定しておきたい。

P.S.

 さて金融システムの安定化が進んでいるかどうかは議論するより3月以降の右肩上がりのドルや株式相場を見れば一目瞭然だ。
①3月17日のベアスターンズ買収、

②4月12日のG-7での国際金融システム安定化声明、

③4月30日の利下げ打ち止めFOMC

④5月21日FOMC議事録で利下げ打ち止め再確認

⑤6月2日のバーナンキ議長のドル安懸念発言

と繋がり来週は6番バッターのサミット財務相会議@大阪となる

おそらく議題は原油、食料品高騰となりサブプライム問題についてはG-7のサブプラ対応を評価する自画自賛的なものとなる。今回のG-7は再びG-7では対応しきれない金融問題ではない原油食料問題となる。通産大臣、農林大臣、OPECや高度成長&爆食経済国の参加が必要となる。ただメタボ米国のブッシュ大統領のようにインドに「食べ過ぎるな」と言うだけでは解決せず泥沼に入ってしまう。米国人とインド人を含むアジア人のどちらが食べているかは体格を見るだけでわかる。ウェスト85センチ以下のメタボ検診をアメリカ人にやらせれば皆ひっかかり食料危機も幾分か抑えられる。TGIF。

(写真=横浜の住宅着工状況@紅葉坂界隈①姉歯さん以来1年近くストップしているマンション工事②かつての名門ホテル開洋亭は解体中③これぞ老朽化という野毛山の公団住宅は新築され販売中④紅葉坂よりランドマークタワー方面を望む)

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2008年6月 5日 (木)

やんちゃだがかわいい

6月5日(木)「やんちゃな高金利がかわいい」今夜はBS11「マネーウオッチ」で為替のお話(高金利通貨など)を致します

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 高金利通貨はやんちゃである。だけどかわいい。だからこそ20年近く高金利投資を行っている。途中で通貨や商品は変わるが秘伝?のタレをつぎたすように殆ど維持し、増額している。今朝のNZ政策金利は8.25%で据置だったがその後のNZ中銀の弱気のコメントでNZドルが対ドルで100ポイント以上売られた。やんちゃな高金利ではこのようなことはよくある。2000年から現在まで為替益も100%以上ついて高金利スワップをもらえる至福の時が続いていたのだから、この程度のボラティリティの大きさは覚悟していただきたい。NZは11月は選挙があり与党は苦戦中。

 私の南アランド債など皆さんのランドの持値をはるかにこえる26円だが、しっかりと現在まで13年間で年平均9%超の利回り、資産的には倍以上となっている。他の国ではデフォルトも経験したが、高金利国に惚れ込んで移住するような気持ちで投資して頂きたい。万が一日本で円高差損があっても現地で使えば豊かになれる。それほど日本の物価や国民負担は高い。

 さて一転今日のデイトレとなるが、ゴトビ。豪、NZと金利会合を終え、今夜はBOEとECB。据置予想。会合後のコメントでインフレにどれくらい比重が置かれるか。明日は米国雇用統計(予想-5.5万人)。来週末は大阪でサミット財務相会議。中銀は出席しない。サブプラからどれくらいインフレへシフトした会議となるだろうか。アフリカ会議の横浜は今ひとつ盛り上がらなかったが大阪はがんばりや。

デイトレは日々予定されたイベントや予定されないイベントで盛りだくさんで息つく暇なし。ただ興奮しすぎるとID為替でふれたように寿命が縮まる。でも寿命って寿の命と書くがめでたいことなのだろうか。生きてるだけで幸せか。宗教的な話になったが、為替も結構教祖様と言われたり自称教祖様が多く宗教的だ。やはり神や仏にすがりつきたくなるほど悩ましいのが相場なのだろうか。なんとかID為替で生き抜きたい。(横浜には寿町という日本の三大ドヤ街のひとつがある。めでたくない空気が漂っている街だ。)

(写真=神に頼らぬよう銅像のようになるべくジムで体力増強中、筋トレで若干近づいてきた老肉体)

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2008年6月 4日 (水)

  着々と、シナリオ通り

6月4日(水)「着々と、シナリオ通り」本日は外為TVマーケットビュー、チーファンラマアップ致します

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 昨夜ブルームバーグTV(英語版)ではバーナンキ議長、ソロス氏(議会証言で原油バブルだがすぐに下がらない、米国リセッションの一因と発言)と登場しドルが上昇、原油価格が下落した(原油下落はクウェートのOPEC増産示唆もあった)。

 バーナンキ議長は物価の安定を強調、それに波及してドル安がインフレを招くとした。まさに、着々と政策がサブプライム問題からインフレへシフトしていることを証明している(ベアスターンズ買収→G-7→FOMC→ベンさんドル安懸念)。サブプライム問題については過去の事であり、今後も格下げ、損失、減益、破綻、増資、トップ辞任と報道しやすい材料が出るが、為替ディーラー(デイトレ)は過去を封印する仕事だ。前向きにいきたい。過去を忘れないと目の前のおいしい材料に反応しにくくなってしまう。どこの国も今年は景気は悪い数字が出ることは織り込み済み。

 FRBは日銀より為替相場に権限を持つ。日本は財務省から日銀へのトップダウンだが、米国はFRBも自己勘定で介入する(参考=外国為替市場の最新知識、クロス、国際通貨研究所訳、東洋経済新報社)ので議長の発言の影響力も大きい。

 本日は豪1QGDP(減速で+0.3%予想だが悪くてもデイトレでは売りでつきあっても、長期的スワップは泰然と)、日本の法人企業統計、米は雇用統計を前にチャレンジャー社の人員削減数、ADP雇用者数ISM非製造業ベンさんはハーバードで講演。 

 税調など消費税引き上げの議論が盛り上がっている。財政赤字は理解出来るが、日本は税金以外の国民負担高く、公共料金も高い、高速も有料、さらに政府の無駄使いが多い。消費税引き上げは物価高騰、景気減速の下、大きな円安要因だろう。

(写真=稲取の裏山、地元の人に聞けば鹿、猪、猿はよくみかけるそうだ。①みかんワイナリー②原油高には風まかせ③土地売っています)

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2008年6月 3日 (火)

残務処理続く

6月3日(火)「残務処理続く」本日は南十字星(豪ドル)リポートアップ致します

 昨日早朝の米銀破綻( First Integrity Bank NA, Staples, MN)、英住宅債権会社(BRADFORD & BINGLEY )の決算悪化でのミニリスク回避で一日を通してはポンドが売られ、円が買われたが東京市場ではドル円はこじっかりとしていた。月曜日や月初の外貨投信、外債の払い込みなどがドル円を支えてのだろう。東京市場は思惑投機市場ではなくあくまでも実需のカバー市場である。ドルは昨日全体的には上昇した。売られたのはユーロ、ポンド、カナダ、南アランド。買われたのは円、豪ドル、NZドル、スイス。P1000006 P1000008 P1000021 P1000028

 今日から金利月間のスタートとなる。どこもインフレ懸念と景気減速のジレンマ会議となる。インフレ重視の中銀と成長重視の政府とのせめぎあい

先ずは豪中銀。据置予想が強くなってきたが昨日のTD-メルボルン経済研究所の5月インフレ指標は前年比+4.5%とインフレターゲット上限3%を超えている。会合後の総裁コメントにどう表れるか。明日は減速予想の1QGDPの発表もある。

 NZも8.25%の据置をボラード総裁が示唆したと現地紙が今朝報道している。南ア中銀は2010年までにインフレターゲット3-6%に戻すことは出来ないと発言している。

 S&Pの大手証券の格下げ見通しや大手米銀のネガティブウオッチへの変更や地銀のワコービアの首脳退陣などはサブプライムの残務処理が予定通りに進んでいるのだろう。ただS&Pは自社の報道ソースを使って常に先走りするので慎重なムーディーズなどの動きをみたい。S&Pは2005年末にNZの格付けを下げるとか示唆したがいまだ何もしていないし、相場も下落していない。また日本の不良債権問題では金融機関のみならず日本政府が格下げされたが米国政府を格下げする度胸は格付け会社にもないし、財政赤字状況は日本と比べればいいのでブッシュ大統領の恒久減税案まで出ている。米国が格下げなら超サプライズ。

 今日は朝のドル需要と日本株動向を見ながら夕刻のポンド、ユーロの為替株の動向待ち。バーナンキ議長、トリシェ総裁、白川総裁などの発言もある。感触としては3ヶ月近くドル円が戻してきたのでリスク回避での円買いの調整がもっと起きてもいいと思うが昨夏のような勢いはない。一目の雲の上限にトライできるだろうか。 ボリンジャーの下限の103割れくらいは想定したい。

(写真=昨日は横浜は開港祭でお休み。横浜三大花火大会の第一陣の開港花火がそぼ降る雨の中打ち上げられた。その他盛りだくさんイベントが臨港パークで行われた)

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2008年6月 2日 (月)

米銀、英銀破綻 VS 日本の本質の悪さ

6月2日(月)「米銀、英銀破綻 VS 日本の本質の悪さ」本日は希望峰リポート(南アランド)アップ致します

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 P1000039 朝は米銀破綻( First Integrity Bank NA, Staples, MN)、英住宅債権会社(BRADFORD & BINGLEY )の決算悪化のミックスされた報道でのミニリスク回避でポンドが売られ、円が買われた。サプライズな方も(ルー大柴さんみたいになってきたが)いようが、段々サブプライムの報道も重箱の隅をつくようなものとなってきたようだ。破綻公表や損失公表は事態改善が進んでいるこを示す。日本の不良債権も大手邦銀破綻から地銀破綻へと進むに連れ落ち着いてきた。物事は隠している間が怖い。何か困った事態になれば開き直るのが良い。

 ドル円は3月から10円以上戻しているので少々の調整のドル下げもあってもいいかと思うのだが、いまだ一目均衡表の雲の中にも入らない。やはり日本自身の内部に抱える問題が大きいのだろう。

 その点通貨が2000年から倍近く強くなっているユーロ(豪ドル、NZドルもそうだが)のECBが創立10周年を迎える。ユーロ首脳は口うるさくいつももめているようだが、振り返れば物事が進んでいる。ユーロ通貨統合は1962年のEEC(欧州経済共同体)の行動計画で1970年での通貨同盟を示唆していた。その通りEMS、ユーロと着々と進んでいる。米国地位の低下、ユーロの台頭。それとアジアでの中国の台頭と日本の地位低下でトータルでのドル安円安がある。中国は社会主義国家なので計画は得意だが、日本は何も将来の通貨プランがない。

 話しはそれたが、祝ECB10周年!

 今日は休み明けドル需要、外貨投信払い込みなど。金利週間の中、豪小売、米は建設支出、ISM製造業など。日本は中小企業景況感の発表。週末は北朝鮮のミサイル発射があったがどうなったのだろう。先週のアルカイダの化学兵器攻撃はどうなったのだろう。為替はホントに噂もウソも事実も何でも飛び交う市場だ。

ID為替にも書いたが邦銀は南アワールドカップ支援を。FX証拠金会社は南アランドは0.7%程度の為替手数料。邦銀は60%から30%も取る。これは悪徳サラ金の金利よりもっともっと高い。サポーターは南アの治安の悪さの前に邦銀に身ぐるみをはがされてしまう。

FX会社が両替できるようになればいい。いや外為法改正で両替は誰でも出来るはず。

(写真=伊豆稲取にて=稲取のウォールストリート、中銀も交番もある)

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今朝のドル円とポンドドルの下げ

早朝、ポンドドルとドル円が下落していたが、ポンドでは英国住宅債権会社「BRADFORD & BINGLEY 」の決算悪化、ドルでは土曜日に米国地銀破綻のニュースがあったが、主要紙で大きく報道されていないので詳細はもう少しウオッチしたい。他の通貨は小動き。

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2008年5月30日 (金)

NZスワップ3年で年利33%、元本倍増例

先日、四五六飯店でのシドニー在住のヘッジファンドの方とのランチが終り立ち上がった時、「野村さんですか」と妙齢のご婦人の声をかけられた。「お陰様で○○千万円儲けさせて頂きました」と言われた。本やブログを読まれたらしいが、やはりご自身の判断、決断が功を奏したのだろう。ただ私はいつも汚い格好、ネクタイは20年つけていないし、ここ8年は5月から11月は靴下も履いていない。変な場所を徘徊していないわけでもないのでもう少し行動や服装に気をつけねば恥をかく、いやもうかいているかと思って急遽、元町でズボンとブレザーを3着買ってしまった。

