景気後退も下駄の雪の精神
7月31日(木)「景気後退宣言も米国に先んじてはいけない」本日は衛星TV211マネーウオッチに出演致します
月末だが明日も営業日というやや興ざめの日。
確かに108円以上は輸出のドル売りがあるようだが買いも引かない。ドル売り圧力を示す上ヒゲも出ていない。米国投機筋の買いというが投機筋は臆病ですぐに撤退するので買いは投機筋ばかりではないだろう。やはり通常7月に出る日本の個人の外貨投資の円売りと、貿易黒字の減少によるドル売りの減少によるものだろう。
今日は米国サブプライム問題発覚以前から減少を続ける日本の6月住宅着工の発表がある。現在11ヶ月連続減少中。改正建築基準法の影響は薄れつつも原油高、資材価格の高騰、住宅ローン金利上昇で着工数が伸び悩んでいる。不動産業の倒産も増加している。政府は8月の月例経済報告で景気判断を2か月ぶりに下方修正するようだ(読売新聞)。企業の生産活動が勢いを失っているほか、雇用や輸出など、最近公表されたほとんどの経済指標が悪化しているためだ。面白いのは、政府内には「世界経済の変調のきっかけを作った米国よりも先に、日本が『景気後退』を認定するのはおかしい」との声もあるそうだ。何でも米国の下駄の雪(踏まれても踏まれてもついていきます下駄の雪=都都逸=季節外れ)にならないと気がすまないらしい。
ただ日本だけが悪化しているのではなく、ユーロ圏、英国、豪、NZも弱い。減速は大きな材料にならない。その中で昨年から早めに売り込まれたドルと南アランドがやや回復している。為替相場は行ったり来たり。超短期のデイトレが為替相場にはよく似合う。その時間がない人は半永久的な金利差狙いがいいだろう。中期ポジションはそれらより効率が悪い。
その他今日は注目の米国2QGDPがあり、豪は小売売上、貿易収支、米国は昨日はADP雇用者数が改善したが今日は失業保険で明日の雇用統計を占う。奮闘するポールソン財務長官の講演もある。
(写真=ぶらっと赤レンガ倉庫の裏へ)
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コメント
はじめまして
いつも勉強させていただいております!
僕は最近為替に関心を持ちはじめたばかりの者でして、取引より先に勉強をしてます。各国のことを学んでます。
僕が関心持ってますのは豪州です。
貿易収支は良かったものの、小売などの指標が悪かったとか。
豪ドルに関心ある理由は、鉄鋼石などの資源が貿易収支を助けていることと 今月から始まった(?)所得税の大幅な減税です。
アナリスト達が利下げ懸念を示していますが だったら今月から何のために減税しているのか訳がわからなくなりました。
それくらい 予想外な悪化なのかもしれませんね
もう少し勉強してから投資デビューです!
投稿: 澄川和宏 | 2008年8月 1日 (金) 午前 12時39分