超短期>超長期>中期
7月2日(水)「超短期>超長期>中期」本日は外為TVマーケットビュー&チーファンラマ(人民元&香港ドル)リポートアップ致します
昨日のRBA(豪準備銀行)が政策金利を7.25%に据え置いた後の声明文で「これまでの引き締め政策が需要抑制に効果を発揮、短期的にはインフレは高止まりするがいずれ低下へ」としたことで豪ドルは対ドルで0.95後半から0.95前半へ豪ドル円は101円後半から一時100円台前半へ下落した。本日は午前10時半の豪の5月住宅建設許可や小売売上でその需要鈍化動向をチェックしたい。予想は前月比で住宅の中間値が-3.4%、小売が+0.1%。
奔走する米国ポールソン財務長官。彼がやろうとすることはドル安是正、原油高是正だが苦労している。いつかは陽の目を見るだろう。最後は為替相場は人為的にコントロールされる。G-7、産油国、新興国も彼に反対しているわけでもない。ただ投機ならいざ知らず実需でつくり上げられた相場の方向を変えるのは難しい。
ただ米国の指標は強くはないがGDP、個人消費、昨日のISM製造業など、それなりに他国と同じくらいの程度の動き。米国金融機関の決算は悪いがそれはG-7に後押しされたFSF(金融安定化フォーラム26カ国が参加)の指導に基づいて必死に洗いざらいさらけだそうとしているのだろう。
P.S. 「超短期>超長期>中期」について
ドル円は3日連続で朝のこの時間は106円絡みのところにいる。ただ日々結構上下している。為替相場の典型的な動きであろう。高値と安値の幅は総じて大きくないが同じところを行ったり来たりする。変動狙いはこの性質を利用してこまめに出来れば思い込まずに売買を頻繁に繰り返すのがいいだろう。ただし集中力が必要だ。
その対極として長期の持ちっぱなしのポジションがあるが、これは金利差の問題があるので高金利を売り持ちし続けることは難しい。高金利買いはスワップ金利差がとれるので多くの方に人気があるが、持つなら極端に言えば半永久的に持っていただきたい。私はFXを含めて外債などの高金利商品を保有しているが、5年、10年と保有していると為替差損益など金利差益から見ればたいしたことはないということがわかる。
変動狙いは出来るだけ短期で頻繁に売買し、金利差狙いは半永久的に持つというのが私のやり方だ。もちろん2,3ヶ月の中期ポジションも儲けることが出来るが、自分の経験や他のディーラーを見ていても超短期変動の積み重ねや超長期スワップの手法と比べれば効率的でないように思う。
超短期>超長期>中期が収益効率の順だと思うが超短期は集中力体力、超長期は時間が対価である。中期は思い込み過ぎないことが重要で利食いのチャンスを見逃さないことだろう。損小利大などという言葉でつられてポジションを引き摺りすぎないことだろう。 もちろん変動狙いとスワップ狙いは区別したい。またポジションを持つ前に運用期間、収益目標、損切りポイントは決めて置いて淡々と実行したい。
(写真=山手ウォームアップ散歩その5、さらに海へ向かう①元町公園前②外人墓地③ゲーテ座)
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コメント
野村先生、こんにちは。
今朝の「外為マーケットビュー」拝見しました。
その中に、昨日私が質問させていただいた回答が含まれていましたね。
有り難うございます。、
先を読んで判断し実行するのは、素人にとりましては大変難しいですが、先生のブログを参考に、希望を持ってFXに取り組みたいと思います。
画面で見ると、先生の本棚は資料で溢れて少し乱れてますね。
そういった大らかさが良いですね。
細々と片付けてる人より好感が持てます。
今後のご活躍も期待しています。
投稿: pinonoir | 2008年7月 2日 (水) 午前 11時18分
お昼にメールをしたものです。
今、決済を終えました。
利益は少なかったものの、その後所持していた通貨が上昇して損失が無くなりホッとしています。
野村先生の助言が無ければ、損失が増えないうちにと30万円余りを損切りするところでした。
待って良かったです!
投稿: pinonoir | 2008年7月 2日 (水) 午後 06時25分
Pinonoirさま
ご苦労様でした。いい結果が出て良かったですね。Pino様のご質問を参考に為替取引で気づいたことを本日のID為替リポートでとりとめもなくまとめました。
出来るだけ楽しんで為替取引をやっていきたいと思っています。
ID
投稿: id | 2008年7月 3日 (木) 午前 08時48分