 外為どっとコム社TVの為替アカデミーで詳述する予定だが、スワップ狙いの投資経験も数年を過ぎている方も多いので投資実績の例をSさんの許可を得て紹介したい

(添付ファイル参照)=「swap.doc」をダウンロード

資金は8.1M(百万=以下略)で40万NZを平均79.05円で購入。レバレッジは維持証拠金要因を省けば3.9倍だ。現在は15.8Mに収益が増加しているのでレバレッジは1.95倍に低下している。
*一度も決済していない。ここ3年は高値97、安値67でこのレバレッジならロスカットされていない。
税引き前収益は7.6Mなので93.8%増となり、全体で3年弱(2.8年とする)保有しているので年平均利回りは33.5%となる。
*開始時期はNZの金利は6%台で現在は8%。
2000年から2005年までの右肩上がりの時代ならもっと収益は上がっていただろうが、ここ3年は行ったり来たりなので、収益は金利差×レバレッジにほぼ等しい。ただ5倍以上にしていたらロスカットの場面もあったかもしれない
*スワップ狙いはあくまでも金利取得が主眼なので元本を失うことはやってはいけない、すなわち無謀なレバレッジは避けたい。
3年の実績だがスワップ狙いは10年、20年と保有して頂きたい。余裕があれば複利運用も。
*90円以上の時に利食わなかったのは残念な気もするが、まったく何もせずに儲けることが主眼ならそれも良し。 またそういう頻繁な売買はデイトレ口座でやってもいいだろう。
今後も相場の先行きはどうなるかわからず為替差損も出るだろうが、年数が経てば経つほどスワップの益が変動損も賄う。変動益はオマケだ。ただし一攫千金を狙う方はデイトレでハイレバにかけたい。但し、集中力とある程度の設備は必要だ。儲けかたはいろいろあるし銀行のディーラーもデイトレかデイトレに毛がはえた程度のことをやっていて長期スワップはやっていない。どれか一つを選択する必要もなく、全部やってもいい。デイトレ、中期、長期と自分の性格、資金力などで柔軟に対応したい。
*今回上げた金額の例が適切であるかどうかわからない。桁が一桁大きいと言われる方も、桁がニつほど小さいという方もいようがそれぞれゼロを加減して調整して頂きたい。
Sさんは拙著の通り10%程度の収益で良かったらしいが結果は33%となった。ただ気になるのはこの方は今後利食わず保有するようだ。結局増やしただけで使わず終わり、増やすことが趣味だったで人生を終わらぬように願いたい。
*コンプライアンス的には上記を断言していけいないということらしいので、今後NZドル円が5円になって損をする可能性も100%ないとはいえないので投資はご自身の判断でとか書かなければならない。ただ無限に持てばスワップが勝つし、NZで暮らしたり、NZオンラインショッピングすればいい。NZと日本の金利差が逆転したら損をするのではないかと思う方はけっしてやらないで欲しい。そこまでは保証できないし、そんな保証は米国のモノラインとかいう会社にでも頼んで欲しい。ではTGIF。

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2008年5月29日 (木)

破綻に強い円?=普段は破綻

5月29日(木)「破綻に強い円?=普段は破綻」今夜はBS11のマネーウォッチに出演致します

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5月29日、木曜、月末前日、スポットは昨日のように月末に当たらない中途半端な日。外債はNZ債の発行あり。5月は8日間105円台トライするも105円台以上でクローズしたのは2日間だけでなかなか106円の扉は開かないただ下値も限られているのが今月の特徴だった。

 ボリンジャーバンドは幅が狭まったので22日に下限に来たかと思うと昨日28日はもう上限に触れた。移動平均線も104円で密集。上昇トレンドラインは5月22日の102.70を起点に引ける。下は104.40、103.70がポイント、上は昨日の上ヒゲ105から105.30に売り圧力が出てくるだろう。NYタイムズ、ウォールストリートジャーナル、豪、NZ、南アフリカ紙、FTを見ても今朝は為替を動かす記事はない。FTで投資家が米国利上げに賭けているとか、自民党は総選挙を遅らせるなどがあった

  昨日はドル上げだけでなく、ドル下げ通貨もあった。ポンド、カナダ、南アランド、豪ドルなど。ドルランドはかろうじて雲入りを避け雲の下へ。クロス円が現在のところNZ円を除けば雲の上、NZ円もアップアップしながら顔を出そうとしている。円は本当に90年代後半から変なこと(LTCM破綻、サブプラ破綻など)が起こらないと買われない通貨となってしまった。破綻の円という呼び方もおかしいか?普段は出おくれて周回遅れだが、世がパニックになった時は皆が逃げているのに逆走する通貨。逆走する時に円は買われるが経済は破綻し徐々に体力を失っていく。

 今日の予定は日本の小売売上、バーナンキ議長講演、南アPPI、米GDP改定値など。明日のほうが月末の実需、NZの住宅や日本の月末指標パック、ユーロ圏CPI、南ア貿易収支、米個人所得、シカゴPMIがあるので面白そう。昨日でたアルカイダの報道はどうなったのだろうか。中国本土株は先物指数導入基本作業終了の報道でしっかりだった。
(写真=横浜スタジアムの側の財務省(旧)の喫茶店「ザイム」。この辺りには日銀や戦前の介入を行った横浜正金銀行本店(後の東京銀行)もあった国際金融街。三井物産、ジャーディンマセソン商会などの貿易会社もこの近辺にあり商港ヨコハマの象徴)

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2008年5月28日 (水)

淡谷のり子→岡晴夫→いしだあゆみ→松坂投手のヨコハマ

5月28日(水)「淡谷のり子→岡晴夫→いしだあゆみ→松坂投手のヨコハマ」本日はチーファンラマ、外為マーケットビューアップ致します

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 何度もくどいが3月17日のベアスターンズ買収、4月12日のG-7、4月30日のFOMCで為替市場でのサブプライム問題は終わっている。昨日もHSBCが米住宅ローン事業の損失の拡大、米貯蓄機関監督庁の貯蓄金融機関は1-3月の損失は過去最大となる、住宅関連の経済指標もまだ弱いなどいろいろ繰り返され、今後も確定損失が何度も報道されるが、既に過去の話しである。為替相場は先を思惑したり、一見わかりにくい実需で動く相場だ。サブプライム問題処理はもうFSF(金融安定化フォーラム)に任せればいい。為替ディーラーが悩む問題ではなくなっている。為替ディーラーが悩む問題でないことは3月17日からの相場(ある程度ドル高、ある程度円安、ある程度資源国通貨高のリスク選好)で十分物語っている。気がつけば円安。いや十分気がついているか。

 前向きに今度は6月前半の各国の金融政策決定会合に思いを馳せたい。

簡単にいうと以下の通りであるが、詳細は追々。

6月3日 豪 7.25% 資源高景気で住宅投資弱いが0.25%利上げも
 5日 NZ  8.25% 減税、賃上げで減速の中でもインフレ懸念強く据置
 5日 英国 5% 減速とインフレの狭間で据置
 5日 ECB 4% 減速とインフレの狭間で据置
 10日 カナダ 3.0%追加利下げの予想もあるがインフレ懸念で据置か
 12日 南アフリカ 11.5%インフレターゲット6%をはるかに超える9%のインフレ、0.5%から1%の利上げも
 13日 日本 0.5%4QGDPゼロあるいはマイナス成長を控え、据置か、利下げあるいは緩和示唆発言があってもよい
 19日 スイス 2.75% 英、ECB同様 インフレと減速で据置
 25日 米国 2.0%4月FOMC通り、サブプライム問題からインフレへシフトし利下げ打ち止め、据置となるか 

今日は日銀総裁あいさつ(ちょっとどっちつかずの調査部的発言となってきている)、南アCPI、米耐久財受注など、TICAD@ヨコハマもあり。 

以上調子にのった文章になったが、こういうときはよくサプライズがあるので油断せずに自重したい。

(写真=今朝の朝日新聞に横浜市のご当地ソングのランキングが掲載されていた。1位が断トツで「ブルーライトヨコハマ」。2位が「赤い靴」、3位「よこはま たそがれ」、以下横浜市歌?、港のヨーコヨコハマヨコスカ、ふりむけばヨコハマ、伊勢佐木町ブルースと続く。
 私としては淡谷のり子さんの「別れのブルース」(窓をあければ港が見える、メリケン波止場の灯がみえる)や岡晴夫さんの「憧れハワイ航路」(晴れた空 そよぐ風 港出船の ドラの音愉(たの)し。。。あゝ 憧れの ハワイ航路)もミナトヨコハマを唄っているので選んで欲しかった。他には横浜高校校歌http://www.yokohama-jsh.ac.jp/senior/kouka/index.html)も4位市歌よりはなじみが深い。京浜急行の富岡の丘から世界をつなぐ東洋一の商港ヨコハマを唄っている。松坂投手の歌のようだ。) 

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2008年5月27日 (火)

       気

5月27日(火)「インフレ、景気減速の処方箋は気を引き締める」本日は南十字星リポートアップ致します

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 何もないと思いつつニュースを見れば盛りだくさん。

需給はNY休み明けで仲値の当日物ドル買いあり、ただ月末の輸出が午後散発。外貨投信払い込みは月初になるだろう。テクニカルでは昨日はクロス円はカナダ円以外は上昇(円安)、落ち着けば円安。

「インフレ・減速・サブプライム」

米国ラウリー財務次官補と遠藤財務副大臣は揃ってサブプライム問題一服宣言。遠藤副大臣はインフレ景気減速の対策は各国が連携して気を引き締めることとした日銀はくれぐれもGDPデフレーターマイナスの下では引き締めるのは気であって金融ではないと言っていると思った。遠藤副大臣は次回G-7の議題はインフレに(もうサブプライムはFSF=金融安定化フォーラムへ任せている。でもインフレは気を引き締めるとかダイエット以外に解決策はないだろう。資源国、新興国は再び好投資対象に

*その米国は今日は4月新築住宅着工(予想52万戸、-1.1%)と3月ケースシラー住宅価格指数(-14.2%)。あまりネタが分かっている(悪い数字)ことで反応するのはシラける。

*横浜はアフリカサミット(TICAD)、昨年末のACミラン以来の「みなとみらい」は警備体制で車も止めにくい。5月12日に始まった南ア外人排斥暴動は政府が収束宣言。今日の1QGDP予想は+2.6%、今週はインフレターゲットをはるかに超えるCPI、PPIの発表6月12日の利上げ幅は1.0%の声も。

*オセアニア 豪は+0.25%の利上げ予想が出ている。NZは09年3月まで+1.9%の成長予想、4Qまで金利据置。減税と賃上げがインフレ高進。NZは企業信頼感指数、インフレ期待調査の発表が本日あり。 

谷垣政調会長は外貨準備の柔軟活用を示唆、これをやれば通貨分散となりクロス円は高くなる。昨年抜かれた外貨準備高だが中国は既に1.75兆ドルに、すぐに1兆ドル差をつけられそうだ。中国はこの外準を資源外交、サブプラ救済とおおいに活用するだろう。したたか。

 冗談でインフレ、景気減速の処方箋は「気」としたが、インフレ、景気減速に有利に活かせる国が昨日のID為替申し上げた買いの国だろう。資源国、ユーロ、若干米国だ。

(写真=私もアフリカ外交、①ベナン共和国の方と。ベナンは公用語はフランス語②ガーナチョコを買う③ソーラーシステムでエコクッキングを行っている。これで電力不足解消)

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2008年5月26日 (月)

実利20%から30%の見極め、金利か変動か

5月26日(月)「実利20%から30%の見極め、金利か変動か「金利に追いつく為替変動なし」本日は希望峰リポートアップ致します

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 P1000016 まもなくNZの4月貿易収支が発表される。予想は1.50億NZの赤字。そもそも高金利通貨(南アランド、豪ドル、NZドル、米ドル?などなど)は貿易赤字、通貨下落がつきものだが、ID為替で述べたように敢えてスワップ狙い、外債投資を行う。金利に追いつく為替変動なし(貧乏に追いつく稼ぎなしから転用)。

 ここ3年のNZスワップ狙いはレバ2、3倍なら年平均利回り20%から35%程度になっていると思う。誤差は為替取得レートの違い。2000年から2007年までの右肩上がりではもっと利回りが高くなっている。外債保有でも同じである。外債保有はレバ1倍なので為替変動は気にする必要はない。但し期間は長ければ長いほうがいい。P1000005 ただ為替変動はオマケととらえたい。

 P1000003  変動狙いをするなら少なくともスワップでの収益を超えるくらいの収益をたたき出したい。何故ならスワップ狙いは労力はいらないからだ。何もせずして天才バフエット氏のパフォーマンスに近い年平均利回りを稼げることもある。それに対して変動狙いは私の20年間の仕事であったが常に相場を見据え、時間、精神力、体力を使う。家族との団欒を失うかもしれない。そのような対価に見合う収益は欲しいものだ。もちろん対価を費やすことが趣味なら収益は二の次だ。

