続FRBも普通の中銀になりたい
5月14日(水)「続FRBも普通の中銀になりたい」本日は外為TVマーケットビュー及びチーファンラマをアップ致します
ドルはほぼ全面高(カナダ、南アランドは強い=起債がらみ)の中、クロス円も全面高のやや珍しいドル高円安株安。
ゆっくりと米国FRBも普通の中銀(5月1日ID為替リポート参照)のようにインフレに悩みだしたようだ。
まるでメジャーリーグの監督インタビューを聞いているかのように次から次へとバーナンキ議長を始め地区連銀総裁が声をあげた。議長は正常化から程遠いとしながらも緊張は緩和していると慎重な見方を示した。
シカゴ、ミネアポリス、クリーブランド、サンフランシスコ、ダラス、カンザスシティーと続いた地区連銀総裁は一様にインフレ懸念を口にした。実質金利がマイナスということもある。もちろん住宅価格の一段の下落などもあり楽観的ではないが、先物市場では既に織り込んでいる年内後半の利上げを示唆した人(SF)もいた。カンザスのホーニング総裁は70、80年代のインフレを起こしてはいけないまでと発言した。利下げと減税効果が出てくるということだ。シカゴのエバンス総裁は為替相場もインフレに影響を与えるとした。ただミネアポリス総裁のようにリセッションは回避できないとするものもいる。それでもベアスターンズの処理は適切だとした。
一方政府側のスティール米財務次官は自画自賛もあるだろうが、金融市場に多くの改善が見られると発言した。多くは年後半から持ち直すという予想だ。ただそれなら年後半まで売って年末の買い戻すというやり方よりも、長期投資家ならもう底なら適当に拾っておけと言う人も出てきているのだろう。それがSWFなどだろう。私も余裕があればNYやハワイの不動産を買いたいが既にユーロ高の恩恵を受けた欧州人に売却済みのようだ。
以上により本日の4月米国CPIは重要だ。予想は+0.3%(コア+0.2%)。その他では日本は昨日のESPフォーキャストでは1QGDPが1.79%、2Qが0.78%の予想(但しデフレターマイナス)。本日は日本は国際収支と企業物価、中国は昨日+22%と驚異的な伸びを示した小売売上に続き今日は鉱工業生産、地震で金融引き締め、元切り上げは一服だろう。最近起債が多い南アも小売売上の発表あり。
東京は昨日同様に仲値ドル需要なく、利下げなどの話が出ない限り即105円以上を買う意欲はない。NYまでに区切りをつけCPIを待ちたい。チャートでは一昨日急激な下降ラインを上抜け3月の上昇ラインに裏からまた近づいてきたようでもある。 ユンケル欧州議会議長、トリシェECB総裁はユーロの最近の少しの下げに少し満足のようだ。4月G-7の思惑通りの展開が続く。
(写真=①②一昨日の台風前、昨日の台風後、海はシケているが明るくなってきた③稲取半島④利島⑤大島)
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コメント
こんにちは
お世話になります。
中国の地震は円に影響してますでしょうか?
株価にも影響してると思いますが、円安とかんけいありますか?
よろしくお願いします。
投稿 chiro | 2008年5月14日 (水) 午後 01時05分