 変動かスワップか迷うところだが両方やってもいいので気楽にいきたい。いや変動は気楽では儲からない。ただ根を詰めれば儲かる。

(写真=横浜港カッターレース。6メートル型カッターを使用し往復360メートルのコースを1チーム10人でタイムを競った。横浜港の初夏の風物詩として定着している。6月にはドラゴンボートレースも 同じ山下公園沖で開催される)

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2008年5月23日 (金)

円とコレステロールに売り

5月23日(金)「円とコレステロールに売り」日は南十字星(NZ編)アップ致します。TGIF。

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 3月17日(ベアスターンズ買収)、4月12日(G-7金融システム安定化)、4月30日(FOMC利下げ打ち止め)で形成していたドル円の上げトレンドを下に切ったとは言え、あまり急激な円高にならない感触。特にクロス円は下がらない。感触だけではやってはいけないのだが、やはりサブプライム問題解決で元の円安に戻りつつあるようだ。まだサブプライムで悲惨な数字は出るが過去のもの。気のきいた投資家はサブプライム後を狙った投資に向かうだろう。

 米国減速、NZ減速と言ってもどこも五十歩百歩日本も月例経済報告で踊り場は延長された。貿易統計では3月46%、4月30%と貿易黒字が資源高で減少している。減速に対し、米、NZ、豪、中は減税など景気対策を打ち出している。ユーロは加盟国(スロバキア)が増える。やはり対策をとることのできない日本の財政赤字は厳しい

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 ドル円は5日移動平均線は下向きだが、102円半ばのボリンジャーバンド下限で跳ね返された。昨日は野村アセットマネージメントの投信設定で700億円集まり日経平均を引き上げ、ドル円も上昇した。これくらいお金が集まるなら個人のボーナス期にも外貨投信などへも資金流入が期待出きる。まだ先の話しだが。

 NZは先ほどカレン蔵相が昨日の動きは過剰反応としたが、あまり反応せず。減税は秋の総選挙へ向けた既定路線。先週NZの女性首相ヘレンクラーク氏が来日していたが、日NZ共同声明では取り立てて為替に影響するものなし。EPA締結にほ程遠いようだ。豪同様に日本より中国を重視の気もする。

 同じ高金利仲間でTICADで来日している南アフリカとは投資協定を結ぶ。積極資源外交をしている中国に追いつかなければならない。またアフリカにはソーラーシステムなどの新エネルギー普及を支援する。灼熱大陸アフリカにはソーラーが似合うかもしれない。最近はNHKBSでは録画もあるが毎日のようにアフリカ特集番組を放映している。イメージをつくるのに役だつ。

 今後の焦点は来週というより6月初旬に集中するECB、BOE、RBA、RBNZ、BOC、BOJなどの金融政策決定会合だろう。景気減速とインフレは既に月並みなテーマだが、それに景気対策を財政赤字を増やさずに行える国、鉱産物、農産物を自国で生産出来て、インフレを賃金上昇に転嫁出来る国、通貨を選びたい。

(写真=第1回、2回と3月に開催された湘南国際マラソン(フルマラソン)が今年は11月16日に行われることを外為界のハンカチ王子と呼ばれるITマラソンランナーに教えてもらい早速エントリーした。発着点は大磯ロングビーチ。マラソンのおかげで上限の219以上の250もあったコレステロールが一昨日の検査で何と下限の150まで下落していた。中華&寿司を飽食しながら健闘中。円というか日本も改革進まず政府にコレステロールがたまっている。写真はマラソン発着地の大磯ロングビーチ界隈。TGIF)

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2008年5月22日 (木)

変動は早目に、スワップは長めに

5月22日(木)「変動は早目に、スワップは長めに」今夜はBS11マネーウォッチに出演致しますP1000009_2 P1000011 P1000013

 昨日同様あまりドル需要のない日。日本の経済指標は3月全産業活動指数(予想-0.2%)、貿易統計と月例経済報告。ドル円の立ち位置は5月16日からの下降トレンドの下、ここを上抜くのは103円80-90レベル。5日線は下降中、ただボリンジャーバンド下限近し。

 昨日は日独米株が大幅下げたが中国株は上昇(本土株で3%近く、香港で1%程度)。低価格で統制されている石油製品の販売価格規制が緩和される観測で石油関連株が上昇、大地震四川省の株も復興関連として買われた。中国株は従来のように独自の動きをするのだろうか。
 南アは100万%とも言われ出したインフレのジンバブエからの難民への暴行行為に対し軍が出動する報道が出ている。昨日のドル全面安でドルランドも気持ち下落。中国、南アともに市場では若い国、いろいろ波乱万丈なのは青年期につきもの。ある程度のボラティリティは許容したいというか想定しておきたい。

NZは予算。カレン蔵相は緊縮気味だが、秋の総選挙へ向け与党労働党が苦戦を強いられているのでここらで人気回復の減税を含めた刺激策をとりたいところ。

 平均利回り20%といわれる天才バフェットが最近のサブプライム問題での破綻で「デリバティブは破壊兵器」と発言した。要は借金、レバレッジの問題だろう。あのロシアへのハイレバレッジ投資で破綻した天才秀才金持ち集団LTCMも、適度なレバレッジにしていれば今頃は想像もつかない富豪ファンドになっていただろう。その後原油高、資源高でロシア自体が暴騰したのだから、目のつけどころは素晴らしかったのだが、ハイレバの奢りで夢は消えた。レバレッジといわずに借金率と呼べばもう少し慎重になるだろう

ただ天才バフェットの20%の利回りはスワップ投資を長期に行えば天才でない我々も不可能ではない。10%以上ならもう少し簡単だ。私の1ランド=26円での南アランド投資も15年の年平均利回りでは10%を超えている。長期に持てば為替変動の損は気にならない。まして益が出れば言う事なし。変動は早目に、スワップは長めに=変動取引はこまめに頻繁に売買、長期スワップは現地人になるくらいの気持ちで保有(現地人は損切らない?)。

(写真=①②暑いがみなとみらいの遊園地の水しぶきで涼感③このあたりで三塔(キング、クイーン、ジャックが同時に見ることが出来て願いが叶う)

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2008年5月21日 (水)

減速合戦

5月21日(水)「景気減速合戦」本日はチーファンラマ、外為TVマーケットビューアップ致します

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 景気減速合戦が続いている。ドイツZEW大幅悪化、日本の指標はGDP以外は悪く、日銀も景気減速が明確化しているとした。米国の指標も予想より改善したものが出るが強いわけではない。NZを始め資源国も指標は弱いものが出ている。どこも悪いので余りパニックになって一つの通貨を売る必要はなさそうだ。ただドル円も株も3月17日と4月12日の安値を結んだ上昇ラインは下に切っているのは気をつけたいところ。

 米国のコアPPIは上昇してドルが売られたが、ドイツのPPI上昇ではユーロが買われた。いろいろ。4月30日は本誌で米国利下げ打ち止めとしたが、このようなPPIを見ると利上げせざるを得ないのが中銀マンの習性。今日はそのFOMC議事録が発表される。他に独IFO

 一方サブプライム問題では月曜日のID為替でふれた差し押さえ回避の為の住宅救済法案が上院を通過した(ただホワイトハウスは拒否権=VETOを発動する可能性がある)。また英国ノーザンロックが融資を返済しているなど前向きな話しもあり、サブプライムからインフレ、景気減速合戦へ移行している。

 昨日もお伝えした南アヨハネスブルグの移民への暴行、暴動が収まらず、世界へも報道され始め、南アランドは1ドル7.4台から7.6台へランドが下落している。中国にしろ南アにしろ市場経済移行後15年程度の若者なのでいろいろあるがだからこそ将来有望。

(写真①伊豆②山下公園③横浜田園、その他NZ、南ア、ブラジルなんかにも進出できればという夢もあるがブラッと行ける場所ではないし、沖縄にでも)

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2008年5月19日 (月)

シドニー大人しいやないか

5月19日(月)「シドニー大人しいやないか」本日は希望峰(南アランド)リポートアップ致します

ヒゲ男爵のギャグのようなタイトルになってしまった。

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 前週金曜にNYでドルが下がれば単純にフォローしてドルを売るいつものシドニー市場らしくなく、ほぼNY引けレベルで推移している。NYでドルが下がれば土日に米国はダメだダメだと考えすぎてセンチメントが高まってしまい朝早く起きて何かに駆られるようにドルを売る人がいて、その後の東京仲値へ向けてそんなセンチメントは知る由もない実需のドル買いが出て上げられるパターンを熟知してしまったのだろうか今朝はつまらない展開となっている。取敢えず陰線が2日連続したのでドル円を売りやすい気分にはさせるのだろう。

 ただ先週の通貨別パフォーマンス(対ドル)では豪ドル→NZドル→ユーロ→カナダ→ポンド→ドルインデックス→スイス→円となっていて円はドルを売ったとしたら最悪のパフォーマンスの通貨であったボロクソに言われがちであったNZドルは2位で楽天のように意外と強い。

 今週は余り特殊実需はないだろう。月曜とゴトビの明日が少し買いが出る程度、月末に出やすい輸出は来週から。起債もNZドル、南アランドがポツポツ。TMCCが1.5億レアル(約100億円)の起債を行う。TMCCとは何かいうとトヨタモーターのことだ。世界に工場を展開しているので現地の通貨で起債して為替リスクを回避している。ただ現在のブラジル債の利回りは5%程度であり私のような高利回りコレクターにとってはまったく魅力がない。ID為替に述べたかつては軒並み10%以上の高利回りの中南米債券も現在は5,6%程度だ。2002年にデフォルトして100%近くまで利回りが上昇したアルゼンチンや反米の暴れん坊チャベス大統領のベネズエラが10%程度だ。そう思えば豪、NZ、南アの金利はそれより格付けが上にも関わらず高い。
 
 さて今日から日銀政策決定会合。恐るべきドイツの1QGDPほどではないが予想より強かった日本の1QGDPをうけて日銀はどう動くか。ただ賃金引上げ交渉が熱気を浴びているドイツと比べ、夏のボーナス2.3%減の日本は本当に企業が儲かっているのだろうか、GDPは強いのだろうか、可処分所得は増えるのだろうかという疑問が残る。労働組合は何も文句は言わなくなったのだろうか、消え去ったのだろうか。

(写真=日本の三大つるし祭り①三大祭りとはどこ②酒田傘福③柳川さげもん④稲取つるし雛⑤稲取二匹目のどじょうを狙ったつるしつるし端午の福まつり=現在開催中)

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2008年5月17日 (土)

今朝(5月17日)の日経朝刊の記事

5月17日(土)「今朝(5月17日)の日経朝刊の記事」

 おはようございます
今朝の日経朝刊一面左側に小生のFXの記事が掲載されております

 今回はスワップのことですが、デイトレもまだまだやっておりますし、銀行で20年ほど経験してきたことなので今後とも日々のブログはデイトレ短期、月、木のID為替リポートは長期のことを書いていきたいと思っております。

 本日は名古屋中京大学で3時間、「過去の通貨危機・債務危機(1982年の中南米債務危機から2002年のアルゼンチン通貨危機まで)」「サブプライム問題の行方」「中国人民元の歴史と将来、現状の中国経済分析」について為替相場を絡めてお話します。

 宜しくお願い申し上げます(写真南伊豆から西伊豆へ①伊浜②岩地海岸③④⑤雲見)

Ihama Iwachi Kumomi P1000009 P1000011

FX湘南
野村

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2008年5月16日 (金)

平和=ピンフ相場

5月16日(金)「平和=ピンフ相場」本日は南十字星(NZ編)アップ致します。TGIF。

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 平和である。少なくとも相場的には平和である。日本的麻雀用語で言えば「ピンフ=平和」であり安っぽいが、世界の株式市場、ドル相場は3月半ばのベアスターンス買収より爆発的な上げはないにしても、コツコツと「ピンフ」を平和に上がっているように日々上昇を続けている。G-7、FOMCが支えた。

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 為替が先なのか、株が先なのかわからないが相乗効果をもって両者上昇、いっそのこと為替を半固定相場にすれば永久平和が続くと思うと考えるのはデイトレーダーとしてはもっての他かもしれない。ただ昨日のように数々の指標が出た時も瞬間その数字の通り相場が動くので儲けるチャンスは売りでも買いでもある。

 平和(ピンフ)相場にいつ「逆にハネ満、いや役満」が出てびっくりする相場展開となるかもしれないがそれはもうサブプライム関連ではないだろう。サブプライム関連では悪い数字がどんどん明らかになるにつれ報道も盛んになるが、確実になっているものはつまらない。不確かな時こそ相場は動くし、6割くらいの考えで相場が動くと思えば決断してポジションを張ればいいと思う。昨夏より今年の年初のようにサブプライムで見えそうで見えないような状態の時がよく動く。今日は再びNZで始まる。1QPPI日本は注目のGDP、ドイツのようにサプライズが出るかどうか、デフレでどれだけ名目GDPを庶民には実感のない実質GDPにかさ上げるかを見たい。

夜は日本の住宅着工ほど悪化していない米国住宅着工、建設許可、ミシガンなどが出るがデイトレ的にはほどほどに、金曜の薄商いなのでNY後場から来週シドニーまでは過剰反応するので気をつけたい。昨日に続き今日と月曜は少々の外債利金の円買いはあり。トリシェ総裁、ポールソン長官が講演。

注=麻雀用語をつかって申し訳ない。ピンフはゲームの点数で言えば一番小さなもの、ハネ満は大賞、役満は特別大賞のようなものでサブプライムのように滅多に出ないもの。ピンフをためて最後にハネ満に振り込まないように気をつけて逃げたい。薄い金曜なので。ピンフは中国語ではピンファー=平和=PINGHE。TGIF。

(写真=伊豆に来た取材陣と一匹で魚三昧、中年暴走族のよう。1台はハーレーの予定だったが雨でクラウンとなった。取材された本は日本実業社で6月頃出版されるそうです。伊豆まで取材とはご苦労様でした。NZにも来ていただけるのだろうか。また明日の日経朝刊一面で私の記事が出るそうです。一面だからといってお尋ね者とか指名手配ではないと聞いています。)

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2008年5月15日 (木)

きっかけはいっぱい

5月15日(木)「きっかけはいっぱい」夜はBSデジタル11マネーウオッチで高金利通貨についてお話します。また番組内でオーストラリアのヘッジファンドを運営される方から現地情報を生でお伝え致します。

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今日は結構指標が多い。相場変動のきっかけとしたいNZ小売売上、日本の機械受注、マンション販売、中国は固定資産投資、独、仏、ユーロ圏GDP、は失業保険、NY連銀製造業景気指数、対米証券投資、鉱工業生産、設備稼働率、フィラデルフィア連銀景況指数、NAHB住宅指数、その他講演会見は日本の財務次官、金融庁長官、豪はスティーブンスRBA総裁、欧トリシェ総裁、米はバーナンキ議長、その他ブリュッセル経済フォーラムで日中欧の中央銀行総裁など。

 ゴトビでかつ外債利金の円転もある。テクニカルでは7,8,9日の下降ラインを上抜いたドル円は12、13,14日と上昇ラインを作ったが今日はそのライン上で始まる塀の上の展開。5月2,5,7、14日の105.40へ5度目の挑戦をするかどうか。するとしたら何がきっかけか、きっかけとなる指標、発言は上述のように多い。神経を使うが、神経を使うのが為替の収益の対価である。それが嫌ならのんびりスワップ投資。

 サブプライム関連は悪いものよりいい物に反応しやすいので気をつけたい。

これからジムで筋トレ、走って泳いで朝風呂に入って午後一で伊豆稲取より上京致します。衛星デジタルではオーストラリアの景況感、暮らしぶりを10年以上在住のヘッジファンドのJOEさんに現地シドニーより語って頂きます。今後も何回か生電話でのオセアナニア情勢をお聞きするつもりです。

(写真=今朝のID為替リポートでふれた南伊豆「田牛」の海とサンドスキー場 )

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2008年5月14日 (水)

続FRBも普通の中銀になりたい

5月14日(水)「続FRBも普通の中銀になりたい」日は外為TVマーケットビュー及びチーファンラマをアップ致します

 ドルはほぼ全面高(カナダ、南アランドは強い=起債がらみ)の中、クロス円も全面高のやや珍しいドル高円安株安

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ゆっくりと米国FRBも普通の中銀(5月1日ID為替リポート参照)のようにインフレに悩みだしたようだ。

 まるでメジャーリーグの監督インタビューを聞いているかのように次から次へとバーナンキ議長を始め地区連銀総裁が声をあげた。議長は正常化から程遠いとしながらも緊張は緩和していると慎重な見方を示した

 シカゴ、ミネアポリス、クリーブランド、サンフランシスコ、ダラス、カンザスシティーと続いた地区連銀総裁は一様にインフレ懸念を口にした。実質金利がマイナスということもある。もちろん住宅価格の一段の下落などもあり楽観的ではないが、先物市場では既に織り込んでいる年内後半の利上げを示唆した人(SF)もいた。カンザスのホーニング総裁は70、80年代のインフレを起こしてはいけないまでと発言した。利下げと減税効果が出てくるということだ。シカゴのエバンス総裁は為替相場もインフレに影響を与えるとした。ただミネアポリス総裁のようにリセッションは回避できないとするものもいる。それでもベアスターンズの処理は適切だとした。

 一方政府側のスティール米財務次官は自画自賛もあるだろうが、金融市場に多くの改善が見られると発言した。多くは年後半から持ち直すという予想だ。ただそれなら年後半まで売って年末の買い戻すというやり方よりも、長期投資家ならもう底なら適当に拾っておけと言う人も出てきているのだろう。それがSWFなどだろう。私も余裕があればNYやハワイの不動産を買いたいが既にユーロ高の恩恵を受けた欧州人に売却済みのようだ。

 以上により本日の4月米国CPIは重要だ。予想は+0.3%(コア+0.2%)。その他では日本は昨日のESPフォーキャストでは1QGDPが1.79%、2Qが0.78%の予想(但しデフレターマイナス)。本日は日本は国際収支と企業物価中国は昨日+22%と驚異的な伸びを示した小売売上に続き今日は鉱工業生産、地震で金融引き締め、元切り上げは一服だろう。最近起債が多い南アも小売売上の発表あり。

東京は昨日同様に仲値ドル需要なく、利下げなどの話が出ない限り即105円以上を買う意欲はない。NYまでに区切りをつけCPIを待ちたい。チャートでは一昨日急激な下降ラインを上抜け3月の上昇ラインに裏からまた近づいてきたようでもある。 ユンケル欧州議会議長、トリシェECB総裁はユーロの最近の少しの下げに少し満足のようだ。4月G-7の思惑通りの展開が続く。

(写真=①②一昨日の台風前、昨日の台風後、海はシケているが明るくなってきた③稲取半島④利島⑤大島)

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2008年5月13日 (火)

決算悪化でもサブプライム問題さらに落ち着く

5月13日(火)「決算悪化でもサブプライム問題さらに落ち着く」本日は南十字星リポート(豪ドル)アップ致します

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 昨日は休み明けのドル買いと軽く言ってしまったが、それにしてもドルが他通貨で下落する中でドル円はよく上がったものだ。それは4月28日のID為替リポート需給の項でふれた4月分の外貨投信などの払い込みが出たからだろう。デイトレ基本シートの11時、14時の投信設定時間でドルが上がっていた。ロンドンフィキシングでもドル買いが出たのではないだろうか。

 とり合えず7日、8日の高値を結んだドル円の急な下降ラインは上抜けた。一目の雲の手前でリバウンドした。大きなレンジだと103円から105円20線のレンジ。ただ本日は昨日のようなドル需要なく104円以上で輸出の動意も出るだろう。保守的な日本人ディーラーは104円を買うのを躊躇する。

需給以外の円安要因としては白川日銀総裁の「物価上昇でも交易条件悪化で利下げが効果的かもしれない」の発言があった。景気動向指数、住宅着工、鉱工業生産、消費支出、景気ウォッチャー調査倒産件数と悪い数字が続く。今日は日銀と市場との対話ということでESPフォーキャストを見るだろう。エコノミストも昨年後半以来GDPは下方修正し続け、利上げを先送りしてきている。他国のように利下げ、減税など何か対策をとらないと、存在していないのと同じだ。

 本日はその他「流動性対策」についてバーナンキ議長が講演する。FRBは昨日またもや資金吸収の売りオペ50億ドルを行った。3月25日の本ブログにも書いたが3月19日の資金吸収オペが私のドル買いのきっかけとなっている。資金供給を行いながら吸収をするという相反する行為は資金量的には市場に十分すぎるくらい供給されていると思ったからだ。問題はその供給した資金が破綻機関へ配分されるかであったが、それも狙い撃ちでベアスターンズに直接供給する体制も整えサブプライム問題の解決の糸口になっている。

 またトリシェ総裁はG-7で注目されたFSF(金融安定化フォーラム)の働きがサブプライム問題で重要としている。それは本誌でも何度も指摘している。また昨日のモノラインMBIAの決算悪化でも米国株価は上昇したように、洗いざらい明らかにすれば市場も反応しなくなる。

すべて露出(ディスクローズ)することはある意味では資本増強などの対応策も視野に入っているからだ。その中でHSBCのようの好決算となると株式相場は大きく戻してしまう。

 他に昨日今年4度目の預金準備率を引き上げた中国の小売売上がある。

(写真=ミヤンマーのサイクロン、四川省の地震とともに知り合いがいる土地での災難が続く。平和、平穏を願い伊豆稲取にある済広寺へ参る。 伊豆稲取はミヤンマーとは友好関係にある。駅前の済広寺にはビルマの竪琴、釣鐘、釈迦如来像がある)

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2008年5月12日 (月)

円は実需、他はファンダメンタルズ通貨、いまさらながら

5月12日(月)「円は実需、他はファンダメンタルズ通貨、いまさらながら」本日は稲取にて喜望峰リポートアップ致します。

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 朝方ドルは若干買われている。いや3月中旬またG-7以降、今もドルは買われている。円だけが先週やや買い戻されている。円はやはり実需の通貨であり、ファンダメタルズでは動きにくい。ファンダメンタルズや株価では日本は弱い。今週のGDPでもGDPデフレーターは世に珍しいマイナスとなる。エネルギー、食料インフレだが賃金ボーナスは上がらない。こんな弱い数字が他国で出るとその通貨は暴落する。

 NZドルなどは別に他国と変わらないというか、いや若干いいファンダメンタルズなのだが、少しでも悪い数字や当局のネガティブな発言に実に素直に大きく反応する。それはそれで利用して対ドルでデイトレで利用したい。若干プライスがつかみにくい欠点はあるが。

 今週は今日は休み明けでドル需要あり、15日前後は米債、外債の利金の払いでの円買いがある。その後1QGDPの発表となる。日本だけが世界でも珍しい名実逆転(名目GDPが実質GDPより低い)のGDPだ。ユーロ圏のGDP発表もある。最近の連続して弱い日本の指標で反応が遅い日銀も来週の会合で何か動けばいいが腰は重い。全員トクホンでも貼ってシャッキリして参加すればいいアイデアが出るだろう。

 今日は日本は4月倒産、景気ウォッチャー調査。中国CPI、トリシェ総裁発言など。

英国サンデータイムズではインフレで利下げは限定的の記事。サブプライム関連の悪い材料はまだ出よう(同紙ではさらなるHSBCの不良債権増加も)が為替相場の反応はない(円だけは反応する。円はセーフヘブンで買われている表現もあるがどこがセーフでヘブンかわからない、輸出が損失覚悟で売らざるを得ないだけでヘブンではない)

(写真=今朝も曇天の稲取でFX、ここではイーモバイルのインターネットマシーンとワンセグTVはまったく映らなかった。東伊豆では光はなくてADSLだが速度は変わらない)

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2008年5月 9日 (金)

サブプラ終り減速とインフレのジレンマへ

5月9日(金)「サブプラ終り減速とインフレのジレンマへ」本日は南十字星(NZドル編)リポートアップ致します。 TGIF。

 今日と来週月曜はドル需要強し、昨日のような朝からのドル下げはない。午後2時の予測が当たる景気動向指数は先行が20.0、一致が33.3と悪い。

 さてドル円は昨日ID為替(木曜版)で申し上げた3月17日からの上昇トレンドを104.20-30レベルで下に切って103.40あたりまで下落した。逆に急な下降トレンドは5月7日、8日の高値を結んだものが作図出来る。それなら104.20-30がポイントとなるが、まだ作図は早いかもしれない。P1000002

 G-7的な中期スパンで言えば円、ユーロともにG-7前の100.92、1.5813から103.70、1.54と約3%ずつドルが上昇しているのでG-7の面々もほっとしているだろう。今後の焦点は解決気味のサブプライム問題ではなく景気減速とインフレのジレンマだろう。欧米のみならず、オセアニア両国、南アもインフレ目標から上放れているので中銀マンとしては減速といえども利下げ出来ない。

 ポールソン財務長官もグリーンスパン前議長も信用収縮の最悪期は脱したとか、ベアスターンズ買収がきっかけというが、それは本紙も3月、4月から再三指摘していたところ。私のきっかけは3月19日に行われた既述であるがリバースレポ(資金吸収)であった。それがベアスターンズ買収、G-7、FOMCと話が繋がっていった。大規模資金供給しながら資金吸収していたのは金額的には足りていたが、配分の効率がが悪かったということだろう。

 今日は世界のインフレのエンジンである中国のPPIや米国貿易収支の発表がある。TGIF。

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P.S. ほっとしたこと。サイクロンが来襲したミヤンマーの友人から漸く電話があった。1週間電話、インターネットが通じなかったようだ。90歳くらいの長老も初めてのことだと言うくらい予想もしていなかった強烈なサイクロンだったようで誰も逃れられなかった。友人の証券会社が入居しているビルも窓ガラスが割れ、付近の堅固な建物の屋根も飛び、大木も根こそぎもっていかれるくらいなので多くの人が住むバラックの住居はひとたまりもなかった。

犠牲者は10万人を超える言われているががわからない。現在被災者は寺院に逃れ、僧は托鉢を始めている。軍部政権はヤンゴンではなく内陸の首都ネイピードーにいるので被害はなかったようだ。もう一人在ミヤンマー&バングラディッシュの高校と銀行の後輩も大丈夫らしいということだがまだ連絡がとれないようだ。

(写真=横浜の海もなめてはいけない)

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2008年5月 8日 (木)

オセアニア雇用統計

5月8日(木)「オセアニア雇用統計」今夜は衛星デジタル11マネーウォッチに出演致します

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今朝はNZと豪の雇用統計の発表に始まる(NZ1Q失業率は3.5%、豪4月失業率は4.1%、雇用者数は+1.0万人の予想)。両国とも景気減速なれど雇用逼迫がインフレ高止まりの要因で利下げが出来ない。政策金利に影響大の数字なので要注目=NZ失業率は3.6%となりNZドル売られる。NZドルは指標発表後に結構単純に動く。日本の失業率では考えられない。

 その他BOE、ECB理事会や「最悪期は脱した」と発言したポールソン財務長官が米景気刺激策について講演する。減税小切手が夫婦で1200ドル送られたばかりなので追加減税はないだろう。減税小切手の影響を様子見する期間。

 その他自民党は利上げ派の水野日銀委員にヒアリングしたり、日銀展望リポートについて議論することも予定されている。

昨日は世界ではほぼ全面ドル高であったが、円だけはいつものように異質な動きであった。昨日前半はGW明けのドル需要がドル円を105へ押し上げたのだろう。仲値の影響は意外と長引くこともある。売り方も我慢して我慢して夕刻帰宅前に手放すこともある。仲値の買い方は別に勝負しているわけではないが売り方は勝負している。今日はそれほどのドル需要はないだろう。明日と5月本格始動にあたる月曜日のほうが強まる。

 需給の話をしたのでついでに、昨夏のサブプライム前後を振り返ると、サブプライム問題で相場は動いたようだが、基本需給も影響している。6,7月はまだボーナス外貨投資でドル強く、8月は外債利金とリパトリでドル下げ、12月は再びボーナス外貨投資でドル強く、2,3月はリパトリでドル下げであった。昔のような日本の黒字を背景に「コツコツドスーン型」「ドル上げは1日にしてならずされど一瞬にして滅ぶ」の意識はまだ私も含めて85-90年の円独歩高を経験した為替市場における後期高齢者に多く残るあるが、その中でクロス円はそれほど当時ほどドスーンと下がらなくなってきている。これも日本パッシングの一つの現象だろうか。

(写真=元町から山手への登りは険しい。その中でも比較的優しいのが貝殻坂、和食の元町梅林から山手教会墓地を経てチェリーサンドで有名なえのき亭あたりに出る)

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2008年5月 7日 (水)

素直に

5月7日(水)「素直に」本日は外為TVマーケットビュー及びチーファンラマアップ致します。P1000099 P1000101 P1000100

 GW明け、日中首脳会談。成果はパンダだけかもしれないが、それでも友好に役立てばよい。ファニーメイの赤字決算報道があったが、私の心の中ではサブプライム問題は終わっており、事後処理の段階だ。サブプライムは所詮住宅ローンの借り手と貸し手の問題。その間に銀行、証券、ファンド、CDO、SPC、SIV、モノライン等々が入って話が複雑化、損も何倍にも増やされている気がする。不動産不況はどこの国でも何年かに1回ある問題である。それなりに景気後退はあるがまた回復する。

 為替ディーラーはまだ疑心暗鬼だが将来を先取りする株価は既に3月より上昇し始めているドル円も3月から戻している(結局3月の円高はサブプライムでなくリパトリだったのか)。サブプライム問題はまだ終わっていないという反対意見もあろうが、ディーラーとしては深く議論する必要はなくただドルが上がっているか下がっているか、円が上がっているか下がっているかを見ればいいと思う。客観的にドルは上がっている、円は下がっている。円でコツコツとユーロでは遅いが少しはドル上昇、ただ資源通貨は高い。次第にサブプライム前のドル安円安資源高の流れになっていっている。

 上がるか下がるか予想するより、例えば5日線が上向いているから買うくらいの素直さだけあればいいと思う。ドル円であれば5日線が上昇中で本日90日線を上抜ける。他のクロス円も同様に考えればいいと思う。5日線上昇は3月、ちょっともたつきもあったが4月16日からは再び上昇継続中。遠くやファンダメンタルズを予想するより近くのチャートがヒントをくれる。それにファンダメンタルズやG-7などの動きを加えて行きたい。

 4月、5月は輸出が出やすいがよくドル円はもっている5月半ばの外債利払いを乗り越えて6,7月の個人ボーナス外債投資に結びつくかどうかがカギだろう。その流れが変わってしまうかどうかはチャートの変化を見ていけばいいだけだ。難しくされたサブプライム用語に踊らされる必要はない。移動平均線、一目、ローソク、トレンドライン、P&Fでも十分だと思う。(NZはボラード総裁の景気減速発言で今朝やや売られるが、昨日の相場よりはまだ高い)。また明日のECB政策金利決定後のコメントや来週の日独GDPを注視したい。

(写真=GWも開けて中華街も閑散。お昼はサラリーマン目当ての安いランチの看板が目立つようになる。1万円以上の飽食メニューと500円程度のメニュー、どちらも旨い)

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2008年5月 6日 (火)

激しく取引、ゆっくり休養

5月6日(火)「激しく取引、ゆっくり休養」本日は南十字星アップ致します

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胡錦濤中国国家主席来日、土曜日まで滞在する。豪は政策金利発表。TDセキュリティーズとメルボルン研究所が発表した4月TD-MIインフレ指数は前年比4.3%上昇でインフレターゲットの3%を大きく上回っている。最近の経済指標では景気減速を示す指標も出ているが、中銀マンとしてはインフレターゲットを超えている状況で利下げは出来ない。それは本日3月ユーロ圏PPI(予想前年比+5.6%)を発表するECBニュージーランドも同じ状況だ。日本はCPIはインフレ、GDPデフレーターはデフレでわかりにくい。

 米ドルは昨日やや下落したが、サブプライム問題で上下したのではなくISM非製造業改善で上げ、マイクロソフトのヤフー買収断念でダウとともに下げとなった。上げの時は天井無きかのように上げ、下げは底なし沼のように下がる。あらかじめ、近くないチャートポイントや節目に注文を考えておいて清水の舞台から飛び降りる気持ちで軽く逆張りしたい。相手がこんなところで買うと、あるいは売ると嫌だな、苦しいなと感じるレベルで逆張りしたい。ドル円は下げでは3月17日と4月10日、14日の上昇トレンドラインを下回ったときは注意、今日なら104.10あたりか。

 サブプライムではまだ人員削減、格下げ、買収など様々な報道が出るが解決スキームが出来つつあるので大騒ぎするほどでもないだろう。

 今日は何で休みなのだろうかと思っていたら祝日法で振り替え休日が祝日なら次の平日へ延ばせるということになっているようだ(4日はただの日曜でなくみどりの日という祝日だった)。為替ディーラーなど休みはあって無きが如しだが、儲かれば欧米ディーラーのように1ヶ月でも堂々とバケーションをとればいい。ディーラーはあくまで時間で拘束される仕事でなく収益で評価されるだけだ。定時出勤、定時帰宅ではなくダイナミックにメリハリをつけれるのが特典だ。政府に休日まで決めてもらう必要はなく勝手に休むのが欧米風。バカンス。

(写真=山手①大仏次郎記念館②111番館③イギリス館)

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2008年5月 5日 (月)

サブプラからインフレへシフト

5月5日(月)「サブプライムからインフレへシフト」本日は希望峰リポートアップ致します

金曜日の米国失業率後の相場は薄くなり上げでも下げでも過剰反応して翌週のアジアで調整することもあるが、今朝は調整もあまりなくほぼNY終値と同レベルで推移している。

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ダウジョーンズによれば米国共和党がドル下げにおいてのFRBの役割についてヒアリングを行った。現在ドルがやや戻しているがもう少し大局的な意味としてのドル下げについてだろう。サブプライム問題での流動性供給の為の利下げとドル相場になどについて聞いたようだ。ドル安は米国輸出企業の利益になるといえども下がり続けるドルに政治家も腰を上げたのかもしれない。

 今日は豪住宅価格指数の発表や米国ISM非製造業指数などがある。また今週はRBA、BOE、ECBの政策金利の発表がある。豪、ユーロ圏も景気減速しているがいずれも物価上昇、賃金上昇で上インフレは目標圏を超えているので政策金利は据置か。最近は各国当局も先行きのインフレ低下を予測しているが、中国やブラジル景気の活況(S&Pが格上げ)を見ると物価の下落の可能性は少ないのではないだろうか

 米国もゆっくりであるがサブプライムからインフレへ金融政策をシフトしていくだろう

 支持率続落の福田首相は中国胡錦濤国家主席の訪問を受ける。言うべきこと(餃子、チベット、東シナ海)を言うか、あるいはパンダやオリンピックでお茶を濁すか。国内支持率低下を外交で得点を稼ぐことも難しい。
 
(写真=横浜では5月末のアジア開発会議を前に様々な催しが行われている。写真家板垣真理子さんがアフリカの明るく強い陽光の中で撮影したアフリカン・ビューティをJICA横浜で展示している)

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2008年5月 2日 (金)

3点セット=ベアスターンズ買収→G-7の安定への工程表→利下げ打ち止め

5月2日「3点セット=ベアスターンズ買収→G-7の金融安定への工程表→利下げ打ち止め」本日は南十字星(NZ編)アップ致します。TGIF。

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 昨日はID為替でFOMCではFRBが深刻な状態から普通の状態になりつつあるとした。東証でのTV番組の前に時間があったので人形町界隈を散歩していたら(歩けば脳に血が回ってきたのか)考えが進みTVでは「利下げは完全に打ち止めです」と言ってしまった。さらに「ドルは上昇します。これは利下げ打ち止めでG-7でのユーロ勢から要求された急激なドル安を防ぐ意味にもなっています。株も上がります」まで続けてしまった。

 帰宅したらドル円は103台で「あーああ」と思っていたが、起きたら何とかNYダウもドルインデックスも上昇している。ドル円もたいして上がっていないがかろうじて104台で陽引け。米債も利回り上昇。

利下げ完全打ち止め」までといったのはFOMC声明を何度も読んでいると市場が利下げもあり得るとした「持続可能な経済成長や物価安定を促進するため必要に応じて行動する」文言は常に毎回FOMCの声明の最後についてくるものであり、あまり意味をもたないというか万が一の場合は何でもやるということだろう。今回に限ったことではない。声明の最後の部分の「サヨナラ」とか「以上」のようなものと言う気がしてきた。(FXには私の珍見もありいろんな意見があるが清濁併せ呑んで、自己消化して頂きたい

 またインフレは回を追うごとに懸念が強まっている。FF2%でも実質金利はマイナスとも言われる金利をこれ以上引き下げられない。利下げ反対者も二人いる。以上をエクセルに纏めたので添付。「fomc.xls」をダウンロード

 多くが失望したG-7を評価したり、今回も利下げ打ち止め感が出ないという世論を「完全に打ち止めです」まで言ってしまったのはまずいかと思いつつ、やはり「JPモーガンのベアスターンズ買収」「G-7声明で大半を占めた期限付き金融システム安定化策」に続く第3弾としてFOMCでこれ以上のドル下げを避けるために利下げ打ち止め感を出したのではないだろうか。話が繋がっているような気がした。
 
 かといいつつ今夜の米国失業率に怯えながら今日も始まる。米国に悪い指標は続くがそれはベンもジョージも認めるところ米国悪いが他国も悪い。どこから最初に立ち直るか。景気対策に柔軟性がありインフレにも利上げ対応できるほど下げた米国か。どこの国も景気減速、インフレに悩む。中国が持ち直してきた兆しはある(既述)。TGIF。

P.S. フィヨン仏首相は2日、ラガルド経済財務雇用相、バルニエ農業相とともに、ポールソン米財務長官、バーナンキ連邦準備理事会(FRB)議長と会談する。ドル安および米経済を中心に協議するとみられる。 ついでにもう一つP.S.支持率続落でも解散せず再議決の日本はジンバブエのムガベ大統領が選挙敗北を認めないのと同じ匂いがする。ムガベ福田と呼べば怒られるだろうな。TGIF。

(写真=4月28日の媽祖誕(媽祖の誕生を祝う神事)での区愛美さんのコンサート。横浜生まれの華僑3世。文化放送のザ・ステージ区愛美のミュージックモンスーンや中華街の悟空茶荘で水曜日サロンドライブを行っている)

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2008年5月 1日 (木)

続どこも悪いが自分はしっかりしよう

5月1日(木)「続どこも悪いが自分はしっかりしよう」夜は衛星デジタル211マネーウオッチに出演致します

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メーデー。中国、独、仏、などが休場。新入行員の時に一度参加させられたが、和気あいあいとしたもので同期同士のカップルもそこで生まれたように思う。今回はガソリン暫定税復活、物価高の問題もあり熱気を帯びるのだろう。

 自民党江藤隆美2世議員(宮崎県)が、「道路工事以外に何が地方を活気付ける政策があるのか」と言っていたが、やはり道路は僻地医療などの問題よりも道路工事の為の道路だ。それを聞くといっそう地方経済の深刻さを感じる。地方パッシングで中国、アジアへ工場が移っていく。景気指標は日本だけでなく欧米など「ドコモ悪い」のだが昨日の日本の指標、鉱工業生産、家計調査、住宅着工の悪化も寂しいが手は打たれず、道路工事の為の道路工事だけの対策となる。

 さて米国GDP、FOMCが終り、GW最後の重要指標、米国雇用統計となる。予想はNFPが-7.5万人。ただ何度も繰り返すが日米欧オセアニアなど「ドコモ悪い」ので過剰反応は控えたい。あっさりといきたい。ただBRICS(Sは南アフリカ)はそれほど悪化せずまだ成長過程の強さを示しているのではないだろうか。

 月初は普段なら月末に設定された外貨投信の払い込みがまだ続くのだが、GWなのでGW明けにズレこむだろう。今日は豪住宅建設許可、英製造業PMI、米建設支出、個人所得、ISM製造業などがある。

P.S. 近所のG.S.からメールが到着していた
「お早めに給油を!!」

マスコミの報道でご高承の通り、暫定税率が復活する見込みとなって参りました。 その場合5月1日よりガソリンの卸値が値上がりしますが、当店では4月に仕入れた在庫ガソリンが売切れるまでは現在の価格で販売いたします。 たくさんのお客様のご来店により売り切れが予想されますので、お早めにご来店下さい。=ガソリンロングを仕入値で分けてくれる!

写真=福臨門とは香港で最高級の中華料理店と言われている。日本にも銀座を含め丸ビル、名古屋、大阪にも支店がある。邦銀時代に香港支店の友人に聞いたが接待にもなかなか使わせてもらえなかったという。実は一度被接待で銀座でおよばれしたが、同行したものが若者ばかりで出るセリフは「これ何だ、これ何だ」ばかり。最後には「餃子と焼きそばは出ないんだ」で終わった。写真は最近横浜中華街で福臨門かと間違ったお店)

ちなみに銀座の7万8千円のメニュー
前菜
極上ふかひれの醤油煮込み
金鶏の姿揚げ  又は  鳩の姿揚げ
干し鮑となまこの牡蠣ソース煮込み
スッポンの細切り炒め
鮮魚の姿蒸し
燕の巣のキヌガサタケ詰め蟹味噌あんかけ
御飯 又は 麺
血燕の巣のデザート

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2008年4月30日 (水)

23の指標が出る、レートよりワード

4月30日「本日は23の指標+月末」「レートよりワード」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマリポートアップ致します

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「レートよりワード」「23の指標」

 焦点はレートではなく言葉The Focus is WORDS not RATES)というヘラルドトリビューンの見出しのFOMCを始め本日は23の指標(外為どっとコムの予測カレンダー)が発表される。月曜日は4つであったので月末の今日は多い。営業日が少ないGWなので仲値のドル需要もある。FOMCといいながら、今日はGW休日のスワップ5日分つくなどとせこいことも考えてしまう。

「どこも悪い」「ダウ下げ、ナスダック上げ」

 米国の指標は悪いがどこの国も悪い。英国のGDPも悪かったし、英中銀ブランチフラワー委員も減速を示唆、ドイツはドイツ銀行、アリアンツ、BMWの決算悪く、フランスは住宅着工や消費者信頼感指数悪化、NZは貿易収支悪化=輸出大幅減少などど、夏以降の米国だけ悪いことが注目される市場ではなくなった。米国は米国でダウ下げ、ナスダック上げ、IT関連などの決算は悪くない。

 日本は全体的に政経ともに憂鬱だ。ジンバブエほどの与党の横暴の政治の混乱(開票をしなかった選挙)はないが、再可決システムはそれに似ているような気もする。

 ドル円チャートは2日間104.40以上で上ヒゲの後、昨日は長い下ヒゲを残した。まだ5、21日移動平均線は上向きで90日線を上抜くチャンスもある。

「兆し」

 為替相場は何かの兆しを見つけて動くのがいいと思っている。新聞などで詳しく分析されてしまうとやりにくい。今夜のFOMCでは今後の米国景気改善の兆しが言葉に出るかどうか。利下げ打ち止めだけで景気好転の兆しを示さないと市場は落ち着かないだろう。

兆しは要人の発言、G-7、指標のみならずチャートにもいろいろ出てくる。ドル円が100円を割った時の個人が外貨預金へ殺到したこと、FRBの資金吸収オペが3月19日にあったこと、G-7声明でのリスク管理の期限付き改善策も兆し、一昨日までのドル円の上ヒゲ2連発もドル下げの兆しだったのだろう。為替デイトレ短期は兆しの勝負、ただ長期なればなるほど金利差狙い有効となる。P1000006

(写真=昨日ぶらっと好天に誘われ山手サンモールインターナショナルスクールのフードフェアへ、活況、国際的。山手インターナショナルスクールのフードフェアーは5月4日。そういえば秋にはもっと大規模なフードフェスタが山下公園であったかなと思う、食のヨコハマぶらり食い①インドカレー②ハワイのスパム③焼肉の煙④外人の和太鼓⑤絵本も販売)

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2008年4月29日 (火)

小競り合いを明日吹き飛ばせるか

4月29日(火)「小競り合いを明日吹き飛ばせるか」本日は南十字星リポートアップ(豪ドル編)致します。

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GW入りで大きな実弾が飛び交うことはないだろう。デイトレ的には上は2日間104.40以上で上ヒゲが出たことや、内閣府が25日公表した「2007年度企業行動アンケート調査」で輸出企業が収益を確保できる円相場の上限を示す「採算レート」が1ドル=104円70銭(1月時点の調査で106円60銭)ということを意識はしているのだろうかそれ以上には挑まない。

一方ドル円の売りも下方修正される展望リポートや政局混迷を見ていると思い切れないのだろう。単純に独のGFK景況感好調で買われ、CPI低下で売られるユーロについていく動き。そのような細かい動きも明日の日本の月末を含めた日米の数多くのイベントで吹き飛ばされるだろう。

本日はNZ3月貿易収支(予想+3.95億NZ)や4月米国消費者信頼感指数(予想61.5など)。NZは明日の3月住宅建設許可(前月-6.5%)もボラード中銀総裁が先行景気減速を示唆しているだけに注目したい。

 明日の米国GDPの予想は+0.3%で予想のレンジは-0.2%から+1.5%程度FOMCは0.25%引き下げの後に打ち止め感ある発言がFRBから出るかどうか。5月2日の4月雇用統計ではNFP予想が-7万5千人(予想レンジは-15万人から-2万5千人)。その他ADP雇用者数、シカゴ購買部協会景気指数、ISM製造業、製造業受注なども弱い予想が多いが、やはりポイントは先行きどうかということでそれは株価に現れてくるだろう。昨日はNYダウは20.11ドル下落したがナスダックは1.47上昇。IT関連企業の業績がどれくらいサブプライム不況を打ち消すだろうか。

 ただどこの国も悪い数字が米国に続き出ることではドルが、サブプライム問題の処理は増資などを含めてG-7声明での骨組みも固まるので株式市場も大崩れすることはないだろう。

(写真=山手から本牧へ散歩①②谷戸坂にある江戸千代紙の「いせ辰」③ヘレン記念教会④山手から本牧へ下るワシン坂⑤もう閉店したと思っていた本牧のRIKISHA ROOMが開業していた。)

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2008年4月28日 (月)

南アはフリーダムデイ 、GWに50本プライス

4月28日(月)「南アはフリーダムデイ 、GWに50本プライス」本日は「第14回FREEDOM DAY」で休場の南アフリカ希望峰(南アランド)リポートアップ致します

 ゴールデンウィーク中は仲値の決済も大きいものはない。連休明けの5月7、8、9日は溜まり溜まった外貨需要が出る。

そういえば1986年か1987年か、ゴールデンウィークの最後の日曜日に銀行にたまたま出勤したらある証券会社の顧客のラインが光っていたのでとると「50本プライスを出してくれ」という。仕方なくバーレーン支店へ繋ぐと何とか出せるという。50本売ってきた。ゴールデンウィーク明けの月曜のシドニー市場はその影響があったのかドル円は下落したが、9時以降は長期休み明けのドル需要で簡単に大きくドルが戻したことがあった。(ゴールデンウィーク明けは9時以降のドル需要に気をつけたい。休みに自分だけ抜け駆けしてもいいことはない。今ならコンプライアンスがうるさいので休日出勤もプライスを出すことも許可が必要なので無理だろう。バーレーン市場はその後第一次湾岸戦争もあって市場は冷え込んでしまった。P1000038

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 気になることを羅列すれば
(日本)
  山口補選の影響は?日銀会合と展望リポート、WSJでは物価上昇による日本景気の減速を取上げている

(米国)
  GDP、FOMC、雇用。サブプライム問題では報道が手をかえ品をかえ深刻に報道するかもしれないが解決の骨組みはG-7で出来ている。 ブッシュ減税羨ましい。

(欧州)

 英国1QGDPは+0.4%、独IFO悪化。米国だけでなくどこも悪い。

(中国)減税、ダライラマと会談、フランスとも関係修復へ

(南ア)ジンバブエ選挙で与党敗北漸く認める。南アは14回フリーダムデイ。まだ民主化市場化は始まったばかり。中国と同じ若い国。南ア中銀はインフレで緊急会議の噂、電力不足改善、政局やや安定。

(オセアニア) 豪スワン財務大臣はNABの利上げ批判。NZクラーク首相は日韓訪問でFPA狙う。キウィーフルーツ1個10円になるか。NZは今週貿易、住宅指標あり

(日本株)一目の雲の上に出るが野村スキャンダルやJパワー問題は?
(NZダウ)ナスダック、NYダウも雲の上

(貿易)日本の最大の貿易相手国は中国となったが、どこの国もそうなるのだろう

(政治)山口補選敗北、支持率低下でもガソリン上げる気持ちがわからない

(SWF) 米金融機関に3兆円出資、お金は還流している。米国のウィンブルドン現象。もともと米国は他民族国家で受け入れやすい。

(銀行)新銀行東京に金融庁検査入る
(商品)原油上がるが他資源価格は下げ
(その他)カルザイ大統領テロ逃れる

(写真=新緑の海岸通り、人形の家より見下ろす、5月3日はここを起点に仮装行列、横浜国際女子駅駅伝にも使われるコース)

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2008年4月25日 (金)

How Dynamic 

4月25日(金)「How Dynamic In FX」本日は南十字星リポートアップ致します。TGIF

 2月29日以来の104円台で東京市場がオープンする。輸出に動意出るかどうか。ただゴトビ。またANZAC DAYでオセアニア市場休場で豪ドル債、NZドル債の払い込みはないだろう(ANZACDAYは出兵した戦士を弔う日でもあるが、日本にとっても悲しい日である。シドニー湾を始めオーストラリア本土を十数ヶ所攻撃したのは日本だけだからだ)。

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How Dynamic In FXという感じの昨日の動きで合った。NZは金利据置であったがボラード総裁の景気減速発言を受けNZは下落。NZの政府系KIWIbankは政策金利据置にもかかわらず貸し出し金利を9.6%から9.2%へ引き下げた

 IFO指数の悪化マルタ中銀総裁の「ECBで利上げを考えている人はいない」でユーロ下落。米国失業保険、耐久財受注の改善でドル上げ、新築住宅販売の減少で下げ、フォードやメリルの決算報告良しでNY株上昇とともにドル上げとなった。デイトレーダーにとっては充実の日となった。

 FOMCは0.25%利下げで打ち止めというWSJの報道もドルを支えたと言われるが発信者がFED WATCHERと言われながら以前大きく外したのが記憶にある。金利は常識で考えればいい。インフレ率を考えればFF金利は実質でゼロ近辺になっているからだろう。金利は為替のように他国と相対ではないのでわかりやすいが個人にとって短期投資のツールが少ないのは難点。

 4月11日のG-7は多くの報道が失望としており私ぐらいしか高く評価していなかったが、なかなかいい具合に進んでいる。とにかくサブプライム問題で破綻、毀損した金融機関がすべてを早急にさらけ出し、前向きに増資などの対策をとらせるように仕向けているからだろう。
 来週からは10兆円減税の還付金送付も始まるようで負担増ばかりの日本からは羨ましい。

 来週はGDP、FOMC、雇用統計と再び米国景気の弱さを見るかもしれないが、将来の再建計画は進んでいる。
中国株の上昇も心強い。結局は官製相場の性質が強い。また中国のファンダメンタルズそのものはまだ凄まじく強い。昨日伸びなかった日本株が心配、日本の政局も注目したいが明るくはないことが多い。日本は日銀会合があるが永遠の足元減速、先行き回復」のお言葉からは変化して欲しい。TGIF。

(写真=5月は横浜でアフリカ開発会議。南アフリカではドルランド雲の下へ出るかどうか(ランド高)の瀬戸際。原子力、火力、ソーラーシステム活用で政府は電力不足問題に対応中)

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2008年4月24日 (木)

危機は永遠ならず

4月24日(木)「危機は永遠ならず」今夜は衛星デジタルマネーウオッチに出演致します

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 今朝はNZ中銀の8.25%の政策金利据置に始まった。予想通りボラード総裁はインフレ懸念、景気減速、NZドル高に触れる。目新しいコメントでもないが市場は素直に反応しNZドルは0.7990から0.7928まで下落した。しかしこの程度の発言で60ポイント動くのはデイトレでも十分使える通貨だ。

 ドル円は今週は先週に比べもう少し下落すると思ったが案外しぶといいうか、やはり冷静、平静になれば円は買えないのだろう。政局混迷、スタグフレーション、でも金融政策とらず、米国株頼みでは円への信頼感はない。サブプライム問題のうような「どさくさ」がないと円は買いにくい。どさくさというか危機は長続きしない、永遠ではない。80年代の中南米債務、90年の欧米不動産不況、ポンド危機、アジア通貨危機、ロシア通貨危機、アルゼンチン通貨危機なども数年で終り、パニックで売るよりもパニックで拾う人が大儲けした歴史が多い。そう思えばロシア危機でハイレバレッジで破綻したノーベル賞ファンドLTCMは惜しかった。レバさえ低ければ今頃はどれくらい巨大になっていたのだろう。

 本日はトリシェ総裁の講演。毎日といっていいほど露出する総裁だが、コメントは一貫しており違和感はない。独4月IFO景況指数もある。予想は104.3。米国は耐久財受注と新築住宅販売、失業保険申請者数など。ちょっと元気になった南アは昨日強かったCPIに続き今日はPPI(電力不足はソーラーシステム設置で解決しよう)。

昨日中国は株取引にかかわる印紙税を引き下げた。ちなみに中国、香港は譲渡(売買)税はない。まだまだ政府の政策変更次第ででいくらでも上げ下げ出来る官製市場なのだろう。ただ印紙税引き下げ前から昨日の中国株は堅調であった。

(写真=ホテルニューグランド①中段=ベーブルース来日、下段=大仏次郎は猫屋敷と呼ばれた鎌倉の自宅から毎日ホテルへ通い鞍馬天狗を執筆②マッカーサーも滞在し進駐軍本部が置かれる、天皇陛下も滞在、山手公園でテニスをなされる③新緑のニューグランド、この前を5月3日に国際仮装行列が行進する④大仏次郎が猫好きだったので山下公園から港の見える丘公園には猫が多い。優遇されているのでメタボ猫が多い)

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2008年4月23日 (水)

ソーラーシステム活用=南アの電力不足問題

4月23日(水)「ソーラーシステム活用=南アの電力不足問題」 本日は チーファンラマ、TV外為マーケットビューアップ致します

P1000040 P1000003 P1000006 P1000010 P1000012  GDP、FOMC、米雇用統計へ向けてほぼ全面ドル安相場(除くカナダ=利下げ、サブプライム影響大なので)が続く。クロス円は小動きから小幅高(除くカナダ円)。NY株下げるも引け後のヤフーの好決算が日本株を救うかどうか。野村インサイダー(私ではありません)の重しもあるが。日本のバブル崩壊でもそうであったが、サブプライム問題に影響されない企業があるのも事実。また問題金融機関の増資に応じることの出来る富裕なSWFや個人がいるのも事実。総悲観の中でチョチョコと目立たず買う人あり。

 月末で輸出が出やすい地合もドル円を下押し、G7直後のようなドル安円安にはならず。ボリンジャー上限であったことも効いている。

本日は豪1QCPIがあり予想は前期比+1.1%、月曜のPPIも予想より強かった。小売、住宅投資が弱いといえどもインフレ懸念強し。NZも同様だが明日はRBNZ(NZ中銀)が政策金利を決定する。据置か。景気減速と前回発言したボラード総裁のコメントにも注目したい。

南アも本日は3月CPI、インフレ懸念で利上げしたばかり。ランドはやや強くドルランドは一目の雲の下に落ちそうだ。現在1ドル7.61台で8.24台から下落ランド高。ランド円も強含みでこちらは一目の厚い雲を金鉱山を掘り進むようにコツコツ上げている。電力不足問題は節約、原子力、石炭にソーラーシステム利用とあの手この手で改善している(詳しくは21日の希望峰リポートで)。世界の株式市場のリーダーのJSE(ヨハネスブルグ株式市場)は相変わらず資源高で強い。

 昨日は東京でユーロ債の償還でユーロが下がるという報道もあったようだが、債券では為替が起こらないケースがあまりにも多いので気をつけるか無視してもいいだろう。昨日ユーロは1.6まで上昇。

(写真=観光都市横浜は5月3日に国際仮装行列。NYのメーシーズのパレードよりも規模は大きい。人出は山下公園の花火50万人には及ばないが30万人を超える。写真は昨年のもの)

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2008年4月22日 (火)

グー!!相場、G-7からGDPへ

4月22日(火)「グー!!相場、G-7からGDPへ」本日は南十字星(豪ドル)リポートアップ致します

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98年に経営破綻した長銀の粉飾決算事件が昨日結審した。まだ日本の不良債権問題は解決しきっていない。サブプライム問題処理に追いつき追い越されないようにしたい。

昨夜の米株はダウ下げ、ナス上げで日本株も様子見かと思ったが野村證券のインサイダー取引が痛い。つい最近職員インサイダーに揺れたNHKが一番に大きく報道している。今夜のTVでも放映されない巨人と横浜の戦いのようにレベルが低い。 

 先週も今週も欧米金融機関の決算が大幅赤字なのは変わらない。相場つきはちょっと違うが。 着々と問題ある金融機関は増資をし自己資本比率低下を抑えようとしている過程の出来事。ワコービア、メリル、RBS、UBS、シティー、JPモルガンなどなども増資。G-7声明の国際金融システム安定化の工程表にのってFSF(金融安定化フォーラム)の指導があるのだろう。北京オリンピックまで100日以内だが、そのちょっと前にG-7も第一次安定化の100日期限がある。7月下旬あたりだろう。

 さて先週までは金融システム安定化G-7へ向けた相場(ドル安円安)であったが、これから4月30日のGDP、FOMC、5月2日の雇用統計へ向けた相場となる。弱いGDP、雇用統計、利下げ思惑もあるので着々と進みつつある金融システム安定化の動きは忘れられドルの弱さが再び焦点に。

 ドル円は一目均衡表の雲の上に出たが、昨日申し上げたようにボリンジャーバンド上限や月末に出やすい輸出で跳ね返されている。ただ漸く日銀、財務省も日本の景気減速を認めたこともあり(彼らは減速認知は遅れがち)、昨夏以降のように円がドル下げ集団のトップを走ることはない。昨日のようなユーロ主導のドル安が続くだろう。G-7相場からGDP相場へ若干のギアチェンジャンジを計りたい。同じG相場なので今回セッションも「グー!」で行きたい(グループ オブ 7のグーとグロス ドメスティック プロダクツのグー)。

(写真=山手の二つのインターナショナルスクールはもうすぐフードフェスティバル。4月29日がサンモールインターナショナル、5月4日が山手インターナショナル校、EVERYONE、ALL WELCOME!! 山へ登ろう。)

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2008年4月21日 (月)

インフレの仮面をかぶった日本のデフレ

4月21日(月)「インフレの仮面をかぶった日本のデフレ」本日は希望峰(南アランド)リポートアップ致します

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 P1000007 P1000004_3 P1000005_2 ドル円は予定通り一目均衡表の雲の上に出そうとなったが先週とは違って気をつけたいのはボリンジャーバンドの上限にぶつかっていること。ちょっと様子見したい。ちょとだけだが。基本的にはデイトレには様子見はなく、売買を繰り返して感触を掴むのが大事だろう。打ちまくるのがデイトレ。寝てもいいがレバレッジ管理が大事なのがスワップ狙い。P1000008

 ID為替でも述べたように次の焦点はマイナス成長予測もある米国1QGDPだ。ただこれもユーロ中心にこれから織り込まれていくのだろう。円は後方集団が似合う。米国1QGDPが悪化しても日本の指標も後追いで悪くなる。それに政局も気がかりであり、洞爺湖サミットでは誰がホストになっているのだろうか。麻生さんなのか、小沢さんなのか、小泉さんか、小池さんか。福田内閣は安倍内閣に迫るくらいに支持率が低下している。サミットか解散か。

 日銀は漸く景気減速を認めてきた。認めたなら対策をとらなくてはいけない。日銀は株下げ対策は利上げなどで定評があるが株上げ対策は苦手のようだ。物価が上昇してデフレ克服でやや安心しているかもしれないが日本のインフレはあくまで外部要因であり賃金上昇も株価上昇もともなわないのでデフレより恐ろしいかもしれない。2000年前後はデフレはインフレより恐ろしいとされたが今の日本のインフレはデフレよりたちが悪い。インフレの仮面をかぶったデフレ

 現在の日本のインフレは欧州、豪、NZ、南アなどのインフレターゲットを超えるインフレとは異なる。表面インフレ中味デフレだ。賃金と株が下がるインフレなんてシンジラレナーイは元日ハム監督ヒルマンロイヤルズ監督。ロイヤルズの野茂さんは解雇となったが長い間ご苦労様でした。先駆者。

今日は2月第三次産業活動指数財務次官会見など、今週はCPI特集で豪、南ア、日本など、NZは政策金利決定(据置予想)などがある。

(写真=①②神奈川運上所=現横浜税関、昔はここが今の成田国際空港みたいなものであった③④税関のホンモノニセモノ展示場、昔成田の税関でロレックスの税金を申請してこれは不要ですと言われショックを受けた人がいた⑤引揚者の証券って今価値があるのだろうか?)

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2008年4月18日 (金)

日銀デイ、お腹の中がチャイナタウン

4月18日(金)「日銀デイ、お腹の中がチャイナタウン」本日は南十字星(NZドル)アップ致します。TGIF。

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 今週は株高円安(ドル安)であったが、昨夜のNYはナスダックがやや下落したので心配。18日で官公庁のドル買いもあるが

今日は日銀デイ、白川総裁挨拶、支店長会議、さくらリポートなど、日銀は調査部でも学究の徒でもないので結果を残す政策を。株ぐらいはあげて欲しい。「エンドレスな足元減速先行き楽観見通し」では「景気回復は見果てぬ夢」のままで終わる。他に月例経済報告=こっちはやや現実的もあり。

繰り返すがドル安には3形態があり、今回のG-7では③を是正するだけで②へ戻りつつあるだけだと思う。今週も円以外の通貨はユーロなどの主要通貨だけではなく豪ドル、NZドル、南アランドもドル下げとなった。

 ①1973年以来の米国貿易赤字による長期の趨勢的なもの
 ②2000年から始まるユーロの台頭(中国の台頭)によるドル安円安
 ③昨年夏のサブプライム問題拡大化によるドル全面安(円高)

③を是正するということでは今回のG-7は世評とは異なりはるみ風に言えば「G-7グー」であった。

 ただ米国指標のみならず世界各国の指標は今後も不冴えなものが続くだろう。今回の声明の大半を割いたG-7の100日以内、年内の国際金融システム改革は将来を担保するものである。怖いがこの底である米株や米不動産を買いたい。資本家ならSWFのように米金融機関も買いたいものだが。ただNYのコンドミニアムなど(プラザ合意のプラザホテルもコンド化)は一気に買い手が海外から集まったようでいい物はあまり下がらない。

(写真=①ドル円の上げはコツコツで下げはドスーンだが、いつかは頭を雲の上に出してもらいたい。こいのぼりのように5月には。②③④最近、花を目にすることが多くなった。歳をとって周りにも目が届くようになったからだろうか⑤でも花より餃子でまたまた中華へ、お腹の中がチャイナタウン化しつつある。おかゆの謝甜記ニ号店にて

 昨日のID為替のID為替の項で先週と重なった記事をのせてしましたことをお詫び申し上げます。またリスクの項に「ドルのユーロ加盟、いやユーロのドル加盟?」を加えたいと思います。これは夢です。TGIF。

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2008年4月17日 (木)

老人にまでも!どうしようもなくなった日本の財政赤字

4月17日(木)「老人にまでも!どうしようもなくなった日本の財政赤字」今夜は衛星デジタル211「マネーウオッチ」に出演いたします。

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結果がついてくるG(G-7)と結果がついてこないG(ジャイアンツ)。G-7後は先週予想したとおりドル安円安が続いているが、米国と日本が売られている。これは1985年プラザ合意の呪いだろうプラザ合意では米国貿易赤字の削減と日本の貿易黒字と財政赤字の削減が課題であったが23年経ってもまったく改善するどころか悪化。具体的な目標もなく達成不可能でも何も罰則がないこともある。それと比べると今回のG-7はサブプライム問題に起因する国際金融システムの安定化にFSFというG-7以外の国を含めて工程表が作成されたことが評価できる。

 プラザ合意はただドル相場だけをおもちゃのように動かすことにしかならなかった。その点欧州は財政規律をつくってユーロ通貨統合加盟条件としたのも通貨高に繋がっているのだろう。

 日本はもう財政赤字を老人からも増税することで凌ぐ心のない国となった。景気悪化でも財政出動する柔軟性はなくなっていく。その点では財政黒字のオセアニア両国に比べても、財政赤字があっても日本より比率がはるかに低い欧米にも日本は遅れている。

 ここ10年以上ドル安円安が進んできたことにもこのように立派な理由があるし、現在の政局を見るとそれが一転改善することが起きるとは思えない。日銀には結果(株高)のともなう政策を期待したいものだ。

 昨日中国は以下のように経済指標を一気にまとめて発表しその後預金準備率を引き上げた。その瞬間円高に反応したそうだが、まったく間違った反応だろう。中国の数字は発展途上といえども凄まじい。このどこが減速なのだろう。

第1四半期GDP前年比+10.6%、1-3月都市部固定資産投資、前年比+25.9%、3月鉱工業生産、前年比+17.8%、3月小売売上高、前年比+21.5%、3月のCPI,前年比+8.3%、3月PPI、前年比+8.0%

(写真=①②象の鼻完成図=山下公園と赤れんが倉庫の間にまもなくオープンする③一方閉鎖される東西上屋倉庫=上屋はウェアーハウスの日本語読み)

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2008年4月16日 (水)

雲さらに迫る。減速オリンピック

4月16日(水)「雲さらに迫る。減速オリンピック」本日はチーファンラマ&外為TVマーケットビューアップ致します。

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 G-7前の4月9日の本ブログ「頭を雲の上に出し、今回G-7は画期的」でふれたように、ドル円はいよいよ一目の雲に接近してきた。雲中に入れば12月以来、雲の上に出れば昨年7月(一瞬では12月も雲上となったが)以来となる。7月とはBNPパリバのサブプライム問題発覚前。

 また繰り返しになるがG-7は評価すべきだと思う。民間銀行も招致しての監督監視強化。過去の損失は取り戻せないが、ヘッジファンドを含め将来へのリスク管理が強化された。今回は為替G-7ではなく国際金融システムG-7でこれが上手くいけば為替にも結果が出る。

 相場は減速オリンピックのようなものでどこの国も悪い数字が出る。サブプライム問題では損失拡大、破綻、合併、買収、格下げと出る。芸人でも同じネタを何度も繰り返されると笑えなくなるが、もう市場も何度も同じ材料で驚いて反応するほど「サクラ」的な行動をすることは少なくなるのではないだろうか。新ネタを探さないと、あるいは新ネタが出ると反応しよう。

 市場もG-7に従ってドル安円安で反応している。全体でも若干ドル高気味だ。ランド円は反応が鈍いが株価は強い。先週までで年初来上昇している株は南ア、メキシコ、台湾、カナダなどだが、その中で南ア株はトップを走っている。日本は相変わらず最終集団というか周回遅れ。それでも利下げしない日銀。

さて今日は米国住宅、CPI、ベージュブック。注目の中国もGDP、CPI、PPI、小売、鉱工業生産、固定資産投資などの発表がある。GDP二桁キープ出来るか、小売、鉱工業生産、固定資産投資などは20%以上の伸びが継続出来たのだろうか。朝は取敢えず輸出からか。P1000051 P1000038 P1000057

(写真=リヨン IN ヨコハマ、 世界のトヨタがすなるショッピングセンター「トレッサ横浜」はフランスのリヨン風に仕立てられている。リヨンは横浜の姉妹都市だからだ。明治の絹貿易時代からの交流。リヨンの街並みを模しリヨンの象徴であるライオンの像、騙し絵などが飾られている。車も売るので広い。東横線大倉山駅下車遠し、新横浜駅からではなお遠し、車が便利)

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2008年4月15日 (火)

シートベルトを外したい、白川機長

4月15日(火)「シートベルトを外したい、白川機長」本日は南十字星(豪ドル)リポートアップ致します
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G-7の声明は浸透しているのではないか。新聞にG-7に失望という記事があったがよくわからない。G-7はデイトレーダーの為にあるものではない。ドル下げを懸念している声明でドル円が即2,3円上がれば為替では長者だらけとなっている。

 G-7が多くの紙面を割いた金融システム改革は今後の話しである。それでもG-7始めての100日以内などの期限を付けたことを評価すべき。日本人は期限付きという言葉を信用できない風土があるが。

昨日は米国小売売上が予想より良かったが、景気指標が1Q、2Qは悪い数字が出ることはバーナンキ議長や米政府も認めていることなのであまりびっくりもしたくない。銀行の業績悪化もしかり。悪いと分かっていることで大きく反応するのもわざとらしい。

 相場については昨日はドル安円安が進んだ。ドル円のレベルはほぼ変わらず。ユーロは100ポイント以上の上げ(ドル下げ)、ドルスイスは70ポイントのドル下げとなった。元のドル安円安(2000年から2007年夏までの8年)に戻ったのもG-7効果。

 ドル安とは1973年以来の①米国貿易赤字による長期の趨勢的なもの、②2000年から始まるユーロの台頭(中国の台頭)によるドル安円安、そして③昨年夏のサブプライム問題拡大化によるドル全面安(円高)の3つがある。今回のG-7声明は③を改善するものだからドル安円高が剥げ落ちて②のドル安円安に戻ったのだろう。

 日銀の3月議事録ではある議員がリスクが高まり適切な政策(利下げ?)を発動すべきとあった。そういえば昨年2月の利上げでも岩田副総裁だけが利上げ反対であった。日銀でも「利上げ命」でない先行きが読める人もいるようだ。過去3回のはっきりとした利上げ=株暴落パターン(三重野、速水、福井各総裁)があるが利上げ派とレッテルを貼られた白川新日銀総裁の今後の舵取りが注目される。

 一目均衡表の雲が日経平均にもドル円相場にも迫っている。白川機長が操縦桿をしっかりと握り締め雲の中に突入させ浮上し、シートベルトを外しゆったりとワイン片手に食事が出来るかどうか。あるいは乱気流でどっちんばったんしてもう一度空港へ戻る政策をとってしまうか。利上げは遅すぎても困らない。スチュワーデス(古語?CA?)さんがにっこりと食事を運んできて欲しいものだ。ゴトビ。

(写真=「当機(投機)これから浮上します」という具合にはならないか日本経済①関係ないが山口宇部空港②平日の新山口駅駅前のシャッター商店街、山口2区はまもなく衆院補選)

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2008年4月14日 (月)

一日一生、一日一勝?明日に引き摺らず

4月14日(月)「一日一生、一日一勝?明日に引き摺らず」本日は希望峰リポート(南アランド)アップ致します

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 ID為替でも述べたが今回のG-7では金融システム改革を期限付きで目指したことで評価できるが為替については決定的なものではない。2月から4月ではドル円で13円、ユーロドルで1500ポイントドルが下落したので警告を発したもの、さらに同じ値幅で下落すれば実力行使にも出よう。日中ディーラーは思い込まずにニュースに一喜一憂頻繁に売買し、長期保有者は少しずつ金利の高いものは拾っていけばいいだろう。2円ごととか3円ごととか、いや5円ごととか。昨年7月にNZ円を88円で売り推奨したがそれをゆっくりじっくり買い戻したい。スワップ狙いはこのくらいのゆったり感というか時間軸でいいと思う。

さて朝方NZの3月小売売上は予想前月比±0%のところ-0.7%となり0.7935あたりから0.7880へ下落した。米国でもそうだが1Qの指標は予想より悪化する指標が多い。バーナンキ議長までが減速すると言っているので予測も下方修正すればいいと思う。世界中が減速するのでその通り悪化する指標が出てもサプライズはないので大きくはどれも売り込まれないだろう。丁寧にこまかくとっていきたい。

今週は日本は新日銀総裁の信託大会での挨拶(代読)、週後半には月例経済報告や日銀支店長会議がある。米国はPPI、CPIと住宅着工ベージュブック、また日本人にもなじみのある企業の決算がある(インテル、IBM、ジョンソン&ジョンソン、シティ、JPモーガンチェース)。本日はNYUでトリシェECB総裁が講演する。

 長期的には今回G-7で明かりが見えたが、為替の短期売買は相変わらず大げさだが一日一生(一日一勝?)明日に引き摺らず。

(写真=中華街の餃子専門店。上海路。50種類の餃子を出す店は閉店したが、ここは10数種類はある。餃子フルセットコース2500円、十分二人分はある。一皿4個ずつ9種類出てくる。ただここは中華街にあっても日本資本のお店。昔大勝パーマがあった場所)

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2008年4月11日 (金)

G-7の後に迫りくる一目の雲

4月11日(金)「G-7の後に迫りくる一目の雲」本日は南十字星(NZ編)アップ致しますまた動画FXアカデミーで今回のG-7のポイントと前回と比較すべきところを昨日録画いたしましたのでまもなくアップされると思います。土日でG-7、IMF世銀総会の内容が続々報道されるかと思いますので参考資料として見て頂ければ幸いですではTGIF。P1000062 P1000066 P1000067

  G-7直前となった。株式相場なら様子見となるが為替相場、特に東京市場は実需の市場なので出るものは出る。金曜なのでややドル買い多め。4月になって漸く動き出した輸出筋は昨日とほぼ同じレベルにドル円が戻されたの若干戸惑うところ。同じレベルで売るのも芸がない。

 さて昨日のブログ後半で書いたように東京とNYはまったく異なる動きとなった。野球とベースボールの違い。違った市場、ゲームと見て関連付けしないのもう一手。東京は実需、NYはニュースで動く。P1000018 P1000023

P1000025  ドル円はいよいよ一目の雲が迫ってきた。横ばいでも来週後半に雲中となる。

 G-7は結局はお金の問題。問題金融機関に資金注入できるかどうか。米国内の富裕層、世界のSWFが気持ちよく投資出来るか。昨日のバーナンキ議長は日本の不良債権問題とは異なると再び繰り返した。うじうじとなかなか事実を明らかにせず対策も10年かかった日本を反面教師にして迅速な行動を取りたいのだろう。

 そういえば日本の不良債権で危機が迫り自己資本比率が低下した邦銀はこぞって劣後債(永久債)を発行した。これなら広く個人も投資出来る。破綻した時の返済順位は劣るがその分利回りは有利に設定される。当時はドルが6%程度の金利の時に三井住友、みづほなどは10%に近い劣後債を発行して自己資本比率のアップを計った。私も僅かばかりであるが貢献し現在も一部保有したままだ。もし今回も具体的にこのような資金調達の話が出てくれば問題解決も終盤に近づいてることとなる。 

 ということでG-7、IMF、世銀総会の情報は世界中の人がまったく平等に土曜、日曜に入手してじっくり考えて月曜からの相場に臨む事が出来る。あまり考えすぎてはいけないが、誰でも参加できる知恵比べのオリンピックだ。また総意、民意とは逆に動きやすいのが為替の面白さでもある。総意民意の邪魔をするのが実需でありヘッジファンドのような投機筋でない。チャートの絵柄も見ながら週明けの相場を予想、妄想、最善の夢、最悪の夢も想定したい。

(写真=素朴な遊園地①②③伊豆バイオパーク④⑤⑥みなとみらいコスモワールド。これらはディズニーの華やかさはない。そういえば山下公園=浦安の航路が出来ると聞いていたがまだ実現していない)

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